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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
法曹特講(債権総論b)/LEGAL PROFESSION, SPECIAL LECTURE
開講所属
/Course Offered by
法学部法律学科/LAW LAW
ターム・学期
/Term・Semester
2020年度/2020 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
火2/Tue 2
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
納屋 雅城

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
納屋 雅城 法律学科/LAW
授業の目的・内容
/Course Objectives
 民法の「第三編 債権」の「第一章 総則」は学問上「債権総論」と呼ばれている。この債権総論に関する専門的知識、および、この知識に裏付けられた法的なものの考え方(リーガル・マインド)を身に付けることが本講義の目的である。
 内容としては、「第一章 総則」の中から「第二節 債権の効力」の後半部分(民法423条~426条)、「第三節 多数当事者の債権及び債務」(民法427条~465条の10)、「第四節 債権の譲渡」(民法466条~469条)、「第五節 債務の引受け」(民法470条~472条の4)について、関連する条文・判例・学説を学んでいく。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
教科書およびmanabaで配布する教材(文書)を用いて進める。
授業に関する質疑応答や意見交換はmanabaの掲示板等で行う。
*「民法Ⅲ」の単位を取得してから履修すること。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
①教科書の指定された範囲を事前に通読すること。
②関連する条文は六法等で必ず確認すること。
③授業後は教科書とレジュメを精読すること。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
『民法Ⅲ 債権総論[第4版](有斐閣Sシリーズ)』
著者
/Author name
野村豊弘ほか
出版社
/Publisher
有斐閣
ISBN
/ISBN
978-4-641-15950-1
その他(任意)
/other
2018年
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
毎回の授業後にmanabaで実施する確認テスト100%。
関連科目
/Related Subjects
民法入門、民法Ⅰ、民法Ⅱ、民法Ⅲ。
備考
/Notes
教科書や教材を読む際は、2020年版または2021年版の六法を必ず参照すること。
参考文献は、必要に応じて適宜紹介する。
到達目標
/Learning Goal
法曹に求められる基本かつ重要な法律知識のうえに、法曹三者の仕事(とりわけ弁護士の業務)、弁護士の事件処理の方法論を正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス 授業の概要および進め方等について把握するとともに、「債権総論」とは何なのかを理解する。
2 債権者代位権①:債権者代位権の意義、要件 債権者代位権の意義および要件について理解する。
3 債権者代位権②:債権者代位権の行使、効果 債権者代位権の行使、効果、および、債権者代位権の転用について理解する。
4 詐害行為取消権①:詐害行為取消権の意義、要件 詐害行為取消権の意義および要件について理解する。
5 詐害行為取消権②:詐害行為取消権の行使、効果 詐害行為取消権の行使および効果について理解する。
6 分割債権・債務、不可分債権・債務 分割債権・債務、および、不可分債権・債務について理解する。
7 連帯債務①:連帯債務の意義、効力 連帯債務の意義、効力、および連帯債権について理解する。
8 連帯債務②:連帯債務における求償 連帯債務における求償について理解する。
9 保証債務①:保証債務の意義、効力 保証債務の意義および効力について理解する。
10 保証債務②:保証債務における求償 保証債務における求償、連帯保証、共同保証について理解する。
11 債権譲渡①:債権の譲渡性 債権の譲渡性、特に譲渡制限特約について理解する。
12 債権譲渡②:債権譲渡の対抗要件 債権譲渡の対抗要件について理解する。
13 債権譲渡③:債権譲渡の効果 債権譲渡の効果、および、債権譲渡と相殺について理解する。
14 債務引受 債務引受(免責的債務引受、併存的債務引受)について理解する。

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