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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
シミュレーション論a/SIMULATION THEORY(A)
開講所属
/Course Offered by
経済学部経営学科/ECONOMICS MANAGEMENT
ターム・学期
/Term・Semester
2020年度/2020 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
水4/Wed 4
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
市川 新

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
市川 新 経営学科/MANAGEMENT
授業の目的・内容
/Course Objectives
シミュレーション論bと合わせて受講すると、授業計画の各項目に示すように、店長などのミドルマネジメントから始まり、経営者のトップマネジメントが遭遇する主要な経営問題までを模擬経験する。言い換えれば、企業内研修を先取り修得することになる。
実社会において直面するマネジメント問題(企業などの中間経営管理者が責任を持つ課題)に取り組むためには、複雑な利害の場面を仮想して演習する思考、すなわち、シミュレーション思考が求められる。この科目では、人間の思考力である脳内情報処理とそれを補完するコンピュータシミュレーションの両方を学ぶことによって、仮想演習思考力の修得をめざす。
春学期では、ミドルマネジメントが直面する日々の業務にかかわる事例研究に重点をおく。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
リアルタイム双方向型授業を中心に行う。これからの時代はテレワーク技術が求められる。実用化について日本は10年遅れている。20年前に文部省を中心に100名(内40名は全国の指導主事・教諭)ほど動員して「仮想チームにおける関係成立」というゲーミング・シミュレーションを行った。全国をインターネットで接続したものである。このお話を1回目にしたいので、皆さんとネット上でお会できることを楽しみにしている。
なお全授業時間の3分の2はコンピュータを使った題材を利用する。残りの時間は手作業を使った題材である。基本的に手作業でモデルのシミュレーションを行い、その後に同種のモデルのコンピュータ・シミュレーションを行う。これによって理解の程度が深くなり、将来、実際の場面で考え方を応用できる基盤を育成する。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
演習した内容を発展させた自習課題をPorta2に提示する。その結果をPorta2に提出すること。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
備考参照
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
毎回の課題と作品の提出状況(40%)と内容(40%)によって評価する。さらに事後学修の提出物の内容(20%)によって最終評価になる。Porta2に提出のこと。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
参考文献:毎回 Porta2上でプリントを配付するので事前にダウンロードしておくこと。
到達目標
/Learning Goal
コンピュータシミュレーションのモデルや作成に関する専門知識を習得し、ソフトやプログラミング言語を用いて様々なシミュレーションができるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 小売業発注ビジネスゲーム:ガイダンスに代えて B-to-C経営シミュレーション(簡略版)を使い、実際に意思決定を行うことによって、情報の価値を確かめる。なお冒頭に「仮想チームにおける関係成立シミュレーション」についてお話しする。
2 経営環境マッピング基本例題 思考範囲をイメージマップ法を使って記述する。記述法にはいくつかの基本語彙の切っ掛けがあり、この基本語彙を出発点にして、思考範囲を拡大する。
3 社会情報データの収集法の基礎 「マジックナンバー7」の人間の情報処理の限界について学習する。認識上、おおむね7ブロックに分割する傾向について理解する。そのうえで、社会保証・人口問題研究所のデータ利用法を学習する。
4 社会情報データの収集と応用 「俯瞰」ないし「鳥瞰」の意味を考える。コン社会保証・人口問題研究所のデータから、受講生が30歳時、50歳時の人口シミュレーションの結果を学習する。
5 階層分析シミュレーションの基本操作 階層分析シミュレーションの考え方を学ぶ。あわせて、質を量に変換する方法として、一対比較変換法を学び、実際にプログラムに記述する。
6 階層分析シミュレーションによる基本例題 階層分析シミュレーションによって例題を解く。一対比較値を変えることによって、演算結果がどのように変化するかを理解する。
7 階層分析シミュレーションによる応用問題 階層分析シミュレーションによって課題を解く。課題として、就活シミュレーションを予定している。
8 日程管理シミュレーション初級 日程計画シミュレーション初級編を手作業で実施する。架空の3人が異なる能力をもっており、3人による二つのプロジェクト事業の完成案を作成する。
9 日程管理シミュレーション中級 日程計画シミュレーション中級編を手作業で実施する。架空の3人が異なる能力をもっており、3人による五つのプロジェクト事業の完成案を作成する。
10 日程管理シミュレーション応用 日程計画シミュレーション応用編を手作業で実施する。架空の3人が異なる能力をもっており、3人による六つのプロジェクト事業の完成案を作成する。
11 自転車販売ゲーム操作編 インターネット応用による経営シミュレーション・システムを使う。共通モデルを使用するので、受講生は協働学習を実践する。一人の意思決定が他者に影響を与えるので、行動への責任を自覚してただく。
12 自転車販売ゲーム損益計算書 インターネット応用による経営シミュレーション・システムを使う。経営戦略の基本内容である損益分岐点を計算しながら、意思決定の演習を行う。
13 実施しない。 実施しない。
14 実施しない。 実施しない。

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