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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
メディア社会学/SOCIOLOGY OF MEDIA AND CULTURE
開講所属
/Course Offered by
外国語学部交流文化学科/FOREIGN LANGUAGES TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES
ターム・学期
/Term・Semester
2020年度/2020 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
木1/Thu 1
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
山口 誠

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
山口 誠 交流文化学科/TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES
授業の目的・内容
/Course Objectives
 いまやメディアを一切使わずに一日を終えることは、ほぼ不可能な時代です。家族や友人などと話さない日はあっても、スマホやテレビや新聞や書籍に触れない日は無く、ここにゲームや音楽や動画も加えれば、現代は「メディア時代」であるといえます。
 ただしメディアは「透明なパイプ」ではなく、中立的で客観的な「媒体」でもありません。とくに映像メディア(映画、テレビの番組やCM、ネット上の動画)には、独自の「文法」があり、そして「ものを語る様式」としての「物語様式」があります。
 そこでこの授業では、世界的に高い評価をうけた短編映画の数本をネットで視聴し、そこから「メディア時代のリテラシー」を学び問うことを試みます。今学期も遠隔授業となったため、従来の対面授業とは異なる形式を試みます。
 具体的には全14回の授業を3つの期に分け、①第1期(初回から第5回)では「メディア時代のリテラシー」の考え方(理論)と実践方法(技能)について、Zoomによるオンライン講義を中心に学びます、②第2期(第6回から第11回)では短編映画2本を各自で視聴し、ポルタ経由で小レポート(1000字以上)を提出し、優れたレポートに対する教員のフィードバックと講評をZoomでおこなうことで、リテラシーの深化を試みます、③第3期(第12回から第14回)では、アカデミー短編映画賞の受賞作品を視聴し、あえてクリティカルに映像を観ることの理論と技能について考え、また実践します。
 そうして遠隔授業ならではの「メディア社会学」の授業として、「高い評価を得た短編映画(10分未満の映像作品)」の視聴を通じて「メディア時代のリテラシー」を学び、さらに深く考えるための糸口を探ることを試みます。初めての試みであるため、すべてうまくいくかわかりませんが、受講される方々のご理解とご協力をお願いします。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
主な授業の形式は、以下の通りです。
①第1期の計5回は、約60分のZoomによるオンライン講義が中心となります。レポート提出はありません。
②第2期の計6回は、「短編映画をYoutubeで視聴し、1000字以上のレポートを「ポルタ」経由で提出し、Zoomによるフィードバックと講評を受講する」という形式で、2回のレポート提出を求めます。
③第3期の計3回は、第2期と同じ形式ですが、評価の高い受賞作品に対してクリティカルなリテラシーの実践を試みます。1回のレポート提出を求めます。
 いわゆる「レポート地獄」にならないよう注意しつつ、計3回のレポート提出を求めますが、それ以外はZoom講義に参加し、また指定した動画や文献を各自で独習して、主体的かつ能動的に「メディア時代のリテラシー」の修得に取り組むことを受講生に期待します。

初回の授業(Zoomによるライブ形式)で、この授業の形式と方法について詳しく説明します。後日配信されるZoomミーティングへの参加を、お願いします。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
授業中に示す事例や重要概念についてネット上の辞書や事典などで自ら調べ、さらに理解を深めてください。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
レポート3回提出90%、授業への参加度および貢献度(チャット機能や音声による質問など)10%。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
メディア社会学の学説と諸理論の理解を通じて、現代社会において重要な役割を果たしているメディアのリテラシーを習得するとともに、自らメディアを活用してトランスナショナルな実践に取り組む能力を習得できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス:メディア時代のリテラシーとは メディアとは何か、リテラシーとは何か、そして社会学の視点から外国語学部でメディアを学ぶ理由とは何か、について考えます。【Zoom】
2 「メディア」の誕生:写真を事例に 写真術が独自の文法を手に入れ「写真」になるプロセスを考えます。【Zoom】
3 短編映画を観る方法(各自で動画視聴) 指定した動画を各自で視聴し、映像を読み解く技能の基礎を考えます。
4 リテラシーの実践方法(基礎編) 短編映画の分析を通じて、「リテラシー」という概念の歴史と特徴を理解します。【Zoom】
5 映像と映画の「文法」 映像の歴史をひもとき、その一つとして映画が誕生し、独自の「文法」を築くまでのプロセスを考えます。【Zoom】
6 短編映画の視聴と考察①(各自で動画視聴) 指定した動画を各自で視聴し、映像を読み解くリテラシーの実践を試みます。
7 レポート①の作成と提出 レポート①を作成し、指定時刻までに「ポルタ」経由で提出します。
8 短編映画の講評とレポート①のフィードバック 提出されたレポートへのフィードバックと短編映画を観る方法の実践をおこないます。【Zoom】
9 短編映画の視聴と考察②(各自で動画視聴) 指定した動画を各自で視聴し、映像を読み解くリテラシーの実践を試みます。
10 レポート②の作成と提出 レポート②を作成し、指定時刻までに「ポルタ」経由で提出します。
11 短編映画の講評とレポート②のフィードバック 提出されたレポートへのフィードバックと短編映画を観る方法の実践をおこないます。【Zoom】
12 短編映画の視聴と考察③(各自で動画視聴) 指定した動画を各自で視聴し、映像を読み解くリテラシーの実践を試みます。
13 レポート③の作成と提出 レポート③を作成し、指定時刻までに「ポルタ」経由で提出します。
14 短編映画の講評とレポート③のフィードバック 提出されたレポートへのフィードバックと短編映画を観る方法の実践をおこないます。【Zoom】

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