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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
国際関係入門/INTRODUCTION TO INTERNATIONAL RELATIONS
開講所属
/Course Offered by
外国語学部英語学科/FOREIGN LANGUAGES ENGLISH
ターム・学期
/Term・Semester
2020年度/2020 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
火5/Tue 5
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
水本 義彦

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
水本 義彦 英語学科/ENGLISH
授業の目的・内容
/Course Objectives
本講義は、入門科目として国際関係の基礎的な概念、分析枠組み(国際関係の見方)を習得し、現代の国際社会がどのように成り立ち、どのような問題を抱え、対処しているかを理解することを目的とする。2年次以降の国際関係関連科目を理解する上で必須の基礎的知識の習得に努める。講義では、毎回要点をまとめたレジュメを配布し、それに沿って講義を進めていく。学期の前半では、概念について講義し、国際関係の3つの代表的な分析枠組み(リアリズム、リベラリズム、マルキシズム)を解説する。後半では、今日世界が直面するグローバル・イシューズ(地球規模の問題群)と呼ばれる諸問題をいくつか取り上げ、その歴史的背景や現状、将来的な課題を特にアメリカ、イギリスの政府、民間団体(NGO)、国際機関の活動に注目しながら具体的に検討していく。その際、グローバル・イシューズの現状をより実感、体験できるように、英語圏の英字新聞(アメリカ:The New York Times, Washington Post、イギリス:Financial Times)や、米英の公共放送(CNN、BBC)などの国際英語放送、ドキュメンタリー番組などを教材として積極的に活用する。また、講義の導入として「今週の国際ニュース」と題して時事問題を紹介し、分析枠組みと現実の国際問題との関連を意識しながら講義を進める。教員免許状取得の必修科目のため、中学校・高等学校における外国語科の授業に資する考え方も身に付けさせる。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
授業は、講義録画の配信によって行う。毎週火曜日17時00分にPorTa IIを通じて授業を視聴できるURLをお知らせする。録画は授業日から1カ月間いつでも視聴可能であるが、春学期の間に3回平常点として講義に関するコメントを提出してもらう。提出期限が定まっているので、講義の録画は原則当日視聴し、課題に取り組むようにしてもらいたい。講義資料もPorTa IIで配信する。講義のすすめ方や注意点、コメントの提出方法については、5月26日(火)の第1回講義の録画で説明する。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
授業では時事的な国際情勢をしばしば例にあげるので、日ごろから新聞やネットニュースの国際面などに目を通しておくことを推奨します。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
指定しない
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
現代の国際政治[第3版]
著者
/Author name
長谷川雄一・金子芳樹編
出版社/URL
/Publisher
ミネルヴァ書房
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
グローバル社会の国際関係論[新版]
著者
/Author name
山田高敬・大矢根聡編
出版社/URL
/Publisher
有斐閣
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
国際政治経済学・入門[第3版]
著者
/Author name
野林健・大芝亮・納家政嗣・山田敦・長尾悟著
出版社/URL
/Publisher
有斐閣
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
平常点(コメント点:3回)(30%)、学期末レポート(70%)(2500字)
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
グローバル化し、ますます多様化する世界と異文化への理解向上を目指す。英語圏諸国ならびに英語を公式言語とする国際機関などの活動に注目しつつ、今日の国際社会で生じている問題とその解決に向けた取り組みを考察するための基礎力を養う。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 はじめに 国際関係を学ぶ意義、国際関係の分析枠組み(リアリズム、リベラリズム、マルキシズム) 参考文献や国際ニュース記事などの講読
2 リアリズム(1) 国益、権力闘争、戦争(第一次・第二次世界大戦の歴史) 参考文献や国際ニュース記事などの講読
3 リアリズム(2) 「無政府社会」としての国際社会、勢力均衡、同盟、「安全保障のジレンマ」 参考文献や国際ニュース記事などの講読
4 リベラリズム(1) 利益の共有、協調 参考文献や国際ニュース記事などの講読
5 リベラリズム(2) 国際的相互依存、国際レジーム論、国際機構(国際連盟、国際連合)の歴史的発展過程、民主的平和論、国際NGO、多国籍企業 参考文献や国際ニュース記事などの講読
6 マルキシズム(1) 支配と従属、脱植民地化の歴史、経済的格差 参考文献や国際ニュース記事などの講読
7 マルキシズム(2) 従属論、世界システム論、国際機構・民間団体による開発支援 参考文献や国際ニュース記事などの講読
8 中間のまとめ 三つの枠組みの比較 参考文献や国際ニュース記事などの講読
9 グローバル・イシューズ(1) グローバル・イシューズの考察(グローバル・イシューズの分析・検討を通して、社会及び文化の多様性について考察する)
テロ、大量破壊兵器
参考文献や国際ニュース記事などの講読
10 グローバル・イシューズ(2) 地球環境問題(地球温暖化問題とその対策を中心に):京都議定書、パリ協定、環境NGO(GREENPEACE) 参考文献や国際ニュース記事などの講読
11 グローバル・イシューズ(3) 紛争(民族・宗教対立、内戦)、平和構築(国連平和維持活動)、開発支援(政府開発援助、国際NGOの支援{イギリス:OXFAM})、人権(アメリカ:Human Rights Watch) 参考文献や国際ニュース記事などの講読
12 グローバル・イシューズ(4) 難民、国内避難民、無国籍者、国連高等難民弁務官事務所(UNHCR)の活動 参考文献や国際ニュース記事などの講読
13 実施しません 実施しません
14 実施しません 実施しません

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