基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Course	現代社会１(地理学概説Ⅰ)／MODERN SOCIETY1(INTRODUCTION TO GEOGRAPHY I)
開講所属 ／Course Offered by	大学全カリ総合科目／
ターム・学期 ／Term・Semester	2020年度／2020 Academic Year　　春学期／SPRING SEMESTER
曜限 ／Day, Period	火1／Tue 1
開講区分 ／semester offered	春学期／Spring
単位数 ／Credits	2.0
学年 ／Year	1,2,3,4
主担当教員 ／Main Instructor	秋本　弘章

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
秋本　弘章	経済学科／ECONOMICS

授業の目的・内容 ／Course Objectives	自然環境と人間のかかわりについて、地理学的観点から具体的な事例をもとに考察する。あわせて、中等教育諸学校で、地理の授業を行う際に必要とされる基本的な自然環境の見方を身につける。 本講義では、身近な地域の環境を自然地理学の観点から分析する基礎として、まず地形図の利用法を扱う。その後、関東地方を例に自然地理的な特色とその基盤の上に立った人々の生活について説明する。
授業の形式・方法と履修上の注意 ／Teaching method and Attention the course	★中学校「社会」、高等学校「地理歴史」教員免許取得のための講義である。免許課程登録者以外の履修は不可。 【重要】本年度は遠隔授業となる。授業資料がPorTaⅡに掲載されます。そこに出ている課題を行い、提出してもらいます。質問等は原則として授業時間にメールで受けつけます。環境が整えばリアルタイム配信で行います。
事前・事後学修の内容 ／Before After Study	事前学習：高等学校までの地理の内容の修得しておく。 ★高等学校等において「地理」を履修していないものは、文部科学省検定済教科書（地理Bおよび地図帳）を購入し、自習しておくこと。（授業時には必要に応じて持参する）。 事後学習：授業で取り上げた以外の地域についての学習を通じて深化を図る。
テキスト1 ／Textbooks1	書籍名 ／Title 中学校学習指導要領　社会編 著者 ／Author name 文部科学省 出版社 ／Publisher 東洋館出版 ISBN ／ISBN 9784491034713 その他（任意） ／other
テキスト2 ／Textbooks2	書籍名 ／Title 高等学校学習指導要領　地理歴史編 著者 ／Author name 文部科学省 出版社 ／Publisher 東洋館出版 ISBN ／ISBN 9784491036410 その他（任意） ／other
テキスト3 ／Textbooks3	書籍名 ／Title 著者 ／Author name 出版社 ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
参考文献等1 ／References1	書籍名/ｻｲﾄ名 ／Title 東京の自然史 著者 ／Author name 貝塚爽平 出版社/URL ／Publisher 講談社 ISBN ／ISBN 978-4-06-292082-7 その他（任意） ／other
参考文献等2 ／References2	書籍名/ｻｲﾄ名 ／Title 大学テキスト 地図読解入門 追補版 著者 ／Author name 籠瀬良明　卜部勝彦 出版社/URL ／Publisher 古今書院 ISBN ／ISBN 978-4772252980 その他（任意） ／other
参考文献等3 ／References3	書籍名/ｻｲﾄ名 ／Title 風景のなかの自然地理　改訂版 著者 ／Author name 杉谷　隆 　平井　幸弘 　松本　淳 出版社/URL ／Publisher 古今書院 ISBN ／ISBN 978-4772270175 その他（任意） ／other
評価方法 ／Evaluation	定期考査（7割）および課題（3割）を総合的に評価する
関連科目 ／Related Subjects	地理学概説Ⅱおよび地誌学概説Ⅰ、地誌学概説Ⅱ 中学校社会、および高等学校地理歴史の免許取得のためには4科目すべての習得が必要である。
備考 ／Notes
到達目標 ／Learning Goal	現代社会に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民にふさわしい概括的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。

回 ／Time	授業計画（主題の設定） ／Class schedule	授業の内容 ／Contents of class	事前・事後学修の内容 ／Before After Study
1	オリエンテーション（講義の概要） 地理学とは	授業計画の説明 地理学とはどのような学問か
2	地形図利用の基礎(1)　地図とは何か	地形図の重要性 地形図学習の意義
3	地形図利用の基礎(2)　地形図について	地形図の歴史、表現法など地形図に関する基本を学ぶ。地理院地図を使ってみる。
4	地形図利用の基礎(3)　地理院地図での作業	地理院地図の基礎的作業（土地利用図の作成、読図）
5	地形図利用の基礎(4)　旧版地形図等から地域の歴史を探る。	旧版地形図等の利用。
6	東京・関東の地形的特色(1)山の手と下町	台地の成り立ち、地形的特色、土地利用と歴史
7	東京・関東の地形的特色(2)台地の形成と関東ローム層	低地の成り立ち、地形的特色、土地利用と歴史、0m地帯
8	東京・関東の地形的特色(3)台地の特質と人々の暮らし	東京湾の意義、東京湾の環境、埋立地の利用と歴史
9	東京・関東の地形的特色(4)下町低地の景観的特徴と形成	関東山地の成り立ち、山地の土地利用
10	東京・関東の地形的特色(5)関東低地の基盤と開発	気候システムと気候のスケール、観測とデータ、気候と景観
11	東京・関東の気候的特色(1)気候のシステムと気候のスケール、	気候システムと気候のスケール、気候の観測、気候と景観、関東地方の気候の特色
12	東京・関東の気候的特色(2)都市気候	都市気候の特徴と要因
13	東京・関東の自然災害と防災(1) 外水氾濫と内水氾濫★実施しません	本授業の内容は第10回で扱うものとるる。外水氾濫－利根川・荒川・鬼怒川等の氾濫 内水氾濫－草加・越谷の地形的特賞と災害
14	東京・関東の自然災害と防災(2)　地盤災害 ★実施しません	本事業の内容は第9回で扱うものとする。 地震と災害－関東大震災と東日本大震災