基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Course	ドイツ語科教科教育法Ⅱ_2018年度以前入学者用／TEACHING METHODS IN GERMAN LANGUAGE II
開講所属 ／Course Offered by	大学免許／
ターム・学期 ／Term・Semester	2020年度／2020 Academic Year　　秋学期／FALL SEMESTER
曜限 ／Day, Period	火3／Tue 3
開講区分 ／semester offered	秋学期／Fall
単位数 ／Credits	2.0
学年 ／Year	3,4
主担当教員 ／Main Instructor	柿沼　義孝

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
柿沼　義孝	ドイツ語学科／GERMAN

授業の目的・内容 ／Course Objectives	独検2級程度の基礎知識の確認と補強、および外国語教授法の知識と教案の作成などの、中級学習者に対しての実務的な技能の獲得を目標とする。 　ドイツ語科教育法Ⅱにおいては、複数回の模擬授業を通じて、ドイツ語を教えるという経験の獲得を目指したい。模擬授業の際には遠隔授業により、担当の授業を録画し、担当者自らが自分の授業を振り返り、さらに参加者全員で講評し合うことができるようにする。
授業の形式・方法と履修上の注意 ／Teaching method and Attention the course	Zoomによる遠隔授業。
事前・事後学修の内容 ／Before After Study	事前学修では、ドイツ語文法・教授法についての比較的高度な学修事項を確認する。また教壇実習では教案を作成する。事後学修では、それぞれの授業で行われた議論を振り返り、中級学習者に対してのより良い教授法・授業運営・評価方法を再検討する。
テキスト1 ／Textbooks1	書籍名 ／Title 著者 ／Author name 出版社 ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
テキスト2 ／Textbooks2	書籍名 ／Title 著者 ／Author name 出版社 ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
テキスト3 ／Textbooks3	書籍名 ／Title 著者 ／Author name 出版社 ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
参考文献等1 ／References1	書籍名/ｻｲﾄ名 ／Title 『外国語教育-理論から実践まで-』 著者 ／Author name 松野和彦 著、吉島茂 出版社/URL ／Publisher 朝日出版社 ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
参考文献等2 ／References2	書籍名/ｻｲﾄ名 ／Title 『外国語の学習、教授、評価ヨーロッパ共通参照枠』 著者 ／Author name 吉島茂、大橋理枝 訳・編 出版社/URL ／Publisher 朝日出版社 ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
参考文献等3 ／References3	書籍名/ｻｲﾄ名 ／Title 『ドイツ語教授法-科学的基盤作りと実戦に向けての課題』 著者 ／Author name 吉島茂、境一三 著 出版社/URL ／Publisher 三修社 ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
評価方法 ／Evaluation	ドイツ語文法と教授法の基礎知識に関しては、授業内の発表と平常点（５０％）。教壇実習への取り組み（５０％）。
関連科目 ／Related Subjects
備考 ／Notes	参考文献：外国語教育-理論から実践まで-（松野和彦 著、吉島茂朝日出版社）外国語の学習、教授、評価ヨーロッパ共通参照枠（吉島茂、大橋理枝 訳・編、朝日出版社）ドイツ語教授法-科学的基盤作りと実戦に向けての課題（吉島茂、境一三 著、三修社）学習指導要領（中学校・高等学校）（最新版 文部科学省）
到達目標 ／Learning Goal	ドイツ語教授法の理論および学習指導要領に基づき、学習目標に適合する教材と指導案を作成できる力、授業における基礎的な指導技術を習得し、さらに、生徒の成績評価や自他の授業評価ができるようにする。

回 ／Time	授業計画（主題の設定） ／Class schedule	授業の内容 ／Contents of class	事前・事後学修の内容 ／Before After Study
1	オリエンテーション	外国語教育の中でのドイツ語教育の位置づけを振り返り、問題点を検証する。	外国語教育とドイツ語教育の歴史的流れを把握し、特に中級以上の教授法について、現在の位置づけを考える。
2	独検2級程度の能力の確認試験	「読む」「書く」「話す」「聴く」の4技能を中心に各自の能力を確認するとともに、比較的高度な文法内容の説明力を高める。	履修者のこれまでのドイツ語力を再確認し、特に中級以上の教授能力向上に向けてドイツ語教育法の中での課題、問題点を探る。
3	教壇実習の割り振りについて	各履修者と打ち合わせ調整をした上で、より高度な文法項目の教壇実習を目指して、実習のポイントと問題点を確認する。	中級以上の重要文法事項を整理し、ドイツ語教授法の中で必要な知識と技能とは何かを考える
4	教壇実習１	不規則・特殊変化動詞の人称変化を中心に行う。この文法知識の教授法上の留意点と適切な能力評価方法を考える。	中級以上の不規則・特殊変化動詞の人称変化について、教授法上の留意点を考える。
5	教壇実習２	不規則・特殊変化する格変化を中心に行う。この文法知識の教授法上の留意点と適切な能力評価方法を考える。	中級以上の不規則、特殊変化について、教授法上の留意点を考える。
6	教壇実習３	不規則・特殊変化の３基本形を中心に行う。この文法知識の教授法上の留意点と適切な能力評価方法を考える。	中級以上の不規則・特殊変化の３基本形について、教授法上の留意点を考える。
7	教壇実習４	状態受動、自動詞の受動態を中心に行う。この文法知識の教授法上の留意点と適切な能力評価方法を考える。	状態受動・自動詞の受動態について、中級以上の学習者を対象とした教授法上の留意点を考える。
8	教壇実習５	高度な接続法の使い方を中心に行う。この文法知識の教授法上の留意点と適切な能力評価方法を考える。	高度な接続法について、中級以上の学習者を対象とした教授法上の留意点を考える。
9	教壇総括（前半）	ビデオを使っての振り返り。 模擬テスト問題を作成してみる。	中級以上の学習者を対象とした教授法上の留意点を用例の提示、誤答訂正、グループワークの在り方、教師の振る舞いなどについて考える。
10	教壇実習６	コミュニケーション力あるいは読解力を中心とした教授法上の留意点と適切な能力評価方法を考える。	コミュニケーションあるいは読解中心の授業について、教案をもとに、中級の学習者を対象とした教授法上の留意点を考える。
11	教壇実習７	コミュニケーション力あるいは読解力を中心とした教授法上の留意点と適切な能力評価方法を考える。	コミュニケーションあるいは読解中心の授業について、教案をもとに、中級の学習者を対象とした教授法上の留意点を考える。
12	教壇実習８	コミュニケーション力あるいは読解力を中心とした教授法上の留意点と適切な能力評価方法を考える。	コミュニケーションあるいは読解中心の授業について、教案をもとに、中級の学習者を対象とした教授法上の留意点を考える。
13	教壇実習９	コミュニケーション力あるいは読解力を中心とした教授法上の留意点と適切な能力評価方法を考える。	コミュニケーションあるいは読解中心の授業について、教案をもとに、中級の学習者を対象とした教授法上の留意点を考える。
14	教壇総括（後半）	これまでの議論を総括する	コミュニケーションあるいは読解中心の授業について、教案をもとに、中級の学習者を対象とした教授法上の留意点について全員で考え、討議の準備をし、全体の教壇実習を振り返る。