シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
ことばと思想2(ラテン語Ⅰb)/LANGUAGE AND THOUGHT2(LATIN I (B))
開講所属
/Course Offered by
大学全カリ総合科目/
ターム・学期
/Term・Semester
2020年度/2020 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
金2/Fri 2
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
小倉 博行

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
小倉 博行 フランス語学科/FRENCH
授業の目的・内容
/Course Objectives
ラテン語とは今から2,000年以上も前にイタリアのローマを中心に用いられていた言語です。ローマの支配圏が拡大するのに伴い、このラテン語も西ヨーロッパの全域に広まりました。現在のイタリア語、スペイン語、ポルトガル語、フランス語などロマンス諸語と呼ばれる言語は、ラテン語が人々によって用いられる間に少しずつ変化し、成立したものなのです。したがって、ヨーロッパの社会・歴史・言語のどの分野であれ、深い理解を得ようとするにはラテン語(そしてギリシア語)の知識が不可欠です。本講座ではラテン語の読解力を身につけるべく、その初級文法を学びます。
教科書を使って、毎回文法事項を説明します。皆さんは課ごとに付されている練習問題を解き、それを提出します。次回までにこちらがそれを添削し、返却および解説を行ないます。
ただし、秋学期から受講するという場合は,春学期で学ぶ内容を終えている必要があります。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
『標準ラテン文法』(中山恒夫著 白水社)を教科書とし、春学期までに学んだ課の次から15課までを学びます(教科書自体は19課まであります)。各課の解説が終わったら和訳問題を教場で答え合わせしていきます。成績判定に直接関わるのは課ごとに付いている作文の問題です。これを提出してもらいます。また上述の通り、ラテン語は現代の西洋語のいわば屋台骨を支えています。皆さんの知っている数多くの英語やドイツ語やフランス語などの多くがラテン語(あるいはギリシア語)に遡る様子についても随時授業中で触れます.
事前・事後学修の内容
/Before After Study
予習復習をお勧めします。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
標準ラテン文法
著者
/Author name
中山恒夫
出版社
/Publisher
白水社
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
課ごとに提出してもらう作文問題の点数が成績評価に100%反映されます。20点満点で採点し、平均12点以上を合格とします。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
ことばと思想に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民としてふさわしい実践的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 第五課 和訳問題 春学期に学んだラテン語の完了系列の時制、第三変化形容詞、場所表現の和訳問題の答えあわせをします
2 第六課 指示代名詞・受動態 ラテン語の代名詞の仕組み、および受動態について学びます
3 第七課 疑問代名詞 ラテン語の「何」「誰」を表す疑問詞について学びます
4 第七課 関係代名詞 ラテン語の関係代名詞について学びます
5 第八課 命令法能動相・命令法受動相 ラテン語の命令形について学びます
6 第九課 不規則動詞・形容詞の比較 ラテン語の不規則動詞と,形容詞の比較級および最上級について学びます
7 第九課 副詞の比較・部分を表す述語的同格 副詞の比較級および最上級、そして英語で言う分詞構文の一種について学びます
8 第十課 形式受動相動詞・分詞 ラテン語の受動態の形しか持たない動詞,それに現在分詞と未来分詞を学びます
9 第十課 接合分詞・絶対的奪格 ラテン語の分詞構文,および独立分詞構文を学びます
10 第十一課 不定法 ラテン語の不定法の使い方について学びます
11 第十三課 非人称動詞・属格の用法 ラテン語の非人称表現と、2課にわたって格の細かい用法について学びます
12 第十二課 代名詞型形容詞・不定代名詞・nemoとnihil 第一・第二変化形容詞のうち、特定の場面で代名詞の変化形が現れる特殊なものを学びます
13 第十二課 二重否定・動名詞・動形容詞 ラテン語の動名詞と、動形容詞と呼ばれるものについて学びます
14 第十五課 接続法の活用と用法 接続法の各時制の作り方と用法を学びます

科目一覧へ戻る/Return to the Course List