シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
テクスト研究(芸術・文化) b/TEXT STUDIES (GERMAN ARTS AND CULTURE) b
開講所属
/Course Offered by
外国語学部ドイツ語学科/FOREIGN LANGUAGES GERMAN
ターム・学期
/Term・Semester
2020年度/2020 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
木5/Thu 5
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
上村 敏郎

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
上村 敏郎 ドイツ語学科/GERMAN
授業の目的・内容
/Course Objectives
この授業ではドイツ語の専門書を読解することで、ドイツ語文献の読み方を学ぶとともに、芸術や文化に対する歴史的なアプローチ方法、文化史的な思考方法について学んでいきます。テーマは18世紀ドイツ語圏の文化の消費について扱います。私たちの生きる近現代社会の入り口となった18世紀は、大きな変化が起きた時代でした。イギリスで起きた産業革命などの社会変化を背景にヨーロッパでは消費社会が誕生していきます。その流れの中で、芸術や文化も消費の対象となっていきます。これはドイツ語圏でも例外ではありません。こうした大きな社会変化の中で文化の消費がどのように生じ、変化していったかを考察してみましょう。

授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
受講生には配布テクストを読解し、その日本語訳や解釈を発表してもらいます。場合によってはテクストのテーマに関するグループディスカッションやグループ発表などをおこないます。

*授業はZoomを使ったリアルタイム配信による遠隔授業でおこないます。
 Slackを使用して授業に関する連絡、資料配付いたします。
 初回授業で授業の進行方法について説明します。受講予定者は必ず出席すること。

※未修クラスで「総合ドイツ語Ⅳ」または「応用ドイツ語Ⅱ」の成績が「A」以上の学生と既修クラスの学生を主な対象とします。
(但し、未修クラスの学生で成績が「B」以下でも履修可)
事前・事後学修の内容
/Before After Study
授業中に配布するドイツ語のテクストの予習ならびに復習を行う。
授業で扱うテーマと関連する参考文献を読む。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
Genuss und Glück des Lebens. Kulturkonsum im Zeitalter der Aufklärung
著者
/Author name
Michael North
出版社
/Publisher
Böhlau
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
コピーを配布
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
『人生の愉楽と幸福—ドイツ啓蒙主義と文化の消費』
著者
/Author name
ミヒャエル・ノルト
出版社/URL
/Publisher
法政大学出版局
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
通常授業内のアクティビティ(テクストの予習や復習、テーマに基づく発表)60%、授業内の最終確認テスト40%
*課題は、manabaを使用いたします。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
テクストは初回授業でコピーを配布します。
このシラバスはあくまでも予定です。講読テクストおよび授業の進行方法については初回授業で改めて説明します。
到達目標
/Learning Goal
専門的なドイツ語テクストを講読し、芸術・文化に関する分野について背景知識を含めて総合的に研究し、分析を行い見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 イントロダクション 授業テキストの紹介とテーマ説明
2 レクチャー:18世紀ドイツ語圏の文化の消費 テーマやテクストに関する背景知識を確認する
3 日本語文献の講読 テーマに関する日本語の文献を読むことで、テーマに関する理解を深める
4 ドイツ語テクストの講読 序論:18世紀—文化消費の時代
5 ドイツ語テクストの講読 第1章 書物と読書 前半
6 ドイツ語テクストの講読 第1章 書物と読書 中
7 ドイツ語テクストの講読 第1章 書物と読書 後半
8 グループディスカッション これまで読んできた内容についてグループディスカッションを通じて理解を深める
9 ドイツ語テクストの講読 第2章 旅と旅行文化 前半
10 ドイツ語テクストの講読 第2章 旅と旅行文化 後半
11 ドイツ語テクストの講読 第3章 モードと奢侈 前半
12 ドイツ語テクストの講読 第3章 モードと奢侈 後半
13 グループディスカッション これまで読んできた内容についてグループディスカッションを通じて理解を深める
14 まとめと確認 全体のまとめと復習および確認小テスト

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