教員紹介

教員紹介

職名
教授
所属
外国語学部交流文化学科
最終学歴
立教大学大学院
学位
観光学博士
学位を授与した機関
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専門分野
文化人類学・観光研究・東南アジア地域研究(特にタイ)
研究室No.
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E-mail
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電話番号
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教員詳細

専門・研究テーマ

 私の研究テーマは、一言でいえば、「先住民と観光」です。先住民の人々が観光開発に巻き込まれる中で、彼(女)らはどのようにそれに応答し、交渉しているのか、あるいはしうるのか、それをフィールドワークによって明らかにするといったことに関心があります。そこではNGO、先住民運動、環境運動、エコツーリズム、コミュニティといったことがキーワードとなってきます。
これまでは、タイの山間部を中心に調査してきましたが、今後はフィールドを少し空間的に拡げていきたいと思っています。

授業方針

 「現場(フィールド)重視」の授業を心がけています。文化人類学の学問的実践は教室のなかでは完結しません。積極的に、大学の外にでて、現場(フィールド)で起こっていることを、自分の目で見て、考える、そんなコンセプトのもと、授業をしています。ただし、現場に行く前には、入念な文献調査をお忘れなく。

自己紹介

 私は、タイ北部の山地少数民族の人たちのあいだで、調査・研究してきました。大学院生時代に、タイに滞在していたときは、山地の村での住み込み調査のほか、ローカルNGOでインターンをしたり、バイクでタイの山々を走り回ったり、いろいろなことをしました。フィールドでは、大変なこともありましたが、しばらくタイを離れると、無償に山地での生活が恋しくなります。そんなわけで、今後もタイには通い続けることになりそうです。

私の薦める一冊

1冊を選べといわれると困りますが、開高健や熊谷達也、池澤夏樹の著作は、私の生き方に大きな影響を与えてくれています。

学生へのメッセージ

たくさん本を読んで、たくさん映画を見て、たくさん旅をしてください。