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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/03/19 現在/As of 2020/03/19 |
開講科目名 /Course |
刑事政策演習/SEMINAR ON CRIMINAL POLICY |
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時間割コード /Course Code |
05876 |
開講所属 /Course Offered by |
大学院/ |
ターム・学期 /Term・Semester |
2020年度/2020 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
火3/Tue 3 |
開講区分 /semester offered |
通年/Yearlong |
単位数 /Credits |
4.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
安部 哲夫 |
科目区分 /Course Group |
大学院科目 演習科目 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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安部 哲夫 | 法律学科/LAW |
授業の目的・内容 /Course Objectives |
本演習のテーマを「少年犯罪と少年司法」とする。 近年、少年犯罪は減少の一途をたどっているが、問題が解決されたわけではない。依然として少年犯罪を生み出す原因や背景は存在している。子どもの育ちに大きくかかわる親の在り方や教育環境、さらには社会的環境にも解決すべき課題が残されたままである。この授業では、少年が事件を引き起こした場合、どのような機関(福祉・警察・司法)がどのように関与し、子の成長発達にとって最善の解決をはかるのかを認識し、課題を検討する。また少年事件の専門機関として家庭裁判所に何が期待されているのか、あらためて考えてみたい。あわせて、諸外国の少年法制を参考に、少年法の改正問題についても研究の対象とする。さらに少年を大人の身勝手な行為から守るために、大人の行動を規制する法制についても検討していきたい。 |
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授業の形式・方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
少年犯罪と少年司法をめぐる近時の動きを整理したうえで、受講者の個別報告を受けながら議論を深める方式で授業をすすめたい。 | ||||||||||
事前・事後学修の内容 /Before After Study |
事前学修:授業関連テーマに沿って、指定教材を通読し、論点の整理と質問事項を準備する。 事後学修:授業関連テーマごとに、情報を整理し、各回1000字程度のミニレポートを作成する。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
授業への参加度(ミニレポートの提出を含む) 50%。報告が30%。 2回のレポート(各5000字程度)が20%。 |
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備考 /Notes |
テキスト・参考文献: ・守山 正=後藤弘子(編)『ビギナーズ少年法(第3版』(成文堂、2017年) ・安部哲夫『新版青少年保護法(補訂版)』(尚学社、2014年) ・大村敦志ほか『子ども法』(有斐閣、2015年) |
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到達目標 /Learning Goal |
刑事政策の分野における特定の研究課題に関する日本語及び外国語の学術文献又は関連資料等の内容を精確に理解し、それらを論理的に整理・分析するとともに、当該内容に関連して学術的に高度な議論を展開できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前・事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 少年犯罪の現状 |
統計書を読む1 | |
2 | 少年犯罪の現状 |
統計書を読む2 | |
3 | 少年司法の現在 | 文献研究1 | |
4 | 少年司法の現在 | 文献研究2 | |
5 | 大正少年法と昭和少年法の比較 | 文献研究1 | |
6 | 大正少年法と昭和少年法の比較 | 文献研究2 | |
7 | 少年法の改正 | 文献研究1 | |
8 | 少年法の改正 | 文献研究2 | |
9 | 家庭裁判所の役割 | 文献研究1 | |
10 | 家庭裁判所の役割 | 文献研究2 | |
11 | 少年事件における家裁調査官の仕事 | 文献研究1 | |
12 | 少年事件における家裁調査官の仕事 | 文献研究2 | |
13 | 児童相談所の役割と児童福祉司 | 文献研究1 | |
14 | 児童相談所の役割と児童福祉司 | 文献研究2 | |
15 | 児童自立支援施設の役割 | 文献研究1 | |
16 | 児童自立支援施設の役割 | 文献研究2 | |
17 | 少年鑑別所の役割 | 文献研究1 | |
18 | 少年鑑別所の役割 | 文献研究2 | |
19 | 少年院の役割と法務教官 | 文献研究1 | |
20 | 少年院の役割と法務教官 | 文献研究2 | |
21 | 少年刑務所と保護観察所 | 文献研究1 | |
22 | 少年刑務所と保護観察所 | 文献研究2 | |
23 | 家庭における児童虐待と親権 | 文献研究1 | |
24 | 家庭における児童虐待と親権 | 文献研究2 | |
25 | 学校における体罰といじめ | 文献研究1 | |
26 | 学校における体罰といじめ | 文献研究2 | |
27 | 子どもをとりまく社会環境 | 文献研究1 | |
28 | 子どもをとりまく社会環境 | 文献研究2 |