基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Course	民法Ⅴ（相続法）／CIVIL LAW V (SUCCESSION)
開講所属 ／Course Offered by	法学部法律学科／LAW LAW
ターム・学期 ／Term・Semester	2020年度／2020 Academic Year　　秋学期／FALL SEMESTER
曜限 ／Day, Period	木1／Thu 1
開講区分 ／semester offered	秋学期／Fall
単位数 ／Credits	2.0
学年 ／Year	2,3,4
主担当教員 ／Main Instructor	藤田　貴宏

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
藤田　貴宏	法律学科／LAW

授業の目的・内容 ／Course Objectives	相続が現代日本社会で果たしている役割や、遺言、遺産分割、遺留分といった相続に関わる諸制度について理解することを目的として、民法第5編「相続」の各条文の解釈を、学説や裁判例をふまえつつ、学び修得する。
授業の形式・方法と履修上の注意 ／Teaching method and Attention the course	・民法ⅠからⅣまで履修済みの学生を対象とする。 ・本年度はポータルサイト（PorTaII）を用いた遠隔授業方式で実施する。指定の曜日時限に合わせて毎週配信する教材をポータルサイトから取得して各自学習し、教材で示された課題に取り組み、その解答を期限内にポータルサイトに提出すること。 ・配信教材等を他人に譲渡したりＳＮＳ等で共有することは固く禁じる。
事前・事後学修の内容 ／Before After Study	教材で指示した課題に取り組むこと。
テキスト1 ／Textbooks1	書籍名 ／Title 著者 ／Author name 出版社 ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other 特定のテキストは用いない。
テキスト2 ／Textbooks2	書籍名 ／Title 著者 ／Author name 出版社 ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
テキスト3 ／Textbooks3	書籍名 ／Title 著者 ／Author name 出版社 ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
参考文献等1 ／References1	書籍名/ｻｲﾄ名 ／Title 民法VI　親族・相続 著者 ／Author name 前田陽一他 出版社/URL ／Publisher 有斐閣 ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
参考文献等2 ／References2	書籍名/ｻｲﾄ名 ／Title 家族法 著者 ／Author name 窪田充見 出版社/URL ／Publisher 有斐閣 ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
参考文献等3 ／References3	書籍名/ｻｲﾄ名 ／Title 民法（全） 著者 ／Author name 潮見佳男 出版社/URL ／Publisher 有斐閣 ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
評価方法 ／Evaluation	本年度は、毎回教材で示す課題への解答を採点し、その得点を合算して評価する。各回の提出期限に遅れた解答は評価の対象外とする。
関連科目 ／Related Subjects
備考 ／Notes
到達目標 ／Learning Goal

回 ／Time	授業計画（主題の設定） ／Class schedule	授業の内容 ／Contents of class	事前・事後学修の内容 ／Before After Study
1	相続人	相続人の範囲と順位、代襲相続について理解する。
2	相続欠格・廃除	相続欠格事由、推定相続人の廃除について理解する。
3	相続分	法定相続分、指定相続分について理解する。
4	具体的相続分	特別受益の持戻し、寄与分、特別寄与料について理解する。
5	遺言の方式	遺言の様々な方式について理解する。
6	遺言の撤回、執行	遺言の撤回、遺言執行者の役割について理解する。
7	遺贈	特定遺贈、包括遺贈、負担付遺贈について理解する。
8	特定財産承継遺言	特定財産承継遺言、遺言の解釈について理解する。
9	遺産の共有と分割	遺産共有、遺産分割の方式・効果について理解する。
10	配偶者居住権	配偶者居住権取得の要件と効果について理解する。
11	相続の承認・放棄	単純承認、限定承認、相続放棄について理解する。
12	債務の相続と債権者保護	相続債権者と相続人の関係、財産分離について理解する。
13	遺留分と侵害額の算定	遺留分権利者、遺留分侵害額の算定について理解する。
14	遺留分侵害額請求権	遺留分侵害額請求権の性質や行使方法について理解する。