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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
英語専門講読 Ⅱ/ADVANCED THEMATIC READING Ⅱ
開講所属
/Course Offered by
外国語学部英語学科/FOREIGN LANGUAGES ENGLISH
ターム・学期
/Term・Semester
2020年度/2020 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
水3/Wed 3
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
関根 路代

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
関根 路代 英語学科/ENGLISH
授業の目的・内容
/Course Objectives
 春学期に引き続き、英語の能力を活かし、歴史・文化・社会に関する深い教養に基礎付けられた専門知識を習得するため、本科目では、Robert Pinsky編The Mind Has Cliffs of Fall: Poems at the Extremes of Feeling (2019)を読み、詩における「感情表現」について考察する。
 詩だけに限らず、芸術作品において「感情表現」はある意味最も注意深く操作・観察されているものだ。詩において重要な理由の一端は、「感情表現」が叙事詩と抒情詩の分岐点を成すゆえにある。ロマン派は感情を情熱的に吐露し、一方モダニストを代表するT. S. エリオットは「詩とは感情の解放ではなく、感情からの逃避だ」とロマン派を批判した。歌と詩の区分を「感情表現」にみる批評家もいる。だれの感情がどのように表現されるのか、一年を通し検証してみたい。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
この授業は、水曜日3限にzoomでリアルタイム授業を行います。
毎回録音し、manabaにアップするので、体調不良、機器・通信の不具合があり参加できない場合は、録音を聞いて、その回の「授業のまとめワークシート」を期日までに提出してください。

・授業は、学生によるプレゼンテーション形式で行う。
・発表者は作品を読み込み、訳を作成し、先行研究を参照しながら解釈を試みる。レジュメを作成し、授業で他の履修者へ解説をしつつ、疑問点のディスカッションを行う。
・他の履修者は発表者の誘導のもと、作品の解釈を試み、ディスカッションを行う。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
事前学修として、声に出して作品を味わい、疑問点を作成し提出すること。事後学修として、授業で読んだ作品を読み直し、イメージを膨らませること。復習し疑問に思ったことや意見がある場合は、次回分の予習のワークシートに合わせて記入すること。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
The Mind Has Cliffs of Fall: Poems at the Extremes of Feeling
著者
/Author name
Robert Pinsky
出版社
/Publisher
Norton
ISBN
/ISBN
978-1-324-00178-2
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
授業中に適宜紹介する。
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
・授業内での発表(20%):学期ごとにペアあるいはグループで1~2回行うプレゼンテーション。
・参加度(20%):各授業でのディスカッションにおける意見発表などの貢献。
・課題(20%)予習として作品の疑問点を作成し提出。
・レポート(40%):学期末の最終課題。作品の解釈を3000字程度でまとめる。理論的な分析がされているか、それが文章化されているかを判断基準にAA, A, B, Cの4段階で評価する。

出席は全体の1/3以上を欠席するとその時点で単位認定不能となります。
関連科目
/Related Subjects
専門講読Iを履修していることが望ましい
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
分野の専門性をもった英文マテリアル(資料)を講読、読解できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 Introduction 授業の進め方・評価について、担当割り イントロ資料を一読しておくこと。資料を参照し、manabaの使い方や発表方法や日程、全体の課題を再度確認しておくこと。
2 Walt Whitman① "When Lilacs Last in the Door-yard Bloom'd" sections 1-4 事前に精読し、疑問点を作成し提出すること。復習し疑問に思ったことや意見がある場合は、次回分の予習のワークシートに合わせて記入すること。
3 Walt Whitman② "When Lilacs Last in the Door-yard Bloom'd" sections 5-7 事前に精読し、疑問点を作成し提出すること。復習し疑問に思ったことや意見がある場合は、次回分の予習のワークシートに合わせて記入すること。
4 Walt Whitman③ "When Lilacs Last in the Door-yard Bloom'd" sections 8-10 事前に精読し、疑問点を作成し提出すること。復習し疑問に思ったことや意見がある場合は、次回分の予習のワークシートに合わせて記入すること。
5 Walt Whitman④ "When Lilacs Last in the Door-yard Bloom'd" sections 11-13 事前に精読し、疑問点を作成し提出すること。復習し疑問に思ったことや意見がある場合は、次回分の予習のワークシートに合わせて記入すること。
6 Walt Whitman⑤ "When Lilacs Last in the Door-yard Bloom'd" sections 14-15 事前に精読し、疑問点を作成し提出すること。復習し疑問に思ったことや意見がある場合は、次回分の予習のワークシートに合わせて記入すること。
7 Walt Whitman⑥ "When Lilacs Last in the Door-yard Bloom'd" sections 16 事前に精読し、疑問点を作成し提出すること。復習し疑問に思ったことや意見がある場合は、次回分の予習のワークシートに合わせて記入すること。
8 Walt Whitman⑦ "When Lilacs Last in the Door-yard Bloom'd" sections 17-18 事前に精読し、疑問点を作成し提出すること。復習し疑問に思ったことや意見がある場合は、次回分の予習のワークシートに合わせて記入すること。
9 Walt Whitman⑧ "When Lilacs Last in the Door-yard Bloom'd" sections 19-20 事前に精読し、疑問点を作成し提出すること。復習し疑問に思ったことや意見がある場合は、次回分の予習のワークシートに合わせて記入すること。
10 Gwendolyn Brooks "The Bean Eaters" 事前に精読し、疑問点を作成し提出すること。復習し疑問に思ったことや意見がある場合は、次回分の予習のワークシートに合わせて記入すること。
11 Louise Gluck "Visitors from Abroad" 事前に精読し、疑問点を作成し提出すること。復習し疑問に思ったことや意見がある場合は、次回分の予習のワークシートに合わせて記入すること。
12 Kevin Young "The Hunch" 事前に精読し、疑問点を作成し提出すること。復習し疑問に思ったことや意見がある場合は、次回分の予習のワークシートに合わせて記入すること。
13 Wendy Trevino "Poem" 事前に精読し、疑問点を作成し提出すること。復習し疑問に思ったことや意見がある場合は、次回分の予習のワークシートに合わせて記入すること。
14 Summary 総括を行う これまで授業で読んだ詩を見直しておいてください。総括したのち、感情表現についてディスカッションをします。

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