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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
租税法a/TAX LAW a
開講所属
/Course Offered by
法学部法律学科/LAW LAW
ターム・学期
/Term・Semester
2020年度/2020 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
木2/Thu 2
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
石村 耕治

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
石村 耕治 国際関係法学科/INTERNATIONAL LEGAL STUDIES
授業の目的・内容
/Course Objectives
税金については、大きく分けて、次の三つの観点から学ぶことができます。一つは、会計学の観点からです。一般に、商学部や経営学部などで、「税務会計」の科目として開講されています。二つ目は、財政学の観点からです。経済学部などで、「財政学」または「租税論」の科目として開講されています。そして、三つ目は、法律学の観点からです。一般に、法学部で、「租税法」または「税法」の科目として開講されています。租税法は、大きく①実体税法(租税実体法)と②手続税法(租税手続法)に分けることができます。法学部学生諸君には、この「租税法a」の講義においては、法律学の観点から、税金の種類、租税法に関するさまざまな制度や原理などについて広く学んでもらいます。加えて、所得税の確定申告、不服申立制度や税務争訟など手続税法についても学んでもらいます。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
指定のテキストの指定した頁を読んでもらう形で授業をします。授業で出した課題、クイズなどには必ず答えて提出してください。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
授業に出席する前に、前回の授業で学習したことを復習してください。租税法aは、発展科目ですから、憲法や行政法、民法、会社法などと関係してきます。授業で十分理解できない法律用語や概念があったら、授業が終わった後でよく調べてください。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
現代税法入門塾〔第10版〕
著者
/Author name
石村耕治編
出版社
/Publisher
清文社
ISBN
/ISBN
9784433738501
その他(任意)
/other
2020
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
必要に応じて授業のときに指示します。
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
①小レポート~90%、②授業への参加度など~10%
関連科目
/Related Subjects
憲法、行政法、民法、会社法
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
租税法の基礎、租税法の仕組み、租税法の特定分野に関する重要な項目・論点や制度を体系的かつ正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 税法の基礎知識を学ぶ 税に関する授業を受けるのに必要な基礎を学んでもらいます。
2 国税と地方税、税金の類型 国税と地方税の種類を、課税ベース(所得・消費・資産)ごとに学んでもらいます。
3 租税法の基本原理 租税法律主義のもとで、法律で課税する際の基本的なルールについて学んでもらいます。
4 「租税」の法的定義とは、「所得」、「消費」、「資産」とは何か、 租税法律主義にいう「租税」とは何か、課税の対象について、実例をもとに学んでもらいます。
5 課税庁の仕組み、課税庁保有情報の開示、課税庁職員の守秘義務 税を徴収する行政庁(課税庁)の仕組み、税情報の納税者への開示や守秘義務について、実例をもとに学んでもらいます。
6 課税庁の納税者サービススタンダード/納税者憲章 課税庁による公権力行使とお客様サービスのあり方について、実例をもとに理解してもらいます。
7 マイナンバー制とプライバシー 税務執行の強化策としてのマイナンバー制の利用と納税者のプライバシー保護について、実例をもとに考えてもらいます。
8 租税立法と租税立法違憲訴訟 租税立法のプロセスと租税立法の違憲性を問う裁判例について、学んでもらいます。
9 個人企業と法人企業の税金と課税の仕組み 学生諸君に雇用を提供する企業の税金について、実例をもとに学んでもらいます。

10 租税確定手続: 申告納税、賦課課税、自動確定 税法にかかれている要件を充たすと納税義務が発生します。発生した納税義務を確定する3種類の手続がるので、実例をもとに学んでもらいます。
11 税務調査、更正、決定、再更正、更正の請求、推計課税、附帯税 税務調査はなぜ行われるのか、調査の結果取られる処分(課税処分)やペナルティについて、実例をもとに学んでもらいます。
12 納税者救済制度:不服申立て、税務争訟 課税処分に納得できない場合、納税者が求めることができる救済制度について、実例をもとに学んでもらいます。
13 実施しません。 Nil
14 実施しません。 Nil

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