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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
法律学特講(消費者法)/LEGAL SCIENCE,SPECIAL LECTURE
開講所属
/Course Offered by
法学部法律学科/LAW LAW
ターム・学期
/Term・Semester
2020年度/2020 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
金5/Fri 5
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
岩重 佳治

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
岩重 佳治 法律学科/LAW
授業の目的・内容
/Course Objectives
講義目的
1 消費者被害と救済の実態を知る
2 消費者事件の解決に特有の視点、法理を身につける
3 解決方法を自分で考え、それを第3者に主張・展開し、第3者の法的見解を正当に評価する力を身につける
4 生の事実を素材に、生きた法的思考を身につける
5 消費者法の学習を通じて、自分の長所を発見する
講義概要
1 毎回レジュメを用いて講義する。
2 事例の検討を中心とし、法的見解を述べ合う実践的内容の講義にしたい。
3 受講者には積極的な発言を求めたい。受動的に講義を聞くという姿勢は、本講義に適さない。
4 消費者法で身につけた基礎的知識を土台に、より実践的内容の講義にした い。答弁書の作成等も行う予定である。
5 深刻化する多重債務問題についての講義も行う。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
講義概要
1 Zoomを利用し、5限の17:20~19:00に、オンラインで同時双方向の会議形式で授業を進める。一方的な講義ではなく、講師が受講者に質問をし、受講者が答える方法で授業を組み立てる。
2 ツールとてマイク・カメラ付(マイクは必須)のパソコン、タブレットまたはスマートフォンを用意し、事前にZoomのアプリケーションをダウンロートしておいていただく。
3 基礎的な法的知識があればよい。暗記や正解は求めないので、考えたことや疑問を自信をもって発言してほしい。
4 現場での経験も積極的に取り入れたい。
5 消費者法を履修した後の受講が望ましい。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
講義後に当該授業について復習を行うこと。それが次回講義の事前準備となる。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
毎回レジュメを配布する。
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
特に指定しない。必要に応じて紹介する。
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
期末レポートまたは試験50%、課題レポート20%、授業への参加度20%、平常点10%
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
従来の開設科目では触れてこなかった法律分野について、基本かつ重要な項目を正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 保証人被害 保証人被害の現状と法的制度の問題点を理解する。
2 集団的消費者被害事件(預託商法被害) 集団的消費者被害の救済方法を考える。
3 リース契約をめぐるトラブル リース契約の問題点と被害救済の法理を考える。
4 訴状を受け取ったときの対処法(総論) 訴訟の実務を学ぶ。
5 訴状を受け取ったときの対処法(答弁書作成) 訴訟の実務における作業を経験する。
6 振り込め詐欺の被害 特有の被害救済方法を学び、課題を検討する。
7 クレジット・サラ金被害に関する基礎知識 多重債務問題の背景を考える。
8 借金整理法(任意整理、特定調停、自己破産、個人再生ほか) 多重債務の解決方法を学ぶ。
9 借金整理法(事例検討) 事例を用いて、解決方法を実践的に考える。
10 犯罪被害収益の吐き出し 犯罪被害収益にかかる被害救済の特徴と課題を検討する。
11 貧困ビジネスの実態 貧困ビジネスの実体と救済上の課題を考える。
12 生活保護を考える 生活保護事件がなぜ消費者事件かを考える。
13 奨学金問題(制度の問題と解決法) 深刻な奨学金問題を、最先端の現場から考える。
14 予備 そのときのアップデートな課題を通じて、一年のまとめを行う。

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