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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
自然・環境・人間1(歴史における科学技術2:日本の近代化と科学技術)/NATURE,ENVIRONMENT AND HUMANITY1(SCIENCE AND TECHNOLOGY IN HISTORY 2: JAPAN'S MODERNIZATION AND S&T)
開講所属
/Course Offered by
大学全カリ総合科目/
ターム・学期
/Term・Semester
2020年度/2020 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
木3/Thu 3
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
内田 正夫

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
内田 正夫 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES
授業の目的・内容
/Course Objectives
私たちは科学技術に取り囲まれた現代社会に生きている。物の生産や消費はもちろん、科学技術は人々の考え方や倫理観にまで大きな影響を与えており、日常生活から将来の政策決定にいたるまで、科学技術に関わる知識や判断力は私たちすべての市民に求められる。そこで、科学技術のありようを歴史から学び、考察する学問分野が科学史・技術史である。
西洋において近代科学が生み出されてきた時代、日本はいわゆる鎖国体制によって西洋近代科学技術から隔絶されてきたが、その間にも蘭学という形でそれを取り入れ、やがて明治維新以後、急速にそれを導入し、消化し、我がものとしてきた。このような歴史は日本の科学技術に特殊な性格を刻印し、さらに戦争の時代と戦後の高度成長を経て、現代に到る科学技術のありようを形成してきた。この過程を振り返ることを通して,現代の科学技術をめぐる諸問題を考える土台としたい。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
授業はZoomを用いたリアルタイム配信の講義形式。毎週(木)の定時にZoomに接続してください。Zoom+PorTaII+manabaのシステムを利用します。各回の講義の概要や関係画像、その他連絡事項をPorTaIIにアップロードしますから、参照してください。
必要な機器はWifi接続できるPC。スマホより画面の大きい方がよい。自分のPCを持ってない人は教務課か教育研究支援センターに相談してください。
講義主体の授業ですが、学生からの質問や意見を歓迎します。講義中にいつでも遮ってください。Zoomの画面左下の「マイク」のミュートを解除して発言できます。また「応答」機能も利用してください。「チャット」機能も使えますが、こちらが気付かない場合もあります。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
授業で参考文献を指示するので、できるだけ幅広く読んでください。なるべく本学図書館所蔵のものを挙げますが、コロナ感染防止のため入館ルールに従って利用してください。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキストなし プリントを配布する
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
『日本近代科学史』
著者
/Author name
村上陽一郎著
出版社/URL
/Publisher
講談社学術文庫
ISBN
/ISBN
2018
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
『日本の近代科学史』
著者
/Author name
杉山滋郎著
出版社/URL
/Publisher
朝倉書店
ISBN
/ISBN
2010
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
『科学の社会史:ルネサンスから20世紀まで』
著者
/Author name
古川安著
出版社/URL
/Publisher
ちくま学芸文庫
ISBN
/ISBN
2018
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
レポート(60%) 詳細は授業時に指示します。提出期限は12月の予定。
平常点(40%) 各回の授業直後にmanabaの「アンケート」を利用した[クイズ]
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
出欠について:病欠の場合、連絡してください。  通信不具合の場合、他の手段を使って連絡をください。eメール:philchymist@gmail.com ;  携帯:080-8741-7495。
到達目標
/Learning Goal
自然、環境、人間に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民にふさわしい概括的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 洋学の時代(1) 日本の伝統技術と伝統的自然観
2 洋学の時代(2) 蘭学の興り
3 洋学の時代 (3) 幕末の洋学
4 明治維新から帝国大学まで(1) 殖産興業と科学技術政策
5 明治維新から帝国大学まで(2) 社会インフラの整備、帝国大学の設立
6 ""自立""から敗戦まで(1) 大正~昭和初期の科学
7 ""自立""から敗戦まで (2) 戦争と科学技術
8 戦後復興と高度成長  (1) 産業と科学の戦後復興
9 戦後復興と高度成長 (2) 技術革新と高度成長
10 現代科学技術の諸問題 (1) 先端科学技術の特性
11 現代科学技術の諸問題 (2) 公害・環境問題の歴史①水俣病
12 現代科学技術の諸問題 (3) 公害・環境問題の歴史②地球環境の認識
13 現代科学技術の諸問題 (4) 核エネルギー利用の歴史① 原爆の開発
14 現代科学技術の諸問題 (5) 核エネルギー利用の歴史② 原子力発電 放射線医療

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