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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
現代社会1(ジェンダーとメディア表象)/MODERN SOCIETY1(GENDER AND MEDIA REPRESENTATION)
開講所属
/Course Offered by
大学全カリ総合科目/
ターム・学期
/Term・Semester
2020年度/2020 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
水4/Wed 4
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
西山 千恵子

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
西山 千恵子 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES
授業の目的・内容
/Course Objectives
私たちは毎日メディアを通じて膨大な情報に接し、そこ から女性、男性についての「知識」を得て、男女のイメー ジ、固定観念を作り上げています。無自覚にメディアに接していると、メディアの送り手が意図する男女像を無批判に取り込むことになりがちです。
この講義では、ジェンダー概念や男女平等についての国際的なスタンダード、性の多様性の基本を理解し、そのうえで、ジェ ンダーの視点からメディアを批評的に読み解く力をつけることを目的とします。

授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
・遠隔授業の携帯は、Zoomとmanabaを用いた時限通りのリアルタイム授業となります。録画による再配信は行いません。・それに応じたツールを準備してください。・質疑応答はZoomのチャットを主に利用します(manabaを使う場合もあります)。学期末試験は、試験に買えて、課題・レポート提出を予定しています。その場合、レターパックプラスを使用しての郵送による場合もあり得ます。manabaのコースニュースを頻回にチェックしてください。
授業の前半は主としてジェンダー平等に関しての講義形式、後半 はメディアテクストを用いながら、メディ アをジェンダーの視点で批評的に検討していきます。前・後半を通じて、DVDの視聴を取り入れます。授業では、一部、性的表現や暴力的表現を含む映像等もありますので、履修する際にはご了承ください。授業の終わりには適宜コメントカード等の提出があります。次回以降、匿名でコメントを紹介し、質問に回答したり、授業の理解を深めます。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
授業後、配布したプリントやノートを確認し、講義内容を復習すること。 また普段から、日常接するメディアに描か れた人物の表象について、「作られた男女イメージ」などの観点から意識して見直してみること
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
印刷物を配布する。
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
『セックス/ジェンダー ―性分化をとらえ直す』
―性分化をとらえ直す―
著者
/Author name
アン・ファウスト-スターリング  福富護・上瀬由美子・宇井美代子・

立脇洋介・西山千恵子・関口元子〈訳〉
出版社/URL
/Publisher
世織書房
ISBN
/ISBN
978-4-86686-002-2
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
『暴力とジェンダー:連続講義』
著者
/Author name
中村桃子他
出版社/URL
/Publisher
白澤書房
ISBN
/ISBN
978-4-7684-7931-5
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
学期末試験100% 。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
その他参考文献は授業中に指示します。
到達目標
/Learning Goal
現代社会に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民にふさわしい概括的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 ジェンダーとは何か 授業全体の流れを理解し、基本概念であるジェンダーについて捉えることができるようにする。
2 国連の「男女平等」に向けての動き 国連が進めてきた男女平等政策の流れを年表をみながら概観し、理解する。
3 日本の「男女平等」に向けての動き 日本政府が進めてきた男女平等政策の流れを年表をみながら概観し、理解する。
4 ジェンダーと男女平等 ジェンダーと男女平等の捉え方について理解できるようにする。
5 ジェンダーの周辺概念 ジェンダーに関連して、さまざまな概念、用語がある。これらについて理解する。
6 性の多様性 人間の性は複数の側面からとらえることができ、多様であることを理解する。
7 セクシュアル・マイノリティの主張・運動 セクシュアル・マイノリティの人権運動や主張について把握できるようにする。
8 セクシュアル・マイノリティとメディア メディアの中でセクシュアル・マイノリティがどのように描かれてきたか検討する。
9 ジェンダー視点のメディア・リテラシー メディア・リテラシーの原則を学び、ジェンダー視点から応用できるようにする。
10 広告における性表現とジェンダー 広告の中のジェンダー表現や性表現を検討し、比喩的な表現まで含めて見抜く力をつける。
11 映画とジェンダー 映画における男性・女性の位置づけについて概観し、ジェンダー格差を理解できるようにする。
12 自治体広報におけるジェンダー 自治体広報に描かれている男性像、女性像、その問題について検討し、問題や偏りに気づくようにする。
13 ポルノメディアとジェンダー ポルノイメージが日常生活に浸透していることに気づき、そのジェンダーの偏りを意識化できるようにする。
14 まとめ ジェンダーについて公正なメディアのあり方を説明できるようにする。

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