教員紹介

- 職名
- 教授
- 所属
- 外国語学部交流文化学科
- 最終学歴
- 一橋大学大学院法学研究科修士課程
- 学位
- 法学修士
- 学位を授与した機関
- 一橋大学
- 専門分野
- 民法、法学教育・法曹養成教育
- 研究室No.
- LS310
- 電話番号
- -
教員詳細
専門・研究テーマ
民法では、「知的財産権法と民法理論」に関心があり、知的財産権侵害に対する損害賠償、パブリシティ権などを研究しています。法学教育・法曹養成教育では、学習科学を始めとする教育学の知見を活用した効果的かつ効率的な法学教育方法について研究しています。特に、専門家養成教育の手法としての臨床法学教育の有効性に注目しているところです。また、最近では、法教育にも関心を広げています。
授業方針
活動的で、楽しく、分かりやすい、受講者が主体的・自立的に学習する授業を目指しています。そのために、担当するすべての授業で、一方的な講義は必要最小限にして、協同学習の技法を大幅に取り入れるとともに、PBLやLTD話し合い学習法などによるアクティブラーニング型の授業を実践しています。
自己紹介
見かけとは異なり、運動は苦手で、スポーツは見るばかりですが、サッカー好きは自負するところです。とりわけ、爆撃機ミュラー、皇帝ベッケンバウアー、左足の魔術師オベラーツの時代から、ドイツサッカーのファンです。2014年のブラジルW杯では、悲願の4度目の優勝を果たしましたが、2016年のフランス・ユーロでは、残念ながら地元フランスに敗れてしまいました。次のロシアW杯での連覇を期待しているところです。
座右の銘・好きな言葉
「今日、みんなでできたことは、明日は、一人でできる」(ヴィゴツキー) 学習は一人ではできません。私自身も学習者として、授業を通じてみなさんとともに、学習をしつづけていきたいと考えています。
私の薦める一冊
ピーター・ブラウンほか/依田卓巳訳『使える脳の鍛え方』(NTT出版)
ベネディクト・キャリー/花塚恵訳『脳が認める勉強法』(ダイヤモンド社)
人はどのようにして学習するのか、学習科学はそれをかなりの程度明らかにしています。効率よく、効果的に学習するためには、学習科学の知見に基づく学習法を用いるべきだと思います。上記2書は、その中で一般向けのものとしてお勧めします(どちらも読み物として面白いのですが、どちらかというと、前者の方が実践的です)。
学生へのメッセージ
教育の目的は、学生が自ら課題を発見し、それを解決するために、自ら学習していくことができるように支援することです。そしてそのことが、市民社会の構成員として自立した市民の育成につながると考えています。私の専門の民法は、「市民社会の基本法」と言われるのですが、みなさんには、そのような民法を自立的に学ぶことを通じて、自立した市民として成長していただきたいと願っています。