シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
経営学原理b(13以降_必修)/PRINCIPLES OF BUSINESS MANAGEMENT(B)
開講所属
/Course Offered by
経済学部/ECONOMICS
ターム・学期
/Term・Semester
2020年度/2020 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
金2/Fri 2
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
岡部 康弘

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
岡部 康弘 経営学科/MANAGEMENT
授業の目的・内容
/Course Objectives
秋学期は、春学期における外部環境分析を受けて、主にミクロ的視点か企業の活動に焦点を当てる。具体的には、寡占市場やニッチ市場でどのように競争優位を獲得するか、参入障壁をどのように活用するかあるいは乗り越えていくのか、バリューチェーン上の売り手や買い手はどのように交渉力を獲得していくのか、DSIR市場でデイファクト・スタンダードをどう確立していくのかなどである。企業は、その企業が属する外部環境によってもたらされる制約の中で、どのように自社が競争優位にある強みを生かすかという仕組みを考えないといけない。そのような仕組みの選択肢について考える。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
経営学原理は実践的な学問である。理論を理解することと理論が使えることは別問題である。講義の前半は理論を説明する。後半は理論を用いてケースを分析する。講義の中で、3~4人のグループに分かれて話し合い、ケースを分析する。そしてクラスメイトの前で自分達の答えを発表する。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
講義は復習中心である。興味あるトピックに関し講義中にあげる文献や資料を各自が読んでおくこと。詳しくは、授業計画設定、事前・事後学修の内容を参照。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
戦略経営論
著者
/Author name
サローナー・ポドルニー ・シェパード
出版社
/Publisher
東洋経済新報社
ISBN
/ISBN
4492531459
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
評価は学期末試験(100%)による。出席は本学の慣例による。遅刻については、公的機関の遅れ等以外の理由の入室は禁止。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
特にテキストはない。毎回講義資料を配布する
サローナー・ポドルニー ・シェパード著(2002)『戦略経営論』他,Pearson
到達目標
/Learning Goal
経営学の基礎的な学説、理論を習得し、実際の企業における行動について学説、理論に基づき分析のうえ、解説できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス 講義の全体的流れ、講義の目的、講義の進め方を説明する。 事前・事後の学修の必要はない。
2 事業戦略とは何か(ミッション、ビジョン他) 本講義全体を網羅する基本的考え方、フレームワークを説明する。 事前に講義資料に目を通す。事後にテキスト、1章2章を読む(1時間)。
3 競争優位(ポジションと組織能力) 競争優位を生み出す2つの方法について説明する。 事前に講義資料に目を通す。事後にテキスト、3章を読む(1時間)。
4 組織設計(ARC分析) 企業の内部を分析するツールARC分析を説明する。 事前に講義資料に目を通す。事後にテキスト、4章を読む(1時間)。
5 組織のタイプ(「活用型」組織と「探索型」組織) 組織の特徴と競争優位を生み出すやり方との関係について説明する。 事前に講義資料に目を通す。事後にテキスト、5章を読む(1時間)。
6 PIEの決定要因、PIEの分割、代替品と補完品 企業を取り巻く外部環境が、企業の競争優位にどう影響を与えるかを考える。 事前に講義資料に目を通す。事後にテキスト、6章を読む(1時間)。
7 競争のスペクトラム、水平的差別化と垂直的差別化 市場がどう構成されているか。どのように差別化を生み出すかを考える。 事前に講義資料に目を通す。事後にテキスト、7章を読む(1時間)。
8 寡占市場での競争、戦略的相互作用 競争相手が限られお互いに相手が分かっているとき、どのような競争が行われるのかを説明する。 事前に講義資料に目を通す。事後にテキスト、8章を読む(1時間)。
9 既存企業の優位性、参入障壁 新規参入企業が直面する不利な面に関して説明する。 事前に講義資料に目を通す。事後にテキスト、9章を読む(1時間)。
10 バリューチェーンにおける価値の創造と獲得 どのバリューチェーンに参入するか。バリューチェーンのどこに位置するのかで競争の度合いが異なる。それを説明する。 事前に講義資料に目を通す。事後にテキスト、10章を読む(1時間)。
11 需要サイドの収穫逓増市場における戦略 DSIR市場、デイファクト・スタンダードなど、市場の中ではなく市場を巡る競争について考える。 事前に講義資料に目を通す。事後にテキスト、12章を読む(1時間)。
12 グローバリゼーションと戦略 純粋な国内市場だけの戦略とグローバル展開をする場合の戦略との違いを考える。 事前に講義資料に目を通す。事後にテキスト、13章を読む(1時間)。
13 ゲーム理論を戦略経営に応用する 後期全体の講義を前提にゲーム理論を使い戦略をどう立案するかを考える。 事前に講義資料に目を通す。事後にテキスト、付録を読む(1時間)。
14 復習 講義全体の復習と試験の準備のやり方を説明する。 事前・事後の学修の必要はない。

科目一覧へ戻る/Return to the Course List