シラバス参照/View Syllabus |
科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/03/19 現在/As of 2020/03/19 |
開講科目名 /Course |
経営研究(経営組織論)/MANAGEMENT(SCIENCE OF ORGANIZATION) |
---|---|
時間割コード /Course Code |
21932 |
開講所属 /Course Offered by |
大学院/ |
ターム・学期 /Term・Semester |
2020年度/2020 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
金5/Fri 5 |
開講区分 /semester offered |
通年/Yearlong |
単位数 /Credits |
4.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
高松 和幸 |
科目区分 /Course Group |
大学院科目 講義科目 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
高松 和幸 | 経営学科/MANAGEMENT |
授業の目的・内容 /Course Objectives |
経営組織論は、組織の歴史とともに、発展した性格のものであり、その歴史は古い。そのいくつかのトピックについては、学界・実業界ともに、かなりの普及もみられるし、それらに関する著書も豊富です。それら多くの書籍を参照し、ここでは現段階での経営組織論で扱われている内容に偏りがないように試みます。標準的議論を一応網羅できるように、学習最終目的をVSMとしました。学習に役立つように、読むだけで満足しがちな傾向を、より深く理解できるように考察できる機会を増やしました。 営利・非営利組織の事業・活動の多様性は、その運営の多様性を意味します。演習では非営利組織運動・活動・運営について取り上げます。 |
||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
授業の形式・方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
VSMの理論的な背景と応用について学習する。 | ||||||||||
事前・事後学修の内容 /Before After Study |
事前学修:経営組織論の基礎的な体系および知識の学修 事後学修:様々な組織で応用力発揮と共により科学的な知見に即した知識の学修 |
||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
|
||||||||||
テキスト2 /Textbooks2 |
|
||||||||||
テキスト3 /Textbooks3 |
|
||||||||||
参考文献等1 /References1 |
|
||||||||||
参考文献等2 /References2 |
|
||||||||||
参考文献等3 /References3 |
|
||||||||||
評価方法 /Evaluation |
課題への取り組み姿勢と成果50% レポート50% | ||||||||||
備考 /Notes |
テキスト・参考文献: 拙著『NPOマネジメント』 拙著『経営組織論の展開』 拙著『マッチングギフトとコミュニティの形成過程』 拙著『市民社会とレジリエンス』 |
||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
経営学についての修士レベルの知識を修得し,経営に関連する諸問題を分析できるようにする. |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前・事後学修の内容 /Before After Study |
---|---|---|---|
1 | 伝統的組織論 | 科学的管理法、管理原則論 | |
2 | 伝統的組織論 | 官僚制組織、人間関係論(人的資源管理) | |
3 | 近代組織論 | 近代組織論の特質、組織論の性格、特徴 | |
4 | 近代組織論 | 行動科学の特徴、組織行動論 | |
5 | 地域の実態、コミュニティやNPOの概要 | 地域やNPOの多様性と現状、コミュニティとしての担い手の知識,ボランティアの在り方や社会貢献,協力など | |
6 | 意思決定と組織 | 組織論における人間観、意思決定の分類 | |
7 | 組織のコンティンジェンシー理論 | 個人、集団、組織レベルでのコンティンジェンシー、ネオ・コンティンジェンシー理論 | |
8 | コンティンジェンシー理論 | 意義、特徴、構造 | |
9 | 組織のコンフリクト理論 | コンフリクトの意義、分類、組織的コンフリクト、組織間コンフリクト、コンフリクトに対する適応行動 | |
10 | 目的と責任 | 目的の定義、調査・分析と目標の定義、社会的責任(法的責任と情報公開、アカウンタビリティー、ガバナンス)など | |
11 | システム論的組織論 | システム概念、オープンシステムとしての組織、有機的システムとしての組織、生存可能としての組織 | |
12 | 経営組織モデルの発展段階 | ライン組織、ファンクショナル組織、ライン・スタッフ組織、 | |
13 | 計画立案 | 計画の基本要素、戦略、日常的な計画と検証など | |
14 | 経営組織モデルの発展過程 | 職能部門制組織、事業部制組織、マトリックス組織、カンパニー組織 | |
15 | 組織における最適構造 | 全体最適、部分最適、組織類型 | |
16 | 組織とモチベーション理論 | モチベーション理論の展開、権威主義的なシステム、参加的システム、マグレガーのモチベーション論、マズローのモチベーション論 | |
17 | モチベーション論 | 期待理論、ハーツバーグの理論、その他 | |
18 | 運営体制 | 人事担当業務、理事会の役割など | |
19 | 協働システムとしての組織 | 協働システムの概念、協働システムと個人の関係、協働システムの構造、組織の基本概念、組織の基本的要素 | |
20 | 組織の定義 | 共通の目的、協働的意思、コミュニケーション | |
21 | 資金調達 | 会費と寄付、事業収益、助成・補助、受託(委託)、融資など | |
22 | 組織の基本原理 | 組織効率、組織能率 | |
23 | 組織均衡論 | 組織存続の理論、均衡の中心的命題 | |
24 | 組織均衡 | 組織の対外的均衡、対内的均衡、モデル例 | |
25 | 広報活動 | 対外広報(ニュースレター)、対内広報など | |
26 | 事業、組織、人材の評価 | 事業評価、組織評価など | |
27 | 内部組織の経済 | 組織価値の測定、内部組織と取引コスト | |
28 | 生存可能システムとしての組織 | 生存可能の概念、再帰理論とサブシステム、システムの再帰性、多様性の生成と保存 |