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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
ヨ-ロッパ経済論b(環経学科用)/EUROPEAN ECONOMY(B)
開講所属
/Course Offered by
経済学部国際環境経済学科/ECONOMICS ECONOMICS ON SUSTAINABILITY
ターム・学期
/Term・Semester
2020年度/2020 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
木4/Thu 4
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
漆畑 春彦

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
漆畑 春彦 経済学科/ECONOMICS
授業の目的・内容
/Course Objectives
EU 統合の全体観に重きをおく春学期に続き、本講義で は、EU を形成する主要国の経済・産業・通商・政治・金 融等の政策に目を向けて検討します。できる限り政府機関 等の統計資料を用い、EU 各国の歴史・現状を把握し、今 後の展望を明らかにします。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
①遠隔講義の形態
・本講義は、あらかじめ提示するレジュメを参照してもらいながら、ZOOMを通じて説明を行います。
レジュメは講義の数日前までに「お知らせ」上に発表します。受講生はあらかじめレジュメ及び参考図書
の該当部分に目を通し講義に備えてください。
②講義の参加に必要なソフト
・ZOOMを通じて行います。URLは、毎回「お知らせ」上に公表します(毎回同じURLを使用します)
③質疑応答や意見交換
・質疑応答、意見交換は講義の中で学生との対話をなるべくとることで対応したいと思います。
・質問や講義への要望などは、後日こちらから連絡するメールアドレスに送ってもらい、それに対応
するという方法で受付・対応致します。
④学期末試験に替わるテストの実施方法
・学期末試験の替わりに、中間レポートを2回、大きな期末レポートを1回課すことにより、試験の替わり
といたします。そのテーマや作成方法、提出方法などは「お知らせ」にその都度発表します。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
講義前に参考図書の講義箇所に目を通しておいてください。講義後に出す課題を解き、次回に提出してく ださい。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
現代ヨーロッパ経済(第5版)
著者
/Author name
田中素香・長部重康・久保広 正・岩田健治著
出版社/URL
/Publisher
有斐閣
ISBN
/ISBN
2016
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
定期試験70%、レポート10%、授業への参加度・貢献度20%
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
テキストは特に指定しませんが、毎回レジュメを配布します。
到達目標
/Learning Goal
西ヨーロッパ経済に関する専門知識を習得し、現代ヨーロッパ経済の構造等について分析のうえ、解説できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 講義の概要、ドイツ経済の概要と特徴:ライン資本主義 前期講義15回分の全容を説明。ドイツ共和国の戦後から現在に至るまで経済状況と同国経済システムの特徴としての伝統的な「ライン資本主義」について説明 事前学修として参考図書の該当部分をあらかじめ読んでおくこと。事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと
2 ドイツ経済の概要と特徴:コーポレートガバナンス ドイツの伝統的なコーポレートガバナンス制度を説明。監査役会と取締役会の関係、ドイツ企業とステークホルダーとの関係、経営戦略面への影響などを説明 事前学修として参考図書の該当部分をあらかじめ読んでおくこと。事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと
3 フランス経済の概要と特徴 戦後から現在に至るまでの同国経済の状況と特徴、特に1980年代から1990年代まで行われた競争的ディスインフレ政策について説明 事前学修として参考図書の該当部分をあらかじめ読んでおくこと。事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと
4 英国経済の概要と特徴 戦後から現在に至るまでの同国経済の状況と特徴、特に1980年代半ばのビッグバン政策、金融業の位置づけなどを説明 事前学修として参考図書の該当部分をあらかじめ読んでおくこと。事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと
5 ベネルクス諸国経済の概要と特徴 戦後から現在に至るまでのオランダ、ベルギー、ルクセンブルグ経済の状況と特徴、特に特徴的なオランダ経済モデルに力点をおき説明 事前学修として参考図書の該当部分をあらかじめ読んでおくこと。事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと
6 北欧諸国経済の概要と特徴 戦後から現在に至るまでの北欧4か国の経済の状況と特徴、特に情報通信政策、特徴的な北欧経済モデルの特徴について説明 事前学修として参考図書の該当部分をあらかじめ読んでおくこと。事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと
7 イタリア、スペイン経済の概要と特徴 戦後から現在に至るまでの両国経済の状況と特徴、特にイタリア経済の問題点と政策対応について力点をおき説明 事前学修として参考図書の該当部分をあらかじめ読んでおくこと。事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと
8 中東欧諸国経済の概要と特徴 戦後から現在に至るまでの中東欧経済の状況と特徴、特に資本主義国への転換の経緯、ポーランドなど工業国の経済政策等を説明 事前学修として参考図書の該当部分をあらかじめ読んでおくこと。事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと
9 その他EU諸国、スイス経済の概要と特徴 戦後から現在に至るまでのスイス、ギリシャなどの経済の状況と特徴、特にスイス経済の特徴に力点をおいて説明 事前学修として参考図書の該当部分をあらかじめ読んでおくこと。事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと
10 ギリシャ危機、ユーロ危機 2011年から数年間欧州経済の経済危機のメカニズムと影響について説明 事前学修として参考図書の該当部分をあらかじめ読んでおくこと。事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと
11 ユーロと国際通貨・金融システム ユーロ政策、欧州金融システムの概要と特徴について説明 事前学修として参考図書の該当部分をあらかじめ読んでおくこと。事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと
12 地域統合としてのEUの評価 地域経済統合としてのEU経済システムの評価、問題点と課題について説明 事前学修として参考図書の該当部分をあらかじめ読んでおくこと。事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと
13 EUの展望 EU主要国の経済・産業・科学政策を中心に、EU経済の展望について検討する
事前学修として参考図書の該当部分をあらかじめ読んでおくこと。事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと
14 まとめ(特に重要なポイントの整理) ドイツ、フランス、英国など主要国を中心に再度ポイントをまとめ、各国の経済システムの特徴や問題点をレビューする 事前学修として参考図書の該当部分をあらかじめ読んでおくこと。事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと

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