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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
ことばと思想2(古典ギリシア語Ⅱa)/LANGUAGE AND THOUGHT2(CLASSIC GREEK II (A))
開講所属
/Course Offered by
大学全カリ総合科目/
ターム・学期
/Term・Semester
2020年度/2020 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
水1/Wed 1
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
堀川 宏

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
堀川 宏 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES
授業の目的・内容
/Course Objectives
 古典ギリシア語で書かれた文章を読みながら基本的な文法事項を復習し、辞書などの使い方を学んでゆく授業です。それとともに古代ギリシャの神話や歴史についても学び、学生のそれぞれが自らの力で古代ギリシャ世界にアクセスする準備を整えます。ギリシア語原文だけでなく、翻訳文献を読んでゆく力も養うことができます。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
 はじめの数回をかけて古典ギリシア語の文法を復習してから、入門的な文章の講読に進みます。講読では、配布されたテクストをあらかじめ読み(読むためのヒントや語彙も用意しますから安心してください)、それをもとにして授業が行なわれます。受講者は初級文法をひととおり学んでいることが望ましいですが、学んでいなくても受講できるように配慮します。
 なお、遠隔授業の実施に伴い、テクストの配布とその解説は PorTa II とメールを介して行います。まずは初回の授業開始時刻(5月27日9:00)に必要な説明を PorTa II の「授業ポートフォリオ」にアップしますから、その指示に従うようにしてください。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
 事前学習としては、ヒントや語彙集を活用しながら、配布テクストをまず自力で読んでみることが求められます。また授業後はテクストを読み返して、学んだ内容を確認することをお勧めします。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
市販のテキストは使用しません。必要な資料は毎回の授業で配付します。
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
授業中に紹介します。
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
授業への積極的な参加の度合い(60%)と期末試験(40%)により、AA、A、B、Cの4段階で評価します。
関連科目
/Related Subjects
この授業は、秋学期の「ことばと思想2(古典ギリシア語IIb)」に続いてゆきます。よければ合わせて受講してください。なお、より基本的な授業として「ことばと思想2(古典ギリシア語Ia)」「同Ib」があります。
備考
/Notes
学生と相談のうえ、授業進度を変更することがあります。
到達目標
/Learning Goal
ことばと思想に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民としてふさわしい実践的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 イントロダクション 本授業の目的と進め方を確認します。
2 文法の復習(1):名詞 名詞の格変化(第1変化から第3変化まで)を確認します。
3 文法の復習(2):現在形と未来形 動詞の活用(現在形、未来形)を確認します。
4 文法の復習(3):未完了過去とアオリスト 動詞の活用(未完了過去、アオリスト)を確認します。
5 講読(1):アテーナイの創建 アテーナイ(現在のアテネ)の創建についての話を読みます。
6 講読(2):対話型文章の読解 呼格について確認しつつ、神への犠牲をめぐる対話を読みます。
7 講読(3):テーセウスの伝説 完了時制を確認しつつ、アテーナイの国民的英雄の伝説を読みます。
8 講読(4):演説文の読解 名詞句の構成について確認しつつ、将軍による戦勝演説を読みます。
9 講読(5):アテーナイ最後の王 中性名詞について確認しつつ、アテーナイ最後の王コルドスの話を読みます。
10 講読(6):立法者リュクールゴス これまでの復習をしながら、スパルタの伝説的立法者についての話を読みます。
11 講読(7):ギリシア植民地の形成 形容詞の用法を確認しつつ、コルドス後のギリシアについての話を読みます。
12 講読(8):メッセニア戦争 不規則動詞εἰμίの活用を確認しつつ、上記の戦争についての話を読みます。
13 講読(9):ギリシアの僭主たち 引き続きεἰμίの活用を確認しつつ、僭主(tyrant)についての話を読みます。
14 講読(10):ペリアンドロス ギリシア七賢人の一人、ペリアンドロスについての話を読みます。

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