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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
交流文化論(トランスナショナル文化特殊講義(国際子ども人権論))/STUDIES IN TOURISM AND TRANSNATIONAL
開講所属
/Course Offered by
外国語学部/FOREIGN LANGUAGES
ターム・学期
/Term・Semester
2020年度/2020 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
金1/Fri 1
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
堀 芳枝

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
堀 芳枝 交流文化学科/TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES
授業の目的・内容
/Course Objectives
 世界では約1億7000万人の子どもが児童労働に従事している。こうした子どもたちが抱える問題やその背景を理解すると同時に、グローバリゼーションや私たちがどのようにかかわっているのかを理解する。また、問題を解決するために、国際機関やNGOの取り組みについて理解する。
 この授業を通じて、世界の子どもの問題について単に「かわいそう」というだけでなく、社会科学的に理解し説明できるようになります。また、「子どもの権利条約」を理解して、現状を分析し、解決方法について考えることができるようになります。また、国際社会の規範の変容における国連の役割、国家・社会の規範や政策の変容プロセスを理解し、説明することができるようになります。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
 昨年度トランスナショナル特殊講義(グローバリゼーションと子ども)を履修した学生は、再度履修することはできない。
   オンライン授業12回となったので、授業の順番が変更になります。映像を見せようとおもっていたところ中止します。初回の授業はPorta II に 授業方法などについてのお知らせを配布する予定です。学生さんの中にはまだパソコンをお持ちでない方、接続環境が悪い方もいるかもしれませんので、なるべく多くの学生さんが受講できるようにしていくつもりです。ただし、下記のテキストは使用しますので、DUOの通信販売やAmazon、古本でも結構です。ご利用ください。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
 テキストの指定された部分を事前に読んでおくこと、授業で示されるポイントに従って復習する。あるいは、授業で出された課題に取り組むこと
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
『国際関係のなかの子どもたち』
著者
/Author name
初瀬龍平・戸田真紀子・松田哲編
出版社
/Publisher
晃洋書房、2015年
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
大福帳15%、期末試験85%
関連科目
/Related Subjects
国際協力や平和構築、NGO・NPOに関連する授業
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
交流文化に関する各種分野について特定の専門知識を習得し、分析のうえ見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス 授業の流れと予習復習について説明する。また世界の子どものデータを参照しながら、国際社会における子どもを考える意義を考える テキストの序章と データコラムを予習し田植えで、授業後もよく復習しておくこと。
2 アジアの児童労働 児童労働とは何か。児童労働の現状と原因、対策について考える。 テキスト第1章を熟読し、授業を聞いたうえで復習しておくこと。
3 タイのストリートチルドレン ストリート・チルドレンとは何か。児童労働とはどう違うのかなど、定義をしたうえで、その現状とNGOの取り組みなどを学ぶ。 テキスト第2章を予習し、授業で質問された部分を復習の教材として使用すること。
4 途上国の女の子の問題 女子殺し、早婚、そのほか因習によって、「女の子だから」受ける様々な問題を考える。 女子と教育について、テキスト第4章を予習し、テキスト第3章の因習と女子教育について復習すること。
5 女性と子どものヒューマン・トラフィック Part I ※変更になります 国際犯罪ネットワークによって人身取引される女性子どもの実態を学ぶ。 テキスト第13章を予習すること。復習すること。
6 女性と子どものヒューマン・トラフィック Part I ※変更になります 国際犯罪ネットワークを撲滅するために、アメリカのICE(移民局)はどのような対応をしているのかを学ぶ。 アメリカのICEについて調べる。また授業後疑問に思った点について、文献などで調べること。
7 ヒューマン・トラフィック撲滅への取り組み 人身取引をめぐる国際機関、政府、NGOの取り組み、および今後の課題について学ぶ。 国際機関、政府、NGOの取り組みについて調べたうえで授業にのぞみ、授業で紹介された団体などについて、復習としてさらに調べること。
8 日本の子どもの貧困 日本の子どもの貧困の定義と実態、課題についてまとめること。 日本の子どもの貧困について書かれている新聞記事をチェックして疑問に思ったことをまとめる。授業でそれがわかったかどうかを振り返ること。
9 アフリカの子ども兵士 アフリカの子ども兵士の実態と平和構築のプロセスにおける子ども兵士の対応と課題を学ぶ。 テキスト第6章を熟読すること。DVD『ブラッド・ダイヤモンド』をみて復習すること。
10 イラク戦争と子どもたち 経済制裁は子どもたちにどのような影響を与えるのか。また、経済制裁をめぐる大国の意図と子どもたちの状況はどのような関係にあるのかを学ぶ。 テキスト第9章、および第7章を予習・復習すること。
11 国連の安全保障と子どもの保護 紛争に子どもが巻き込まれないように、国連の安全保障理事会はどのような役割を果たしているのかを学ぶ。 テキスト第11章を予習し、国連の安全保障理事会の役割と機能と子どもの人権について復習すること。
12 子どもの権利の実現に向けての国連の役割 1989年に国連で採択された子どもの権利の意義と意味、その効果のメカニズムを学ぶ。 事前に出された問いを調べておくこと。子どもの権利条約についてその意義と特徴を復習すること。
13 実施しません 実施しません
14 実施しません 実施しません。 最後にまとめを行うので、質問を用意すること。最後に授業で出された課題にもとづいて復習すること。

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