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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
英語専門講読 Ⅰ/ADVANCED THEMATIC READING Ⅰ
開講所属
/Course Offered by
外国語学部英語学科/FOREIGN LANGUAGES ENGLISH
ターム・学期
/Term・Semester
2020年度/2020 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
火2/Tue 2
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
青栁 真紀子

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
青栁 真紀子 英語学科/ENGLISH
授業の目的・内容
/Course Objectives
< 内容 >
・ヒトが「ことばを聞いてわかる」とはどういうことなのか。 
 まず,その基盤である「音を聞いてわかる(音声知覚)」についてその基礎を学ぶ。
・また,赤ちゃんはゼロから音を一つ一つ覚えていくのであろうか。
 乳児による音声の獲得やその発達について学ぶ。
・その他,音声知覚に関連するトピックについて読む。

< 目的 >
・ヒトの音声知覚,乳児の音声獲得,他の動物の音声知覚等についての科学的知見を読む
 ことにより、ヒトの言語の面白さに触れ,さらに,母語や外国語の音の知覚について
 考えてみる。
・テキストは比較的やさしい入門書である。ある程度まとまった分量を継続して読み進める
 ことにより,正確な読解力と分析的な視点を養う。

< メッセージ >
・最初は少し大変かもしれないが,少しずつ慣れていく。
・こつこつと継続することで,年度末には必ず読解力向上を実感できると思われる。
・難しいポイントは丁寧に解説して進めて行くので,一緒に頑張りましょう。

授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
今学期は遠隔で行う。(課題送信、zoomライブ、録音/画オンデマンド等の組合わせ)

a. 学生は毎回の予習が前提となり,精読の練習をする。
b. 内容について,教員が解説・補足をし(資料、ライブ、録音/画)、質疑応答、議論を行う(ライブ)。
c. 学生担当者は配布資料をもってまとめを発表する。



事前・事後学修の内容
/Before After Study
・毎週の事前の読み課題をこなすことが必須。また,事後に関連課題が出ることもある。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
A Basic Introduction to Speech Perception
著者
/Author name
Ryalls, Jack
出版社
/Publisher
Singular Publishing Group Inc. (1996)
ISBN
/ISBN
ISBN: 1-56593-617-5
その他(任意)
/other
DUOに若干数入庫予定、Amazon等Onlineで新/古入手可能、図書館指定図書、担当教員所蔵、春学期開始当面文はデータを配信する。
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
・授業参加(準備・クイズ/課題)約40%,担当発表 約20%,レポート約40%。
関連科目
/Related Subjects
・「英語の音声」(初習者におすすめ,火4,1学期完結)
・上記の履修後に「音声・音韻論a, b」(中級者におすすめ,木3,通年)
備考
/Notes
・使用テキストは、Amazon等Onlineで中古で比較的安価に出回っている。
・図書館(指定図書)および担当者手元にも複数冊ずつある。
・春学期は入手も接触困難が予想されるので、開始当面のテキストデータを配信する。

到達目標
/Learning Goal
分野の専門性をもった英文マテリアル(資料)を講読、読解できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 Introduction Top-down と Bottom-up の情報とは
音の判別、サルの顔の判別
2 Ch-1 Sounds of Speech
(1) Sound types
ことばの音: 響く音、響かない音 事前: 読み課題
事後: クイズ結果/理解の訂正、確定
3 Ch-1 Sounds of Speech
(2) Occlusive types
ことばの音: 種類 事前: 読み課題
事後: クイズ結果/理解の訂正、確定
4 Ch-2 Basic Sp Acoustics
(1) Waveforms
音響の基礎: 波形、周波数って? 事前: 読み課題
事後: クイズ結果/理解の訂正、確定
5 Ch-2 Basic Sp Acoustics
(2) Harmonics, Spectrum
音響の基礎:
音楽だけでない倍音、スペクトルって?
事前: 読み課題
事後: クイズ結果/理解の訂正、確定
6 Ch-3 Perception of Vowels
(1) Spectrograms
母音を聴く (1):
なぜアイウエオと聞こえる
事前: 読み課題
事後: クイズ結果/理解の訂正、確定
7 Ch-3 Perception of Vowels
(2) Normalization
母音を聴く (2):
大人/こども, 男/女の差もなんのその
事前: 読み課題
事後: クイズ結果/理解の訂正、確定
8 Ch-4 Perception of Consonants
(1) Locus
子音を聴く (1): ない音を聞く 事前: 読み課題
事後: クイズ結果/理解の訂正、確定
9 Ch-4 Perception of Consonants
(2) Syllable unit
子音を聴く (2): 音の塊り 事前: 読み課題
事後: クイズ結果/理解の訂正、確定
10 Ch-5 Categorical Perception
(1) Voice Onset Time
範疇知覚: VOT、敏感であり鈍感
ソフトをいじる
事前: 読み課題
事後: クイズ結果/理解の訂正、確定
11 Ch-5 Categorical Perception
(2) Stop voicing
範疇知覚 (2): 君のパは私のバ 事前: 読み課題
事後: クイズ結果/理解の訂正、確定
12 Ch-5 Categorical Perception
(3) Boundary shift
範疇知覚 (3): 言語に合わせて聴く 事前: 読み課題
事後: クイズ結果/理解の訂正、確定
13 大学実施の定期試験はありません 期末ペーパー(深掘り小論文)提出あり
14 大学実施の定期試験はありません 期末ペーパー(深掘り小論文)提出あり

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