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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
総合講座/JOINT LECTURE SERIES(COMPREHENSIVE COURSE OF LECTURES)
開講所属
/Course Offered by
外国語学部/FOREIGN LANGUAGES
ターム・学期
/Term・Semester
2020年度/2020 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
月3/Mon 3
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
永本 哲也

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
永本 哲也 ドイツ語学科/GERMAN
授業の目的・内容
/Course Objectives
 この講義の目的は、古代から近世のキリスト教思想に関する重要なテーマについて学ぶことです。キリスト教は、地中海東端のイスラエルで生まれ、地中海世界を中心に広がっていきました。中世にはヨーロッパも概ねキリスト教化されたため、キリスト教はヨーロッパ文化の重要な基盤一つだと言えます。この授業では、キリスト教が生まれた古代からヨーロッパに広がり定着した中世、宗教改革で深刻な宗派対立が起こったにかけてのキリスト教思想について学ぶことで、ヨーロッパの人々の基本的な考え方の一端に迫ろうと思います。その際、キリスト教教会の中で議論と対立をひき起こした重要なテーマを取り上げます。
 キリスト教思想は、多くの日本人にとっては理解しがたい、あるいは納得しにくい考え方を含んでいます。このような異質な思想を理解しようと努力することで、受講者は、異文化を理解する姿勢を身につけ、これから様々な文化的背景を持つ人々との間で結ぶ国際交流で役立てることができるでしょう。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
授業は、録音ファイル(mp3)とスライド(pdf)を配布するオンデマンド形式で行います。出席は、毎回のコメントペーパーの提出で確認します。毎回の授業冒頭に、前回授業の簡潔な復習と受講者からの質問に対する返答を行います。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
参考文献の該当個所を事前に精読しておいてください。また、授業中に配付するプリントを用いて、復習を行ってください。凡そ4時間分の学修時間になります。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
特になし。
毎回資料を配付する。
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
キリスト教思想史入門―歴史神学概説
著者
/Author name
A. E. マクグラス
出版社/URL
/Publisher
キリスト新聞社
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
宗教改革の思想
著者
/Author name
A. E. マクグラス
出版社/URL
/Publisher
教文館
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
キリスト教思想史1・2
著者
/Author name
フスト・ゴンサレス
出版社/URL
/Publisher
新教出版社
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
平常点(コメントペーパー提出):40%
期末レポート:60%
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
学科の専門領域を越えた総合的な知識を習得し、国際的・学際的視野をもって分析のうえ、見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 講義の概要 授業の目的、概要、成績評価などの説明を行います。
2 キリスト教の歴史 古代から中世までのキリスト教の歴史を概観します。
3 古代哲学とキリスト教 プラトン、アリストテレス、新プラトン主義の概要とキリスト教への影響を学びます。
4 アレイオス論争 4世紀に起こったアレイオス論争を中心とする古代キリスト論について学びます。
5 ネストリオス論争 5世紀に起こったネストリオス論争を中心に古代のキリスト論について学びます。
6 三位一体論 父、子、聖霊という三つの位格が一人の神を形成するという三位一体論が古代に形成されていった過程を学びます。
7 理性と信仰 中世のヨーロッパで、理性と信仰の関係がどのように論じられたかを学びます。
8 普遍と個 中世のヨーロッパの神学者が普遍と個の関係をどう論じたかを学びます。
9 神秘主義 中世後期のヨーロッパで発展した神秘主義的な思想について学びます。
10 カトリックの聖餐論 中世にカトリック神学者が聖餐についてどのように論じたかを学びます。
11 プロテスタントの聖餐 ルターなどのプロテスタント神学者の聖餐論を学びます。
12 全体のまとめ これまでの授業の内容をまとめます。
13 実施せず。 実施せず。
14 実施せず。 実施せず。

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