シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/03/19 現在/As of 2020/03/19

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
ドイツ語学演習/SEMINAR IN GERMAN LINGUISTICS
時間割コード
/Course Code
05662
開講所属
/Course Offered by
大学院/
ターム・学期
/Term・Semester
2020年度/2020 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
金3/Fri 3
開講区分
/semester offered
通年/Yearlong
単位数
/Credits
4.0
主担当教員
/Main Instructor
柿沼 義孝
科目区分
/Course Group
大学院科目 専攻科目

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
柿沼 義孝 ドイツ語学科/GERMAN
授業の目的・内容
/Course Objectives
ドイツ語意味論の通時的、共時的な側面について、これまでの流れを踏まえつつ、具体的なドイツ語・日本語の記述を使って、辞書編纂学的・意味論的な諸問題を考える。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
授業は演習形式で行うことを前提とするが、履修者の希望を勘案し、状況に応じて対応する。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
意味論の基本的概念について、毎回の予備考察をし、授業ごとに問題点を整理・展望する。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
Lexikologie und Lexikographie
著者
/Author name
Michael Schlaefer
出版社
/Publisher
Berlin
ISBN
/ISBN
2002
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
課題研究の充実度60%、発表の完成度30%,アクティブな研究姿勢10%。
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
自分の研究に関連する文献を理解し、修士論文のテーマを決定し、執筆できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 Einführung Lexikologie 語彙とは何かを考える。 これまでの文法において、語彙がどのような位置に置かれていたかを吟味する。
2 Einführung Lexikologie 語彙論の理論と実践について 日本語で語彙の問題がどのようになされてきたかを検証・報告。
3 Einführung Lexikologie 語彙論の言語学的位置づけについて。 言語学の中で語彙というものがどのように扱われてきたかを考える。
4 Einführung Lexikologie 語彙論の現況を捉えなおす。 これまでの語彙論について調査し、検証する。
5 Aufbau der Wörter 語彙の構造がどのようになっているかを捉える。 日本語の語彙構造を確認し、その概要を把握する。
6 Aufbau der Wörter ドイツ語の語彙構造について、その形態を明らかにする。 これまでの様々な語彙論を比較検討し、日本語と比較する。
7 Aufbau der Wörter 日本語の語彙構造について、その形態を明らかにする。 日本語とドイツ語の語彙構造を比較対象し、まとめる。
8 Wörter im Lexikon 辞書の中で、日本語の語彙がどのように説明されているかを確認する。 日本語の辞書を調査し、その記述の状況を概観する。
9 Wörter im Lexikon 辞書の中でドイツ語の語彙がどのように説明されているかを確認する。 ドイツ語の辞書の中で、記述の在り方を検討する。
10 Beziehung der Wörter 語彙の様々な関連性について、日本語の状況を調査する。 日本語の辞書にあたり、その記載事項を吟味する。
11 Beziehung der Wörter 語彙の様々な関連性について、ドイツ語の状況を調査する。 ドイツ語辞典(独独)にあたり、その記載事項を確認する。
12 Historische Entwicklung der Lexikolpgie 辞書記載事項の変遷について、各種独独辞書にあたり検証する。 できだけ多くの独独辞典にあたり、確認する。
13 Historische Entwicklung der Lexikologie 日本語の独和辞書について、各種独和辞書にあたり検証する。 できだけ多くの日独辞書にあたり、確認する。
14 Historische Entwicklung der Lexikologie 語彙論の歴史を振り返り、日本語との相違を認識する。 独日の相違を考えつつ、根本的相違は何かと考える。
15 Etymologie 語源学とは何かを考える。 語源学一般に考えをめぐらし、外国語学習に特化した新たな語彙学習へつなげるシステムの開発。
16 Etymologie ドイツ語と日本語の語源学とは? 日独の語源学を比較して、何が異なるかを検証する。
17 Wortgeschichte 語の歴史(日本語)を辿る。 日本語の「語」の意味研究の歴史を探る。
18 Wortgeschichte 語の歴史(ドイツ語)を辿る。 ドイツ語の「語」の意味研究の歴史を探る。
19 Wortgeschichte 日独の語の歴史について「語」「フレイズ」などを中心として検証する。 日独の言語状況について考える。
20 Lexikographie 辞書編纂学とは何かを様々な視点から検証する。 辞書編纂について知っていることをまとめ、報告をする。(映画『舟を編む』など))
21 Lexikographie 辞書編纂学でわかることを具体的事例を通して検証する。 日本語とドイツ語の例を以て、語彙の意味の説明の仕方の違いを説明する。

22 Lexikographie 日独の辞書編纂の違いとその理由について考える。 日独の辞書編纂について資料に則り検証する。
23 Wörterbücher 辞書における表記の仕方について検証する。 日独の辞書を比較検討する。
24 Wörterbücher 日独の表記の仕方の相違について検証する。 日独の辞書の表記の相違について比較検討する。
25 Wörterbuchbenutzung 辞書というものの定義について、これまでの辞書論を検討する。 これまで辞書というものが、どのような形で有り得たか、を考える。
26 Wörterbuchbenutzung さまざまな辞書について、それぞれの特徴を把握する。 いろいろな辞書ある中で、どのような事柄を、どのように引くか、を検討する。
27 Wörterbuchbenutzung 辞書の歴史とその利用法について検討する。 辞書の歴史は、言葉との取り組みの歴史。その利用法を検討する。
28 Wörterbuchgeschichte 「AIと辞書」、「外国語教育」について、その歴史を批判的にまとめる。 「AIと辞書」、「外国語教育」について文献を調査し、自分の意見をまとめる。

科目一覧へ戻る/Return to the Course List