シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
現代社会1(ドイツ地域論)/MODERN SOCIETY1(GERMAN REGIONAL STUDIES)
開講所属
/Course Offered by
大学全カリ総合科目/
ターム・学期
/Term・Semester
2020年度/2020 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
金5/Fri 5
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
伊豆田 俊輔

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
伊豆田 俊輔 ドイツ語学科/GERMAN
授業の目的・内容
/Course Objectives
今年、2020年はドイツが統一されてから30年という節目の年に当たります。それでは、現在のヨーロッパ連合(EU)や「ドイツ連邦共和国」は、どのように形成されたのでしょうか。今ある「ドイツ連邦共和国」という国の仕組み、EUの制度、その課題と危機というものを理解するためには、第二次世界大戦後のヨーロッパの歴史を学ぶ必要があります。本講義「ドイツ語圏とEU(現代社会・ドイツ地域論)」では、学生自身がドイツやヨーロッパに関して問いを発し、考えられるようになることを目指しています。
春学期では、第二次世界大戦の惨禍を確認するところから始め、戦後のヨーロッパ史を、冷戦(ドイツの分断と統合のダイナミズム)と欧州統合史(現在のEU, 欧州連合の歴史)を中心に勉強していきます。地理的には、ヨーロッパ統合のはじまりから現在のEUに至るまで、中心的役割を果たしている「ドイツ」の歴史を中心に学びます。歴史を学ぶことを通じて、世界大戦の後遺症と冷戦への対応、「ドイツ」の「封じ込め」こそが、ヨーロッパ統合のきっかけであり、EUとドイツを現在まで作り上げてきた基本的条件であることを、学生が理解できることを本講義は目的にしています。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
Slackを利用した授業を行います。まずはビジネス用チャットアプリ「Slack」をダウンロードして(スマホでもPCでも可能です)をダウンロードしてください(無料です。簡単です。通信は圧迫しません)。以下のURLから登録できます。
https://join.slack.com/t/eu2020ss/shared_invite/zt-dun8jh9z-CTyHxcAk57hNKifg_3PKPQ
(このリンクは5月30日まで有効、それ以降はizuta@dokkyo.ac.jpまで)
ワークスペース「ドイツ語圏とEU/現代社会(ドイツ地域論).2020SS」を選択し、メールアドレス(任意・もっとも使うもの)、パスワード(任意)、名前(必ずフルネームで)を入力することで完了します。
本講義では、Slack上に、音声付きのパワーポイントファイルを毎週アップロードします。同じ内容の音声付きの動画もアップします(パワーポイントが使えなくても、スマホからそのまま動画として視聴可能)。なお、復習やメモを取る労力を省くため、同時にレジュメ(プリント)も配布します。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
この講義では、動画のなかで、「課題」を提示します。この課題に対して、どんなに短くても良いので、Slack上の「チャンネル」という一種の掲示板に書き込んでください。講義を視聴して考えたこと、質問、異論、未消化にとどまったこと、「もやもや」、などを記述します。次の講義では、そのコメントをほぼすべてパワーポイント(ないし動画のスライド)に載せて、フィードバックすることから始めます。この毎回のコメント(12回分)が全ての評価の基準です!8回以上書くことを最低条件とします。テストはなくなったので注意してくださいね(特に4年生)

常に復習を心がけてください。また授業中に紹介した文献を自発的に読み進めることが好ましいです。毎回、レジュメには関連する文献(論文・書籍、ニュース、WEBサイト)を多数記載しているので、気になるものから随時読み、勉強してください。事後、理解ができるまでには、講義時間の二倍程度(=200分ほど)の学修時間を目安に考えています。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
https://join.slack.com/t/eu2020ss/shared_invite/zt-dun8jh9z-CTyHxcAk57hNKifg_3PKPQ
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
①毎回の課題へのコメント 100%
②テストはないので注意
12回の講義のうち、8回以上コメントを残した人が単位の評価対象
関連科目
/Related Subjects
ドイツ語圏とEU b・ 現代社会1(ヨーロッパ地域論)とは補完関係にあります。できれば両方取ってください。春⇒秋の受講が好ましいが、逆でも構いません。
備考
/Notes
テキスト:教科書は指定しない。
参考文献:参考文献は毎回レジュメに記載する。
到達目標
/Learning Goal
現代社会に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民にふさわしい概括的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 シラバスに基づいた授業ガイダンス、やり方についての詳しい方法もここで説明します。 講義の概要をつかむ。現代のドイツ連邦共和国やEUに関して、何か一つ、問いを立てられるようにする。
※キーワード①「歴」
事後:事前にSlackに登録できなかった人はizuta@dokkyo.ac.jp宛にメールすること。登録を済ませて、今学期の運営方法を理解することが事後学修です。
2 第二次世界大戦の遺したもの―現代ヨーロッパの起点としての1945年 第二次世界大戦が、ヨーロッパの人とモノ、国境、政治体制に与えたインパクトを理解できるようになる。 事後:課題をslackに書き込む。理解が追い付かない場合は、パワーポイント(あるいは動画)を見直す。レジュメもダウンロードして、復習をする。分からないことがあれば、Slackのチャンネルに書くこと。
3 占領時代のドイツと冷戦のはじまり ヨーロッパにおける冷戦が、ドイツを分断国家にしたことを理解できるようになる。 事後:課題をslackに書き込む。理解が追い付かない場合は、パワーポイント(あるいは動画)を見直す。レジュメもダウンロードして、復習をする。分からないことがあれば、Slackのチャンネルに書くこと。
4 二つのドイツの建国 東西ドイツがいかにして建国されたのか、また西ドイツの政治構造を、安定志向の「抑えられた」民主主義という視点から理解できるようになる。 事後:課題をslackに書き込む。理解が追い付かない場合は、パワーポイント(あるいは動画)を見直す。レジュメもダウンロードして、復習をする。分からないことがあれば、Slackのチャンネルに書くこと。
5 西欧統合の始まり ヨーロッパ石炭鉄鋼共同体の設立とローマ条約締結・EECの誕生を、主として西ドイツ=フランス関係から理解できるようになる。 事後:課題をslackに書き込む。理解が追い付かない場合は、パワーポイント(あるいは動画)を見直す。レジュメもダウンロードして、復習をする。分からないことがあれば、Slackのチャンネルに書くこと。
6 1950年代の東ドイツと東欧 ベルリンの壁が構築される前の東ドイツの政治社会状況を、ソ連や東欧のコンテクストと合わせて把握できる。 事後:課題をslackに書き込む。理解が追い付かない場合は、パワーポイント(あるいは動画)を見直す。レジュメもダウンロードして、復習をする。分からないことがあれば、Slackのチャンネルに書くこと。
7 西ドイツの「長い60年代」とその遺産 西ドイツにおける1968年運動の推移と、その後の社会運動にもたらした影響、社会の「リベラル化」について、理解できるようになる。 事後:課題をslackに書き込む。理解が追い付かない場合は、パワーポイント(あるいは動画)を見直す。レジュメもダウンロードして、復習をする。分からないことがあれば、Slackのチャンネルに書くこと。
8 1960~1980年代の東ドイツと東欧 ベルリンの壁ができた後の東ドイツの政治社会状況を、ソ連や東欧とのコンテクストと合わせて理解できるようになる。 事後:課題をslackに書き込む。理解が追い付かない場合は、パワーポイント(あるいは動画)を見直す。レジュメもダウンロードして、復習をする。分からないことがあれば、Slackのチャンネルに書くこと。
9 1960-80年代の欧州統合の危機と進展 ローマ条約後のヨーロッパ統合の歴史を理解できるようになる。 事後:課題をslackに書き込む。理解が追い付かない場合は、パワーポイント(あるいは動画)を見直す。レジュメもダウンロードして、復習をする。分からないことがあれば、Slackのチャンネルに書くこと。
10 冷戦終結と1989年の東欧革命 1989年の東欧革命を、ゴルバチョフとソ連の方向転換から理解できるようになる。 事後:課題をslackに書き込む。理解が追い付かない場合は、パワーポイント(あるいは動画)を見直す。レジュメもダウンロードして、復習をする。分からないことがあれば、Slackのチャンネルに書くこと。
11 東西ドイツ統①:東ドイツ国家の崩壊 東西ドイツ統一のプロセス、背景となる東ドイツの崩壊について理解できるようになる。 事後:課題をslackに書き込む。理解が追い付かない場合は、パワーポイント(あるいは動画)を見直す。レジュメもダウンロードして、復習をする。分からないことがあれば、Slackのチャンネルに書くこと。
12 東西ドイツ統一②:西ドイツ・ソ連関係、統一後の課題、全体のまとめ 東西ドイツ統一のプロセスを、西ドイツ外交とソ連の動向を踏まえて理解できるようになる。現代までつながる課題についても概観を得る 事後:課題をslackに書き込む。理解が追い付かない場合は、パワーポイント(あるいは動画)を見直す。レジュメもダウンロードして、復習をする。分からないことがあれば、Slackのチャンネルに書くこと。
13 開講しない 開講しない 開講しない
14 開講しない 開講しない 開講しない

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