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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
ラテンアメリカ経済論b(環経学科用)/LATIN AMERICAN ECONOMY(B)
開講所属
/Course Offered by
経済学部国際環境経済学科/ECONOMICS ECONOMICS ON SUSTAINABILITY
ターム・学期
/Term・Semester
2020年度/2020 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
金2/Fri 2
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
中村 久美

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
中村 久美 経済学科/ECONOMICS
授業の目的・内容
/Course Objectives
 本講義のねらいは、ラテンアメリカ地域の政治経済および社会問題を理解することである。
 講義の流れとしては、ラテンアメリカ地域の国際史を概観し、対米関係、域内・域外関係を学ぶ。そして、90年代以降、グローバル化のなか、同地域の国々が置かれている状況に鑑み、これらの国々が実施した経済政策によって得られた効果を検証し、残された課題について考察する。
 最後に、日本との関係についても取り上げる。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
授業は講義形式で、配布するレジュメやパワーポイント資料に沿って行う。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
紹介した参考文献を読むこと。授業の内容をレジュメおよび板書からまとめ、理解を深めること。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキストは指定しない。
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
授業中に適宜紹介する。
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
原則として期末レポートで評価する(100%)が、授業への参加度を加味する場合がある。
関連科目
/Related Subjects
本講義の履修にあたっては、春学期の「ラテンアメリカ経済論a」の履修を推奨する。
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
ラテンアメリカ経済に関する専門知識を習得し、現代ラテンアメリカ経済の構造等について分析のうえ、解説できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 ラテンアメリカ地域(1)ラテンアメリカの国際関係史 ラテンアメリカ地域の域内諸国の領土変遷より、国境・領土問題を理解する。
2 ラテンアメリカ地域(2)ラテンアメリカと米国 独立以降の、ラテンアメリカ諸国と米国との関係を理解する。
3 ラテンアメリカ地域(3)ラテンアメリカの地域統合① 1960年代以降のラテンアメリカの経済ブロックや地域経済統合について理解する。
4 ラテンアメリカ地域(4)ラテンアメリカの地域統合② 地域統合によって、ラテンアメリカ地域にどのような経済的効果が生じたのかについて理解する。
5 ラテンアメリカ地域(5)マクロ経済問題と安定化政策 1980年代の累積債務問題以降のラテンアメリカ経済について理解する。
6 ラテンアメリカ地域(6)ネオリベラリズムの浸透と反発 1990年代以降の新自由主義政策の選択と、その失敗からの反ネオリベラリズムの潮流を理解する。
7 ラテンアメリカ地域(7)資源ブームと経済成長 2000年代以降の世界的な資源ブームによる経済成長と、資源に依存する経済がどういった問題を抱えるのか理解する。
8 ラテンアメリカ地域(8)経済自由化の進展と政治変化 2000年代以降の、左傾化した国々の政治体制を通じて、ネオ・ポピュリズムを理解する。さらに、ネオリベラリズムで解決されなかった問題について考える。
9 ラテンアメリカ地域(9)ポストネオリベラリズムの課題 ラテンアメリカ地域の最近の動向から、各国がどのような状況に置かれているかを理解する。
10 ラテンアメリカの経済・社会構造(1)産業と企業 ラテンアメリカ地域の産業と企業の特色を理解する。
11 ラテンアメリカの経済・社会構造(2)農業と農村 ラテンアメリカ地域の農業の特色を理解する。ブラジルのセラード開発のケースを取り上げる。
12 ラテンアメリカの経済・社会構造(3)開発と環境 ラテンアメリカ地域における環境問題について理解する。
13 日本との関係(1) 日本とラテンアメリカ地域との経済関係について理解する。
14 日本との関係(2) 戦前よりラテンアメリカ地域に入植した日系移民と、1990年代に急増した日系デカセギ労働者について理解する。

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