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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
フランス芸術文化講読Ⅰ/READINGS IN FRENCH ART AND CULTURE I
開講所属
/Course Offered by
外国語学部フランス語学科/FOREIGN LANGUAGES FRENCH
ターム・学期
/Term・Semester
2020年度/2020 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
水2/Wed 2
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
熊木 淳

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
熊木 淳 フランス語学科/FRENCH
授業の目的・内容
/Course Objectives
 1980年代、フランスではのちに企業小説と呼ばれるジャンルが生み出され、以後現在にいたるまで極めて独特な作品が多く生み出された。日本ではほぼ全く紹介されてこなかったこのジャンルの作品群の背景や意義などを紹介しつつ、企業小説の短編をあつめたアンソロジーである『企業』(Viviant, Arnaud éd., L’Entreprise, Paris, La Découverte, 2003)に収録されている作品を読む。本書は「被解雇者」、「人事」、「組合」などのテーマごとに、それぞれ短編が掲載されており、それらを読むことでそれらのテーマが企業小説というジャンルにおいてどのような意義を持つのかがわかるようになっている。
 おそらく企業小説と聞くと例えば日本でいえば高杉良や江上剛、あるいは池井戸潤らのような作品を想像するだろう。だがこのジャンルはジャーナリズム的知見とヌーヴォーロマンから受け継いだ形式的・文体的探究の合流とみなすことができる。つまり企業小説を知ることで文学史的知識を獲得し、同時代の社会・経済的背景を理解することができる。
 授業では当該テキストを講読していくが、古典作品と違い、新しい小説では辞書に登録されていない単語やハイコンテキストなフレーズなどが頻出するだろう。そのようなときにどうやって調べ、理解に達するかを学ぶ。当授業では知識を獲得するだけではなくその知識へのアクセスの仕方を学ぶことによって、フランス語の総合的な運用能力を向上させる。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
 授業は講読形式で行う。授業への参加においては何らかの調べる手段を準備しておいてもらいたい。当授業で扱うテキストは小説であるがきわめて現代的な背景を持っており、仏和辞典には載っていない語なども多数出てくるはずである。そのため例えばインターネット上の情報を利用して調べる必要なども出てくる。そこで当授業で講読を行うにあたっては、通常の辞書には掲載されていないような用語(ビジネス用語や俗語)の調べ方も学ぶことになるだろう。その際パソコンなどのインターネット上で情報収集を行うためのツールも持参することが望ましい。

遠隔授業を行うにあたって、受講生はまずDiscord上に作成したサーバーに事前に登録してもらう。そこで課題の提出や授業の補足説明などを行う予定である。URLはPorTa IIの掲示板にて示すので必ず確認するように。また、事前に受講生たちの通信環境を確認し、WebExによるリアルタイム授業、あるいはpdf+音声によるオンデマンド授業のいずれかの方法で授業を行うことになる。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
 当該テキストをある程度事前に読んでおくことが求められる。また、ニュースなどを通じてフランスの社会経済状況についてある程度の知識を持っておくことが望ましい。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
L'Entreprise
著者
/Author name
Arnaud Viviant (ed.)
出版社
/Publisher
La Découverte
ISBN
/ISBN
978-2-7071-5829-1
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
毎回の課題(指定箇所の訳出)によって評価する。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
講読テキストについては、そのコピーを授業初回にて配布する。
到達目標
/Learning Goal
専門的なフランス語テクストの講読・フランス芸術作品の鑑賞を通じて、フランス芸術文化に関する専門知識を習得し、、テクスト・作品を研究分析のうえ見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス 授業の概要、企業小説および当該テキストについての解説 授業後、日本の経済小説などについて調べておくとよい(以後の授業内で比較を行うため)
2 講読 p.77 該当箇所の訳読 事前には該当箇所を調べておくこと、事後は文法事項などについて復習すること
3 講読 p.78 該当箇所の訳読 事前には該当箇所を調べておくこと、事後は文法事項などについて復習すること
4 講読 p.79 該当箇所の訳読 事前には該当箇所を調べておくこと、事後は文法事項などについて復習すること
5 講読 p.80 該当箇所の訳読 事前には該当箇所を調べておくこと、事後は文法事項などについて復習すること
6 講読 p.81 該当箇所の訳読 事前には該当箇所を調べておくこと、事後は文法事項などについて復習すること
7 講読 p.82 該当箇所の訳読 事前には該当箇所を調べておくこと、事後は文法事項などについて復習すること
8 講読 p.83 該当箇所の訳読 事前には該当箇所を調べておくこと、事後は文法事項などについて復習すること
9 講読 p.84 該当箇所の訳読 事前には該当箇所を調べておくこと、事後は文法事項などについて復習すること
10 講読 p.85 該当箇所の訳読 事前には該当箇所を調べておくこと、事後は文法事項などについて復習すること
11 講読 p.86 該当箇所の訳読 事前には該当箇所を調べておくこと、事後は文法事項などについて復習すること
12 講読 p.87 該当箇所の訳読 事前には該当箇所を調べておくこと、事後は文法事項などについて復習すること
13 実施しません 実施しません 実施しません
14 実施しません 実施しません 実施しません

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