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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
フランス語言語教育論Ⅱ/FRENCH EDUCATION THEORY II
開講所属
/Course Offered by
外国語学部フランス語学科/FOREIGN LANGUAGES FRENCH
ターム・学期
/Term・Semester
2020年度/2020 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
水1/Wed 1
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
中村 公子

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
中村 公子 フランス語学科/FRENCH
授業の目的・内容
/Course Objectives
<講義目的>
この授業では、フランス語教育を中心に外国語教育について、「学ぶ立場」と「教える立場」の両方からアプローチしながら考えます。「学ぶ立場」からでは見えない外国語学習(教育)を「教える立場」から眺めることで、自分自身にとってのより効果的な外国語学習法を模索することを目的としています。
<講義概要>
今学期は「語彙集」と「私のテキスト」作成を大きな2つのテーマとして授業を行います。
  1. 「語彙集」作成
  語彙を増やすための学習は、多くの学習者にとって大きな課題の一つになっています。そこで、いくつかテーマを決め、
  それぞれのテーマ毎に20〜30個くらいの語彙をピックアップして、"de moi, par moi et pour moi" 自分だけの語彙集を
  作成していただきます。レイアウトやイラスト、例文など、各自で「工夫しながら楽しんで」自分だけの語彙集作成に
  取り組みましょう。
  2. 「私のテキスト」作成(6〜8ページ)
    各自でテーマを決め、そのテーマに沿った「私のテキスト」(総合的なテキストで、Amical や Totem のタイプ)を作成
  していただきます。テーマは「卒業旅行でフランス旅」や「フランスで料理学校へ行くために」、「フランスでスポーツ
  観戦するために」「フランス音楽への旅」「日本の中のフランス」「フランス、行ったつもり」など、各自の興味に応じ
  て設定してください。(旅でなくても全然構いません)。実際にテキストを作成すると、それまで見えていなかったもの
  が見えてきますし、テキスト作成過程で得たものを今後の外国語学習に活かされたら学習そのものも変わってくることで
  しょう。(注意!  あくまでも「言語学習のためのテキスト」作成ですので、取り違えないよう注意してください。)
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
この授業は講義(口頭または紙媒体)と個人作業を中心に進めます。また毎回、授業の最初に音読練習(シャドーイング)を各自で行っていただきます。(秋学期はシャドーイングのテストを2回、Zoom で行います。)

授業形態: Zoom によるリアルタイム授業 または 個人学習・作業(通信教育タイプ) (どちらも同じ内容)
     (ただし、シャドーイングのテストは Zoom で実施 。)

使用するツール:Zoom と PorTa II (お知らせ、資料配布、課題提出)

質疑応答など:Zoom の時間帯(9h30-10h00)に口頭またはチャットで受けつけます。
      (「通信教育タイプ」を選択する方も質問がある場合は上記時間内に Zoom に入室してください)

この授業の詳しい説明は秋学期最初の授業で行いますので、希望者は9時に Zoom で出席してください。
これは強制ではありません。(なお、Zoom で入室できない場合、この授業を履修している友人やお知り合いに
Lineの無料電話などでつないでもらってください。音声を聞くことができます。)
事前・事後学修の内容
/Before After Study
事前に配布されるプリント(シャドーイングテキスト+講義ノート)を読み内容を把握しておいてください。
授業後は講義内容を理解し、課題に取り組んでください。
また、随時、1、2年の語学のテキストやノートで復習し、必要に応じて各種辞書や参考書などを使用して
知りたいことやわからないことを調べてください。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
決まったテキストは使用しません。
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
フランス語をどのように教えるか
著者
/Author name
中村啓佑、長谷川富子
出版社/URL
/Publisher
駿河台出版社
ISBN
/ISBN
1996
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
シャドーイングテスト2回(20%)、語彙集(30%)、「私のテキスト」(30%)、 まとめレポート(20%)
関連科目
/Related Subjects
「フランス語言語教育論 I」と「フランス語言語教育論 II」を通して履修することをお勧めします。
備考
/Notes
必要な時に、1,2年で使用した教科書や各種辞書、参考書などを使用してください。
到達目標
/Learning Goal
「教える側」と「学ぶ側」との両方から、言語教育一般、とりわけ、フランス語教育に関する専門知識を習得し、実践できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス、今学期の準備 この授業の進め方を説明
シャドーイング
今学期に向けての準備
2 語彙学習について これまでの自分の語彙学習の振り返り
語彙学習の方法
3 語彙集作成に向けて
語彙集作成作業 1
自分だけの語彙集作成作業
「どのような語彙集にするのか」 
  → 全体像と項目決定
4 語彙集作成作業2 具体的な項目と語彙の決定
  → 項目別語彙一覧の作成
5 語彙集作成作業3
仕上げに向けた作業
(自分だけの独自性を出す工夫
   → レイアウト,例文,イラスト,提示方法,歌など)
6 語彙集作成作業4 語彙集を完成させ、提出。
7 シャドーイング テスト1 
(Zoom にて実施)
1〜6回までのシャドーイングのテキストから
テスト時に指定された場所を音読。
8 テキストの構成と内容 様々なタイプのテキストの構成
それぞれのテキストの学習内容と提示方法について
9 テキスト作成に向けて
「私のテキスト」作成作業 1
自分のための自分だけのテキスト作成(6-8ページ)
テーマと項目を決める
10 「私のテキスト」作成作業 2 それぞれの項目について学習内容をまとめる
提示方法と全体像を考慮する
11 「私のテキスト」作成作業 3 仕上げに向けた作業
(自分だけの独自性を出す工夫
   → レイアウト,例文,イラスト,提示方法,歌,
   文化紹介コラム,練習問題,など)
12 「私のテキスト」作成作業 4 「私のテキスト」を完成させ、提出。
13 シャドーイング テスト2
(Zoom にて実施)
8〜12回までのシャドーイングのテキストから
テスト時に指定された場所を音読。
14 まとめ(100分レポート) 今学期の総括
 2ページ以内に100分でまとめる

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