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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/03/19 現在/As of 2020/03/19

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
経済政策研究(都市経済学)/ECONOMIC POLICY(URBAN ECONOMICS)
時間割コード
/Course Code
21921
開講所属
/Course Offered by
大学院/
ターム・学期
/Term・Semester
2020年度/2020 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
月5/Mon 5
開講区分
/semester offered
通年/Yearlong
単位数
/Credits
4.0
主担当教員
/Main Instructor
倉橋 透
科目区分
/Course Group
大学院科目 講義科目

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
倉橋 透 経済学科/ECONOMICS
授業の目的・内容
/Course Objectives
1990年前後の我が国の不動産バブル、2000年代のアメリカのバブルをはじめ、これまでもバブルが次々に発生しては破裂し、各国経済や世界経済に深刻な影響を及ぼしてきた。こうしたバブルはなぜ発生・崩壊し、景気にどのような影響を与えるのか、多面的に考察する。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
文献の購読に加え、受講者がテーマを設定して発表を行う。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
事前には、テキストの指定された範囲を熟読し事後にはノートを熟読し、十分理解しておくこと。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
不動産バブルと景気
著者
/Author name
井出多加子・倉橋透
出版社
/Publisher
日本評論社
ISBN
/ISBN
2011
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
サブプライム問題の正しい考え方
著者
/Author name
倉橋透、小林正宏
出版社/URL
/Publisher
中央公論新社
ISBN
/ISBN
978-4121019417
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
レポート100%。
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
経済政策についての修士レベルの知識を修得し,経済政策に関連する諸問題を分析できるようにする.

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 講義概要 講義の目的、方法等について述べる。
2 不動産バブルの事例:日本 1990年前後の我が国の不動産バブルと崩壊について概説する。
3 不動産バブル等の事例:スペイン、アイルランド 2000年代のスペインの不動産バブルと崩壊、アイルランドの不動産ブームについて概説する。
4 不動産バブル等の事例:イギリスの事例 イギリスの住宅金融と2000年代の不動産ブームについて概説する。
5 アメリカの住宅金融と2000年代のアメリカの不動産バブル1 サブプライムローンとは何か概説する。
6 アメリカの住宅金融と2000年代のアメリカの不動産バブル2 住宅金融の証券化について概説する。
7 アメリカの住宅金融と2000年代のアメリカの不動産バブル3 金余りを受けた2000年代のアメリカの不動産バブルと崩壊について
8 日本の不動産市場関連データ1 公示地価、都道府県地価調査の価格、国土交通省の価格指数等について概説する。
9 日本の不動産市場関連データ2 固定資産評価額、路線価等について概説する。
10 地代の決まり方1 土地サービスの需要曲線を導出する。
11 地代の決まり方2 留保需要を考えた、土地サービスの供給曲線を導出し、理論的な均衡値を示す。
12 理論地価の導出 地代から、理論地価を導出する。あわせて現実とは異なることを示す。
13 地価と不動産取引量の短期的な動き 短期的な、不動産市場の動き方について概説する。
14 日本及びアメリカの不動産市場の短期的な動きの観察、政策的示唆 実際のデータに基づく観察、また政策的には何が言えるか
15 不動産バブルにおける金融の影響1 日本の不動産バブルについて再論しつつ、金融の影響について理論的に検討する。
16 不動産バブルにおける金融の影響2 ファイナンシャル・アクセルレーターについて検討する。
17 人口と所得から見る理論的な地価 人口と所得から、理論的な地価をみる考え方、特に生産年齢人口の比率について
18 人口構成と地価の動向 各国データに基づいて実証的に検討する。
19 長期的な検討:土地総額とGDP1 各国データの検討
20 長期的な検討:土地総額とGDP2 都道府県データの検討
21 不動産バブルの影響1 資源配分への影響
22 不動産バブルの影響1 資産や所得分配への影響
23 不動産バブルの影響3 景気変動への影響
24 不動産バブルは予測可能か early warning indicators
25 不動産バブル対策の是非1 不動産保有税
26 不動産バブル対策の是非2 不動産譲渡税
27 不動産バブル対策の是非3 プルーデンス政策
28 演習 受講者からの発表

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