基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Course	英語専門講読　Ⅰ／ADVANCED THEMATIC READING　Ⅰ
開講所属 ／Course Offered by	外国語学部英語学科／FOREIGN LANGUAGES ENGLISH
ターム・学期 ／Term・Semester	2020年度／2020 Academic Year　　春学期／SPRING SEMESTER
曜限 ／Day, Period	火2／Tue 2
開講区分 ／semester offered	春学期／Spring
単位数 ／Credits	2.0
学年 ／Year	2,3,4
主担当教員 ／Main Instructor	羽山　恵

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
羽山　恵	英語学科／ENGLISH

授業の目的・内容 ／Course Objectives	第2言語（われわれの場合特に英語）を習得すること（second language acquisition: SLA）は、なぜこんなに難しいのか？どのような学習方法・教授方法が効果的なのか？第2言語習得に長けている人と苦労する人は、一体何が違うのか？ このような疑問に答えるべく、調査や実験を行いデータに基づいた議論をするのが「実証研究」である。この授業では、英語で書かれたSLA実証研究論文を講読していく。 実証研究論文は「科学的」である。「研究課題」（Research questions）があり、「研究方法」（Research method）があり、得られた「結果」（Results）は図や表と共に数値で表される。多くの受講生の皆さんにとっては、初めて読むタイプの文書だと思われるが、どのように読み解いていけばいいのかという基本的なことを講義する。その後、読んだ内容を基に、意見交換やリサーチ・デザイン案を立てる活動を中心とした、演習を行っていく。
授業の形式・方法と履修上の注意 ／Teaching method and Attention the course	使用ツール：PorTa II, Zoom, Google Classroom 受講にあたっては、（1）PDFで配布する英語論文を読むこと、（2）プレゼンテーション資料作成アプリ（PPtやKeynote）で資料を作成すること、（3）ワープロアプリ（WordやPages）でレポートを書くことが求められる。また、毎回授業開始の際にはZoomで出席をとる。これらのIT環境があることが受講上必要となるので、ご注意いただきたい。 毎週の授業は以下の通り。 11:00-11:10 挨拶・出席確認（Zoom） 11:10-11:40 本日の講読のポイント解説（Zoom） 11:40-12:10 課題への取り組み（オフライン） 12:10-12:30 課題の確認・宿題提示（Zoom） ※初回授業は5月26日（火）11時よりZoomにてガイダンスを行う。 履修登録者には、その日時以前にwebmail宛てにZoom招待を連絡する。
事前・事後学修の内容 ／Before After Study	事前：予め配布される質問紙に対する答えを探しながら、当該論文を読んだ上、授業に臨むこと。 事後：1つの論文を読み終わった後には、関連するテーマでオリジナルのリサーチ・デザイン案を作成し発表する（3週間に1度）。
テキスト1 ／Textbooks1	書籍名 ／Title 日本国内で発行された英語教育・第2言語習得に関する英語論文（PDFにて配布） 著者 ／Author name 出版社 ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
テキスト2 ／Textbooks2	書籍名 ／Title 著者 ／Author name 出版社 ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
テキスト3 ／Textbooks3	書籍名 ／Title 著者 ／Author name 出版社 ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
参考文献等1 ／References1	書籍名/ｻｲﾄ名 ／Title 著者 ／Author name 出版社/URL ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
参考文献等2 ／References2	書籍名/ｻｲﾄ名 ／Title 著者 ／Author name 出版社/URL ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
参考文献等3 ／References3	書籍名/ｻｲﾄ名 ／Title 著者 ／Author name 出版社/URL ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
評価方法 ／Evaluation	（1）毎回の課題への取り組み（60%） （2）学期末レポート（40%）
関連科目 ／Related Subjects	「演習」を受講する3年生は受講することが望ましい。
備考 ／Notes	論文を配布したり、課題を回収したりするウェブサイトについては、授業開始後に改めて知らせる。
到達目標 ／Learning Goal	分野の専門性をもった英文マテリアル（資料）を講読、読解できるようにする。

回 ／Time	授業計画（主題の設定） ／Class schedule	授業の内容 ／Contents of class	事前・事後学修の内容 ／Before After Study
1	ガイダンス、練習論文の解説	SLAとは何か、実証研究とは何か、基本的なことを講義する。 質問紙に基づきながら、日本語の論文を1つ読む。	事後学習：「練習論文」（日本語）を読み、次の授業に備える。
2	練習論文：内容確認、要約、追試研究のリサーチ・デザイン練習	練習論文の理解を確認する。 追試研究をするならどのようなことを調べるかについて、自分の考えをまとめ、グループで議論する。	事後学修：実証研究論文の構成を復習する。リサーチ・デザインの作り方を復習する。
3	論文1-1：【語彙知識】についての解説、論文前半の内容確認	語彙知識についての専門用語を解説する。 質問紙に基づきながら、論文の前半部分を読む。	事前学修：質問紙を参照しながら論文1の前半部分を読み、次の授業に備える。
4	論文1-2：論文後半の内容確認	統計を用いた分析方法について解説する。 質問紙に基づきながら、論文の後半部分を読む。	事前学修：質問紙を参照しながら論文1の後半部分を読み、次の授業に備える。
5	論文1-3：要約、追試研究のリサーチ・デザイン練習	追試研究をするならどのようなことを調べるかについて、自分の考えをまとめ、グループで議論する。	事前学修：論文1の要約を英語で言えるように準備する。
6	論文2-1：【スピーキング評価】についての解説、論文前半の内容確認	評価についての専門用語を解説する。 質問紙に基づきながら、論文の前半部分を読む。	事前学修：質問紙を参照しながら論文2の前半部分を読み、次の授業に備える。
7	論文2-2：論文後半の内容確認	統計を用いた分析方法について解説する。 質問紙に基づきながら、論文の後半部分を読む。	事前学修：質問紙を参照しながら論文2の後半部分を読み、次の授業に備える。
8	論文2-3：要約、追試研究のリサーチ・デザイン練習	追試研究をするならどのようなことを調べるかについて、自分の考えをまとめ、グループで議論する。	事前学修：論文2の要約を英語で言えるように準備する。
9	論文3-1：【動機付け】についての解説、論文前半の内容確認	動機付けについての専門用語を解説する。 質問紙に基づきながら、論文の前半部分を読む。	事前学修：質問紙を参照しながら論文3の前半部分を読み、次の授業に備える。
10	論文3-2：論文後半の内容確認	統計を用いた分析方法について解説する。 質問紙に基づきながら、論文の後半部分を読む。	事前学修：質問紙を参照しながら論文3の後半部分を読み、次の授業に備える。
11	論文3-3：要約、追試研究のリサーチ・デザイン練習	追試研究をするならどのようなことを調べるかについて、自分の考えをまとめ、グループで議論する。	事前学修：論文3の要約を英語で言えるように準備する。
12	まとめ、最終課題の解説	最終課題について説明をする。	事後学習：最終課題（レポート）を執筆する。
13	※実施しません	※実施しません	※実施しません
14	※実施しません	※実施しません	※実施しません