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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
図書館情報資源概論/INTRODUCTION TO INFORMATION AND RESOURCES OF LIBRARIES
開講所属
/Course Offered by
大学免許/
ターム・学期
/Term・Semester
2020年度/2020 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
木1/Thu 1
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
井上 靖代

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
井上 靖代 経営学科/MANAGEMENT
授業の目的・内容
/Course Objectives
図書館で所蔵される資料の種別と選択、保存と更新、さらに電子資料やネットワーク情報源などの幅広い資料について理解し、図書館および資料に関する基本的な専門用語について理解して説明でき、また、図書館資料の現状と課題について知識があり、それらについて自分の考えを述べることができるようになることを目標とする。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
授業の前半は電子会議室WebexあるいはZoomを使って、パワーポイント等資料をみながら講義します。その後、授業計画各単元での議論ポイントについて受講生の発言を求めます。あらかじめ、配布しますので、議論ポイントについて考えておいてください。残りの時間で課題をこなし提出してもらうか、あるいは、授業終了後3日以内にPortaIIに提出してもらいます。どうしても期限内に提出できなかった場合、直接添付メールにて提出してください。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
 テキストの当該学習単元にあたる章を読んでおくこと。市立図書館や県立図書館などできるだけ多くの図書館を見学してどのような資料が書架に並べられているか確認しておく。
 授業単元開始前に各単元で、考えて自分の考えや意見を発してもらうためにさらに詳しい資料等を配布しますので、それにしたがって、あらかじめ調査したり、Web情報などを読んでもらいます。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
図書館情報資源概論 新訂版
著者
/Author name
出版社
/Publisher
日本図書館協会
ISBN
/ISBN
2018
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
図書館ハンドブック 第6版補訂2版
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
日本図書館協会
ISBN
/ISBN
2016
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
小課題70%、期末試験課題30% 
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
テキストが手元にあればわかりやすいだろう。書籍部から郵送購入できます。一般書店では販売していないことが多いので、注意。
テキストが入手できなければ、大学図書館のデータベースを検索したり、様々なWeb情報を読むことになります。
司書課程MLに加入してください。私あてyinoue@dokkyo.ac.jpに送ってほしいメールアドレスから送信してください。
到達目標
/Learning Goal
図書館実務についての概論的知識を習得し、理論的な図書館資料の種別や選択、資料構築方針に基づく資料の保存・更新ができるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 はじめに。図書館資料の定義。 図書館資料の範囲、名称、資料種別について理解する。また、具体的な図書館資料種別とその特異点を理解する。過去の資料から将来の資料まで幅広くとらえて理解。 Unit1~4を読んでおく。また、大学図書館で所蔵されている出版業界の専門雑誌や新聞を読んでおく。雑誌「出版月報」「創」「新文化」、新聞「図書新聞」「読書人」など。
    
2 印刷資料/非印刷資料メディアの類型と特質 具体的な図書館資料種別とその特異点を理解する。特に紙媒体以外の資料について理解。 Unit5~12を読んでおく。
3 電子資料メディアの類型と特質 電子情報資料の専門用語を理解する。図書館での選択・収集・提供に必要な環境について理解。
Unit13~17を読んでおくほか、大学図書館で所蔵されている『電子書籍ビジネス調査報告書』(インプレス総合研究所著・刊)を読んで電子出版の現状を把握しておく。
4 特殊資料や専門資料メディアの類型と特質、地域資料、行政資料、灰色文献など。 書店で販売されている資料と、書店等で入手できない情報資料について区別し、入手方法や整理・提供などについて把握し、その意義や目的などを図書館内外で説明。 Unit18~22を読んでおくほか、以下も確認する。日本アーカイブズ学会、国際文書館評議会、企業史料協議会、国際音楽資料情報協議会
5 出版・流通・販売に関する基本的知識 著者と著作権 出版流通販売分野について把握し、図書館内外で説明できるようになる。現状の課題など、特に日本社会での出版流通販売業界が抱える課題は何か、について説明。著作権法についても把握・理解。 Unit23~26,30  『出版指標年報』(全国出版協会、出版科学研究所編・刊)で出版状況を確認。著作権法・規則・政令・省令を確認。
6 図書館における知的自由、検閲と焚書 図書館における情報資料の入手・提供について、どのような社会状況にあるのか、課題はなにか、司書はどう対応すべきかを理解。 Unit27~29 「図書館の自由に関する宣言」(日本図書館協会)などを読んでおく。
7 図書館資料コレクション選択方針・基準 具体的に図書館での資料情報選択理論と考え方を把握。図書館の種類とその利用者に対応しての考え方の違いの説明。公共図書館・学校図書館・大学図書館等での資料収集方針の違いを認識。 Unit31~47 あらかじめ多様な図書館HPをみて、そのその資料収集方針を確認しておく。 
8 図書館資料コレクション選択理論 図書館での資料情報選択理論と考え方を把握。図書館の種類とその利用者に対応しての考え方の違いを理解。 Unit31~47
 
9 コレクション形成方針策定とその実例 図書館での資料構築方針の実務の理解。実際に各図書館では、どのような資料収集方針や選択方針を有しているのか、各自があらかじめ調査した内容を議論する。  Unit31~47  
10 メディア転換と資料の保存・廃棄・更新 紙やフィルムの劣化を修復する方法や、データ転換にともなう技術や問題点などを把握し説明できる。デジタル・アーカイブの現状、意義・目的、課題などを説明。 Unit48~50
11 メディア転換と資料の保存・廃棄・更新 デジタル・アーカイブとその活用。ビッグ・データ活用とプライバシー保護などの課題について議論。 授業内ディスカッションをおこなうので、デジタル・アーカイブの現状と課題について調査しておくこと。
12 まとめ 図書館資料情報の現状と将来像について議論 すべての課題を提出してください。
13 実施しません 実施しません 実施しません
14 実施しません 実施しません 実施しません

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