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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
統計学b(13以降_選択)/STATISTICS(B)
開講所属
/Course Offered by
経済学部/ECONOMICS
ターム・学期
/Term・Semester
2020年度/2020 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
水2/Wed 2
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
樋田 勉

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
樋田 勉 国際環境経済学科/ECONOMICS ON SUSTAINABILITY
授業の目的・内容
/Course Objectives
今日の高度情報社会では,GDP,企業の財務情報,株価,テレビ番組の視聴率,スポーツ選手のパフォーマンスなど,様々な統計データが収集・作成・活用されている。情報通信技術の発展により統計データの利活用は容易になり,企業や公的機関は統計データを積極的に利用するようになってきた。特に,企業では市場調査,マーケティング,製品の品質管理,公的機関ではEvidence-based Policy Making(根拠に基づく政策運営)の推進のなかで,統計データの活用が進められている。
統計データを有効に活用するための学問が統計学である。統計学は,統計データをわかりやすく集計・表現したり,確率的なモデルを用いてデータの背後にある母集団の構造を推測・予測したりすることに用いられ,統計データを意思決定に活かすことを可能にする。また,近年注目を集める,データサイエンスや機械学習の基礎となっている。
この授業の目的は,統計学の基礎を学習し,統計データの分析方法と統計学的な考え方を習得することにある。これにより,統計学を基礎とするより上級の科目の理解と修得が可能になる。
統計学bでは,主として推測統計を学修する。授業中に小テストを行うことや宿題を出すことがある。

授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
統計学aの単位取得者を対象とする。
履修者は授業内容と配布するレジュメを理解し,内容に関連する練習問題への解答を準備し,授業内で理解を深めることが期待される。
テキストは指定しないが,参考書1・2のどちらかを購入して利用することが望ましい。

この授業はオンデマンド動画,配付資料による説明を中心に実施する。Zoomによるリアルタイム授業を実施することがある。この場合は事前にアナウンスするのでPorTaIIの掲示板を確認すること。
詳しくは初回の授業で説明する。初回の授業についての説明はPorTaIIに掲示する。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
授業後は,manabaやPorTaIIの活用し,授業内容の復習になる確認問題(課題)を解いて提出する。
最終回の授業では,秋学期のまとめの問題を出題するので,それに解答しレポートとして提出する。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
スタンダード 文科系の統計学 (2018)
著者
/Author name
中西 寛子, 竹内光悦, 中山厚穂
出版社/URL
/Publisher
培風館
ISBN
/ISBN
978-4563010195
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
コア・テキスト統計学 第2版 (2011)
著者
/Author name
大屋幸輔
出版社/URL
/Publisher
サイエンス社
ISBN
/ISBN
978-4883841783
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
課題・レポート(100%)
関連科目
/Related Subjects
統計学入門
多変量解析a,b
備考
/Notes
レジュメを配布する。
参考文献は授業中に紹介する。


到達目標
/Learning Goal
統計学の一般知識を習得し、現実の経済・経営データ分析に応用できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 オリエンテーション・春学期の復習 オリエンテーション・春学期の復習について
2 代表的な離散型確率分布 代表的な離散型確率分布
3 代表的な連続型確率分布
一般的な連続型確率分布,一様分布,指数分布の定義と性質
4 正規分布
正規分布,標準正規分布表の見方
5 標準正規分布の利用
標準正規分布表の見方と,正規分布による二項分布とポアソン分布の近似
6 標本抽出
母集団と標本,母数と統計量,無作為抽出法
7 標本抽出と標本分布 標本抽出,大数の法則,中心極限定理
8 正規分布からの標本抽出と標本分布
正規分布からの標本抽出と標本分布,カイ二乗分布,F分布
9 点推定と区間推定
点推定と区間推定の仕組み
10 母平均と母比率の区間推定
母平均と母比率の区間推定,標本サイズの決定
11 統計的仮説検定(検定の仕組み)
統計的仮説検定の仕組み,帰無仮説と対立仮説,棄却域,検定統計量
12 統計的仮説検定(1標本問題)
片側検定と両側検定,母平均の検定,母比率の検定
13 統計的仮説検定(2標本問題)
母平均の差の検定,比率の差の検定,対標本の検定
14 統計学bのまとめ
秋学期に学修した内容の総復習を行う。

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