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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/03/19 現在/As of 2020/03/19

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
民法特殊研究/ADVANCED SEMINAR ON CIVIL LAW
時間割コード
/Course Code
05887
開講所属
/Course Offered by
大学院/
ターム・学期
/Term・Semester
2020年度/2020 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
火2/Tue 2
開講区分
/semester offered
通年/Yearlong
単位数
/Credits
4.0
主担当教員
/Main Instructor
小野 秀誠
科目区分
/Course Group
大学院科目 研究指導科目

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
小野 秀誠 法律学科/LAW
授業の目的・内容
/Course Objectives
ドイツ民法第2草案の講読を通じて、民法の比較法的知識の習得をする。ドイツ民法典は、わが民法の制定の際のモデルの1つであり、草案やその速記録には、ドイツ民法典制定後の種々の問題がすでに提起され、わが民法の解釈にも有用な素材となっている。草案と速記録の講読によって、解釈論の基礎的な問題を解明することとしたい。さらには、第1草案や1990年代の債務法現代化法と比較することによって、解釈論の展開を明らかにする。第2草案は、わが民法の起草者によっても立法の参考とされている。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
受講生の予習してきたことに基づき、議論し、問題点と解決を探る。ゼミナール形式で行うので、毎回、報告と発言が必要である。日本法との異同にも注意した検討を必要とする。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
毎回、教材を予習、翻訳し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
Protokolle der Kommission für die zweite Lesung des Entwurfs des Bürgerlichen Gesedtzbuchs
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
1897
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
ドイツ法学と法実務家
著者
/Author name
小野秀誠
出版社
/Publisher
信山社
ISBN
/ISBN
978479722766
その他(任意)
/other
2017年
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
毎回の報告および授業の際の応答による。5割ずつを目安とする。
備考
/Notes
テキスト・参考文献:Protokolle der Kommission für die zweite Lesung des Entwurfs des Bürgerlichen Gesedtzbuchs, 1897.
到達目標
/Learning Goal
民法の分野における特定の研究課題について、学術的見地から精緻な分析・整理を行い、当該内容に関連して学術的に高度な議論を自立的かつ体系的に展開できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 テキストの翻訳と検討
Vorwort1
ドイツ民法の概観 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
2 Vorwort2 制定前史 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
3 Vorwort3 法律家 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
4 Vorwort4 制定過程 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
5 Vorwort5 制定の影響 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
6 Allgemeiner Teilの条文1 権利の主体 自然人 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
7 Allgemeiner Teilの条文2 法人 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
8 Allgemeiner Teilの条文3 法律行為 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
9 Allgemeiner Teilの条文4 事実的契約関係 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
10 Allgemeiner Teilの条文5 錯誤 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
11 Allgemeiner Teilの条文6 詐欺 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
12 Allgemeiner Teilの条文7 強迫 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
13 Allgemeiner Teilの条文8 条件、期限 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
14 Allgemeiner Teilの条文9 無効、取消 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
15 Allgemeiner Teilの条文10 時効 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
16 Schuldrechtの条文1 信義則 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
17 Schuldrechtの条文2 事情変更の原則 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
18 Schuldrechtの条文3 種類債権 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
19 Schuldrechtの条文4 金銭債権 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
20 Schuldrechtの条文5 履行補助者 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
21 Schuldrechtの条文6 損害賠償 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
22 Schuldrechtの条文7 履行不能 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
23 Schuldrechtの条文8 不能と遅滞 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
24 Schuldrechtの条文9 多数当事者 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
25 Schuldrechtの条文10 連帯債務 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
26 Schuldrechtの条文11 債権譲渡 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
27 Schuldrechtの条文12 不当利得の類型論 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
28 Schuldrechtの条文13 不法行為の特質 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。

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