シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
精神保健福祉論b/MENTAL HEALTH(B)
開講所属
/Course Offered by
経済学部/ECONOMICS
ターム・学期
/Term・Semester
2020年度/2020 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
火4/Tue 4
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
伊藤 晋二

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
伊藤 晋二 経済学科/ECONOMICS
授業の目的・内容
/Course Objectives
精神保健(メンタルヘルス)や精神障害の問題は現代社会においては喫緊の課題であることは言うまでもない。自閉症スペクトラムなどの発達障害、学校でのいじめや不登校の問題、非行やひきこもり、自傷行為などの思春期・青年期の問題、核家族化・保育所不足の子育てに関する影響、児童虐待の問題、産後抑うつなどの女性の精神保健の問題、労働災害としての精神障害、異常犯罪、超高齢化社会における認知症の問題など、メンタルヘルスの問題は個人的な問題ではなく、解決すべき社会的問題ととらえるべきである。本講義では精神保健福祉論aを踏まえて(精神保健福祉論bのみを履修することも可能である)、ライフサイクルから見た精神保健、社会的な問題としてのメンタルヘルスについて理解し、専門的対人援助としての介入方法などについて考察しながら理解できることが本講義の目的である。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
履修者はmanaba内に掲示される資料を視聴し、各回に課される小テストへの解答を準備し、翌回授業内で示す解答について理解を深化させることが要求される。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
シラバスにある毎回のテーマに関連した新聞記事を読んでくること。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
小テスト(14回分)・・・50%
最終レポート・・・50%
いずれもmanaba内で出題
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
テキストはとくに指定しない。参考文献は講義の際に紹介する。
到達目標
/Learning Goal
精神保健福祉に関する専門知識を習得し、現代社会のストレス発生要因、およびその対処法等について分析のうえ、見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 オリエンテーション:現代社会と精神保健 現代社会において精神保健を決定する要因と予防医学の観点からのメンタルヘルスを理解する。
2 ライフサイクルと発達段階 ライフサイクルについて、エリクソンとフロイトの学説を対比して理解する。
3 乳幼児期の精神保健 乳幼児期の愛着について理解し、発達障害や被虐待児の症状について理解する。
4 学校の精神保健(小学校・中学校) 小学校や中学校場面における不登校やいじめについて概観し、対応について理解する。
5 学校の精神保健(高校・大学) 青年期に起こりやすい統合失調症、摂食障害などの精神障害に加え、スチューデントアパシーなどの大学生によくみられる状態について理解する。
6 職場の精神保健(法律・制度) 職場のメンタルヘルスの基礎となる、労働基準法、労働安全衛生法について概観し、労働者の心の健康保持のための方策について理解する。
7 職場の精神保健(予防・復職支援) ストレスチェック制度や精神的な疾患で休職した労働者の復職支援について理解する。
8 女性のライフサイクルと精神保健 歴史的な女性のライフサイクルの変化、女性が抱えやすい精神保健的な問題について理解する。
9 高齢者の精神保健 認知症について理解するとともに、高齢者に特有の心理的特性について把握する。
10 地域の精神保健(法律・制度) 精神保健福祉法の成り立ちについて学び、精神障害者の社会復帰について理解する。
11 地域の精神保健(地域精神保健資源) 地域における精神保健福祉センターや保健所、保健センターなどの役割について学び、障害者雇用促進法などの支援リソースについて理解する。
12 ストレスと身体の関連 ストレスにより心身に生じる反応について理解し、心身症の基礎となる理論を学ぶ。
13 タバコ・アルコール・依存性物質について タバコやアルコールによる依存症について学び、その危険性を理解する。
14 対人援助サービスとは 対人援サービスとしての精神保健についての原則と、そのプロセスを理解する。

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