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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/03/19 現在/As of 2020/03/19 |
開講科目名 /Course |
刑法特殊講義Ⅰ/CRIMINAL LAW I |
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時間割コード /Course Code |
05646 |
開講所属 /Course Offered by |
大学院/ |
ターム・学期 /Term・Semester |
2020年度/2020 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
水2/Wed 2 |
開講区分 /semester offered |
通年/Yearlong |
単位数 /Credits |
4.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
中空 壽雅 |
科目区分 /Course Group |
大学院科目 講義科目 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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中空 壽雅 | 総合政策学科/POLICY STUDIES |
授業の目的・内容 /Course Objectives |
刑法総論の重要問題について、結果無価値論と行為無価値論の対立軸を意識しながら議論の背景やその基礎にある問題点を解明し、学説対立の理論的意味の理解の徹底を図る。理解の深化を図るための質疑応答を契機とした自由な討論によって各問題の解明を目指す。 受講者には報告を義務づける。報告をもとに議論する形で理解を深化をはかるので、あらかじめ教科書の指定場所を参加者全員が十分に検討して講義に望むこと。 |
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授業の形式・方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
指定したテキストの内容について,質疑応答をしながら内容の確認をすることとする。毎回の授業はテキストの指定の箇所に目を通すとともに,学説状況については刑法総論の教科書で確認して授業に臨むことが必要である。 | ||||||||||
事前・事後学修の内容 /Before After Study |
教科書の該当箇所をあらかじめ読んだ上で講義に参加すること。講義後に講義を踏まえた上で教科書の該当箇所を再読し理解を深めること。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
年度末のレポート(50%)と報告・議論(50%)とで評価する。 | ||||||||||
備考 /Notes |
参考文献 必要に応じて紹介する。 |
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到達目標 /Learning Goal |
刑法の分野における特定の課題に関する日本語及び外国語の学術文献又は関連資料等に基づく講義を通じて専門的な学識を獲得し、それを学術的な議論や論文執筆の場で活用できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前・事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | (春学期) 因果関係 |
因果関係の機能,条件説の問題点について | |
2 | 因果関係 | 相当因果関係説 危険とその実現説について | |
3 | 不作為犯 | 作為と不作為の区別 真正不作為犯について | |
4 | 不作為犯 | 不真正不作為犯について | |
5 | 違法論総説 | 違法と責任の区別について | |
6 | 違法論総説 | 違法性の本質・違法阻却事由の本質について | |
7 | 正当防衛 | 正当防衛の成立要件 | |
8 | 正当防衛 | 正当防衛の制限について | |
9 | 緊急避難 | 緊急避難の成立要件 | |
10 | 緊急避難 | いわゆるトロッコ問題について | |
11 | 責任論総説 | 責任の本質について | |
12 | 責任論総説 | 違法と責任の区別について | |
13 | 責任能力 | 責任能力の機能,判定方法について | |
14 | 責任能力 | 原因において自由な行為について | |
15 | (秋学期) 故意と事実の錯誤 |
具体的事実の錯誤について | |
16 | 故意と事実の錯誤 | 抽象的事実の錯誤について | |
17 | 違法性の意識と違法性の錯誤 | 違法性の意識と非難可能性について | |
18 | 違法性の意識と違法性の錯誤 | 違法性の錯誤の処理について | |
19 | 過失犯論 | 故意と過失の区別について | |
20 | 過失犯論 | 加湿構造論について | |
21 | 未遂犯総説 | 未遂の処罰根拠について | |
22 | 未遂犯総説 | 実行の着手・不能犯について | |
23 | 中止犯 | 中止未遂の本質・成立要件について | |
24 | 正犯と共犯 | 正犯概念について・間接正犯について | |
25 | 正犯と共犯 | 共同正犯の本質・成立要件について | |
26 | 共犯の処罰根拠 | 共犯の処罰根拠論の意義と射程 | |
27 | 共犯の処罰根拠 | 共犯の処罰根拠についての学説状況 | |
28 | 共犯の諸問題 | 教唆と幇助について |