シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
ドイツ語圏芸術・文化概論 b/INTRODUCTION TO GERMAN ARTS AND CULTURE b
開講所属
/Course Offered by
外国語学部ドイツ語学科/FOREIGN LANGUAGES GERMAN
ターム・学期
/Term・Semester
2020年度/2020 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
木1/Thu 1
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
常石 史子

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
常石 史子 ドイツ語学科/GERMAN
授業の目的・内容
/Course Objectives
<目的> 
これからドイツ語圏の芸術・文化を学んでいこうと考えている学生のみなさんのために、芸術・文化史上の基本概念や、重要な文化事象についての知識を提供し、みなさん自身がそれをもとに、自らのテーマを選び、深めてゆくためのきっかけとすること。
<内容> 
秋学期は18世紀後半から20世紀前半の時期より12の思潮や様式を取り上げ、ドイツ語圏の芸術・文化、すなわち文学、哲学、音楽、絵画、彫刻、演劇、映画といった多岐にわたる諸分野の歴史を概観します。古典への回帰と革新への希求との間をはげしく往き来する、ドイツ語圏の芸術・文化のダイナミズムを感じてください。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
春学期に引き続き、Zoomを使用してリアルタイム・双方向のオンラインで行います。PowerPoint等で資料を提示しながら行い、映像資料を多用します。講義形式ではありますが、チャットやアンケートツールを活用しながら、できる限り双方向の授業を行いたいと考えています。
各回の授業の冒頭で、前回分の授業レポートに対するフィードバックを行います。
秋学期は授業終了後、録画を受講者全員に共有し、リアルタイムでなくオンデマンドでの授業参加も可とします。授業日の3日後(日曜日)の24時を提出期限とする授業レポートの提出をもって出席とみなします。
授業連絡および授業レポートの提出にはmanabaを使用します。
春学期、秋学期通して聴講することを前提に構成されています。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
事前学修:各回の授業の最後に、次回のために読んでおくべき文献や見ておくべき映像を指示します。
事後学修:授業レポート(400字程度)の提出。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
随時プリントを配布します。
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
増補 ドイツ文学案内
著者
/Author name
手塚富雄、神品芳夫
出版社/URL
/Publisher
岩波文庫別冊
ISBN
/ISBN
ISBN-10: 4003500032, ISBN-13: 978-4003500033
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
期限内の授業レポート(400字程度)提出をもって出席とみなします。10回以上の出席を評価の前提とします。
平常点(授業レポートの提出)100%(春学期と異なり、期末レポートは課しません)。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
ドイツ語圏の芸術・文化に関する概論的な知識、分野特有の思考・研究方法の基礎を習得し、分析を行い見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 期末レポートの講評およびガイダンス 春学期の期末レポートの講評を行う。講義の概要、進め方、評価方法などを把握する。
2 啓蒙主義 フランスを中心に発展した啓蒙思想の基本的な理念と、そのドイツ語圏における展開の特殊性について理解する。
3 シュトルム・ウント・ドラング 啓蒙主義に対する形で18世紀後半の戯曲に発し、文学全般のみならず他分野にも広く波及した思潮の特徴を理解する。
4 ロマン主義 (1) シュトルム・ウント・ドラングを引き継ぐ精神運動としてのロマン主義と、その芸術諸分野での展開について理解する。
5 ロマン主義 (2) シュトルム・ウント・ドラングを引き継ぐ精神運動としてのロマン主義と、その芸術諸分野での展開について理解する。
6 写実主義 19世紀における写実主義と、その芸術諸分野での展開について理解する。
7 世紀転換期とモデルネ さまざまな矛盾が噴出した世紀転換期における「モデルネ」(近代、近代芸術)について考える。
8 ウィーン分離派 世紀転換期におけるウィーンの思潮を代表するウィーン分離派(セセッション)について理解する。
9 装飾性批判 O.ワーグナー、ホフマン、ロースを中心とする装飾性批判の動向について理解する。
10 バウハウスとモダニズム建築 バウハウス運動と、モダニズム建築の歴史的意義について理解する。
11 1920年代のヴァイマル文化 (1) 政治や経済の混乱にも拘らず空前絶後の活況を呈した、1920年代の文化の諸相を理解する。
12 1920年代のヴァイマル文化 (2) 政治や経済の混乱にも拘らず空前絶後の活況を呈した、1920年代の文化の諸相を理解する。
13 ナチス政権と「頽廃芸術」 ナチス政権による芸術・文化の掌握までの流れについて理解する。
14 まとめ 質疑応答やディスカッションを通じて内容の理解を深める。

科目一覧へ戻る/Return to the Course List