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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
現代社会1(家族と法)/MODERN SOCIETY1(FAMILY AND LAW)
開講所属
/Course Offered by
大学全カリ総合科目/
ターム・学期
/Term・Semester
2020年度/2020 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
木2/Thu 2
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
齋藤 哲

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
齋藤 哲 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES
授業の目的・内容
/Course Objectives
この授業は、世間で話題になっている家族と法にまつわる様々な件や全く話題になっていない件に対して、ちょっとだけ首を突っ込んだり、突っ込まなかったり、深入りしたりする授業です。
平成30年7月6日,民法及び家事事件手続法の一部を改正する法律(平成30年法律第72号)が成立しました(同年7月13日公布)。民法のうち相続法の分野については,昭和55年以来,実質的に大きな見直しはされてきませんでしたが,高齢化社会を見据えていくつかの改正が行われ、令和2年4月からすべての改正条項が施行されます。また、1876(明治9)年の太政官布告で成人年齢は20歳とされていましたが、140年ぶりに改正民法ではこれを18歳に引き下げ、2022年4月1日に施行され、親族法制にも影響をもたらします。本講では、これら法改正の内容や新たな動向も踏まえながら、昨今の社会記事なども教材に取り入れて授業を行います。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
本講義のテーマ・内容はすべて、私たちの日常生活に密接に関わり、誰でもが一度は関わる、避けてとおることのできないものばかりです。授業の形式は講義方式によりますが、単位取得のための受講と考えずに、各テーマに自身をおいて学んでください。板書はしませんが、プロジェクターやプリント等による情報提供やテーマの進行確認を行いながら、授業を進めます。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
事前に教科書を読んで受講することが望ましい。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
家族と法
著者
/Author name
齋藤哲
出版社
/Publisher
信山社
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
六法全書
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
期末試験100% *期末試験の受験資格として10回以上出席していること
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
参考文献:開講時に適宜紹介する。
到達目標
/Learning Goal
現代社会に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民にふさわしい概括的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 開講にあたり   ガイダンスとして本講義の内容、テキスト、参考資料などをお話します。 事前学習としてテキストの購読と事後学習として授業当日配布される資料の検討など。
2 家族法の話 明治憲法下の家族法と新憲法下の家族法の根本的な違いと、最近の裁判例の動向についてお話します。 事前学習としてテキストの購読と事後学習として授業当日配布される資料の検討など。
3 婚姻の話 婚姻制度の歴史と、現行法における婚姻の成立と効果についてお話します。 事前学習としてテキストの購読と事後学習として授業当日配布される資料の検討など。
4 婚姻解消の実体法の話 配偶者の死亡と離婚の二つが婚姻の解消にあたりますが、それぞれの方式と効果の相違についてお話します。 事前学習としてテキストの購読と事後学習として授業当日配布される資料の検討など。
5 婚姻解消の手続法 婚姻解消の一つである離婚について、その手続面を中心にお話します。 事前学習としてテキストの購読と事後学習として授業当日配布される資料の検討など。
6 親子の話   親子法制、認知制度、無戸籍者についてお話します。 事前学習としてテキストの購読と事後学習として授業当日配布される資料の検討など。
7 養子の話 普通養子縁組の成立、取消、効果並びに特別養子縁組と藁の上からの養子についてお話します。 事前学習としてテキストの購読と事後学習として授業当日配布される資料の検討など。
8 親権の話  親権、親権者の変更、親権の喪失・親権停止、そして子の不法行為と親権者の責任についてお話します。 事前学習としてテキストの購読と事後学習として授業当日配布される資料の検討など。
9 後見の話 未成年後見制度及び成年後見制度並びに行政による支援制度についてお話します。 事前学習としてテキストの購読と事後学習として授業当日配布される資料の検討など。
10 相続総論の話 相続人は誰か、遺産の範囲は何か、また、相続財産の管理と処分についてお話します。 事前学習としてテキストの購読と事後学習として授業当日配布される資料の検討など。
11 遺産分割の話 遺産分割の具体的な方法についてお話します。 事前学習としてテキストの購読と事後学習として授業当日配布される資料の検討など。
12 遺言の話 遺言の意義、方式、効果、執行、遺留分などを中心にお話します。 事前学習としてテキストの購読と事後学習として授業当日配布される資料の検討など。
13 DV・ストーカー防止法の話 いわゆるDV法やストーカー規制法は民法典に定められているものではありませんが、親族法の問題に密接に関わるものであり、かかる法制の経緯や内容について説明します。 事前学習としてテキストの購読と事後学習として授業当日配布される資料の検討など。
14 まとめ 総括として、簡単なおさらいを兼ねながら期末試験の概要や注意事項についてお話します。 事後学習として期末試験を踏まえたこれまでの授業内容の整理。

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