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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
ヨ-ロッパ経済論a(環経学科用)/EUROPEAN ECONOMY(A)
開講所属
/Course Offered by
経済学部国際環境経済学科/ECONOMICS ECONOMICS ON SUSTAINABILITY
ターム・学期
/Term・Semester
2020年度/2020 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
木4/Thu 4
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
漆畑 春彦

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
漆畑 春彦 経済学科/ECONOMICS
授業の目的・内容
/Course Objectives
本講義では、欧州連合(EU)の経済に係る歴史・現状・ 将来展望について考察します。特にEUの経済政策や通貨 統合について、1970~2000年代の世界経済の状況を踏まえ ながら理解することを目指すこととします。第2次世界大戦後、経済統合を基盤に復興・発展をとげた欧州ですが、 2000年代には、経済統合特有の要因から生じる諸問題が顕 在化しています。そのことを意識しながら、地域・経済統 合の背景、経済・産業・通商・農業・通貨政策、2008年の 世界金融危機と欧州債務危機への発展、EU経済の今後の 展望までを、事実や統計資料などに基づきできる限り詳細 に検討します。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
本講義は、当方であらかじめ用意したレジュメを参照しながら、特に重要なポイントは黒板の板書を行うことで詳細に説明します。レジュメは用意するものの、しっかりと話を聞き、自分なりの工夫を加えながらノートにまとめるという作業を重視します。こうした基本作業を通じて、基本的な理論、欧州の各国経済の状況や問題点・課題を学んでいきます。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
講義前に参考図書の講義箇所に目を通しておいてください。講義後に出す課題を解き、次回に提出してく ださい。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
現代ヨーロッパ経済(第5版)
著者
/Author name
田中素香・長部重康・久保広 正・岩田健治著
出版社/URL
/Publisher
有斐閣
ISBN
/ISBN
2016
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
定期試験70%、レポート10%、授業への参加度・貢献度20%
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
テキストは特に指定しませんが、毎回レジュメを配布します。
到達目標
/Learning Goal
西ヨーロッパ経済に関する専門知識を習得し、現代ヨーロッパ経済の構造等について分析のうえ、解説できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 講義の進め方/EUの政治・非政治機関と立法 講義の進め方の次に、EU加盟国間の意思決定機構としての政治・政策機関、三権の担当機関、立法プロセスの説明 事前学修として参考図書の該当部分をあらかじめ読んでおくこと。事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと
2 関税同盟と単一市場 EU関税同盟の概要、関税障壁・非関税障壁、関税同盟の問題点などを説明 事前学修として参考図書の該当部分をあらかじめ読んでおくこと。事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと
3 EUの農業政策 EU農業政策の概要と特徴、輸出課徴金の仕組み、1960年代から現在に至るまでの農業政策の変遷を説明 事前学修として参考図書の該当部分をあらかじめ読んでおくこと。事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと
4 EUの通貨協力と通貨統合 通貨統合につながる初期の作業としての通貨協力の概要(スネーク政策など基本手法など)、その歴史経緯、新通貨ECUの創設などを説明、さらに通貨統合の経緯、内容を説明 事前学修として参考図書の該当部分をあらかじめ読んでおくこと。事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと
5 通貨統合の諸問題 通貨統合のEU金融政策、財政政策上の問題点などを説明 事前学修として参考図書の該当部分をあらかじめ読んでおくこと。事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと
6 EUの経済政策、産業政策 EUの基本的な経済政策の種類と概要、特徴を説明、EUの垂直的産業政策、水平的産業政策の概要と特徴を事例を交えて説明 事前学修として参考図書の該当部分をあらかじめ読んでおくこと。事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと
7 EUの通商政策 戦後のEU主要国の通商政策を紹介し、現代のEU通商政策の概要と特徴、将来戦略について説明 事前学修として参考図書の該当部分をあらかじめ読んでおくこと。事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと
8 欧州の金融システム:ユニバーサルバンク制度 欧州金融システムの概要と特徴、日米英との比較、ユニバーサルバンク制度の概要と特徴を説明 事前学修として参考図書の該当部分をあらかじめ読んでおくこと。事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと
9 欧州の金融システム:金融危機後の金融監督 2008年リーマンショック後の国際金融制度改革を踏まえ、EU主要国における金融制度改革について説明 事前学修として参考図書の該当部分をあらかじめ読んでおくこと。事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと
10 ギリシャ危機、ユーロ危機 ギリシャ危機、ユーロ危機の経緯とEU、世界経済に対する影響について説明 事前学修として参考図書の該当部分をあらかじめ読んでおくこと。事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと
11 英国のEU離脱と欧州大陸のポピュリズムの台頭 ブレグジットの経緯と展望、最近のポピュリズムの意味するものを説明 事前学修として参考図書の該当部分をあらかじめ読んでおくこと。事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと
12 まとめ(特に重要なポイントの整理) EU産業政策、通貨統合を中心に再度ポイントをまとめ、その問題点を明らかにした上で、地域経済統合としてのEUの評価を行う 事前学修として参考図書の該当部分をあらかじめ読んでおくこと。事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと
13 実施せず なし
14 実施せず なし

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