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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
総合政策入門(法律・国関用)/INTRODUCTION TO POLICY STUDIES
開講所属
/Course Offered by
法学部/LAW
ターム・学期
/Term・Semester
2020年度/2020 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
金2/Fri 2
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
網谷 壮介

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
網谷 壮介 法律学科/LAW
授業の目的・内容
/Course Objectives
政治について友人や親と普段話すことはほとんどないし、ワイドショーで取り上げられる政治はスキャンダルばかりでうんざりする。政治はどこか縁遠く退屈だ・・・。皆さんがそう思っていたとしても当然だろう。実際、政治を「楽しむ」には、ある程度の素養が必要になる。この講義では、政治を学問として学ぶことで、テレビや新聞、ネットで取り上げられる政治の話題を「楽しむ」ための下地をつくりたい。政治に学術的にアプローチすることができれば、巷の政治談義の真価を見極められるし、なにより「私にも一言言わせてよ」という気分になるはずで、それが「楽しむ」ことにつながる。
授業では、政治学の基本的な考え方を学ぶとともに、適宜関連する時事問題(ニュース)を取り上げて解説する。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
授業はmanabaとZoomを用いて、次の通り行う。
①前日までにmanabaに授業スライドをアップしておくので、各自ダウンロードしておく。②金曜2限(11:00-12:30)にZoomでリアルタイム授業を行う(Zoom授業は録画し、授業後に動画をアップロードする)。③授業の質問は随時manabaで受け付けるほか、学生同士の意見交換も含めてmanabaの掲示板への投稿も歓迎する。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
授業後、テキストの該当箇所を読み、理解を深めること。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
政治学の第一歩・新版
著者
/Author name
砂原庸介・稗田健志・多湖淳
出版社
/Publisher
有斐閣
ISBN
/ISBN
2020
その他(任意)
/other
2015年出版の旧版でもさほど不都合はないが、可能な限り今年発売される新版を購入してもらいたい。
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
中間試験(50%)と期末試験(50%)
中間試験は11/27(11:00-11:45)、期末試験は1/29(11:00-11:45)に行う予定である。
manaba等のウェブサイト上で試験は実施される。試験後、12時からZoomで解説と補足を行う。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
総合政策および総合政策領域の入門的知識を習得し、これらについての基礎解釈ができるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス 政治学とは何を学ぶ学問かを理解する。
2 政治のとらえ方と国家 集合行為問題、特に囚人のジレンマについて理解する。また、集合行為問題の解決としての国家の役割について説明できるようになる。
3 政治体制 ダールのポリアーキーの議論を中心に、自由民主主義体制とは何かを自分の言葉で説明できるようにする。
4 選挙制度 選挙制度に関して民意表出と民意集約のトレードオフの関係が存在することを理解する。
5 日本の選挙制度 日本の選挙制度、特に選挙制度改革の意味と限界について、政治学的知見を用いて説明できるようになる。
6 政党 代議制民主主義における政党の役割や政党の変化、また政党システム論について理解する。
7 執政制度 議院内閣制と大統領制を中心に、執政制度の概要と制度ごとの理念について、自分の言葉で説明できるようにする。
8 中間総括 中間試験を実施し、選挙制度・執政制度に関する知識を整理するとともに、補足を行う。
9 日本政治(1)55年体制
55年体制の自民党一党優位政党制と利益誘導政治を中心に、戦後の日本政治を理
10 日本政治(2)平成デモクラシー 55年体制崩壊後の「平成デモクラシー」の基盤を形成した、選挙制度改革と執政制度改革について理解する。
11 官僚制・イデオロギー 利益団体によるレント獲得競争として公共政策過程を捉える見方を批判的に検討する。また、戦後日本のイデオロギー状況について理解し、自身の政治的立場について理解を深める。
12 地方自治 地方自治の役割を学ぶとともに、中央政府との関係を理解する。
13 安全保障と平和 戦争と平和に関するミクロな見方として、交渉理論を理解する。
14 国際政治経済 戦争と平和に関するマクロな見方として、覇権安定論・商業的平和論・国際機関論を学ぶととともに、グローバリゼーションの政治的意味を理解する。

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