• HOME >
  • ニュース 2018年

全学共通カリキュラム新授業FSP(Future Skills Project)講座を紹介します

全学共通カリキュラム新授業FSP(Future Skills Project)講座を紹介します

 獨協大学は2018年秋学期、全学共通カリキュラム「現代社会2」(1年生対象)において、「FSP」という新授業を行いました。FSPはFuture Skills Program の略で、「社会で活躍できる人材をどのように育成すべきか」を目標とした講座です。この授業では、学生がグループディスカッションやプレゼンテーションを行いながら、チームを組んで課題を解決することにより、論理的思考力とコミュニケーション力を養成します。

 去る10月11日、アサヒ飲料株式会社 マーケティング本部健康戦略部の鈴木学担当部長を講師に迎え、授業が行われました。鈴木氏は、同社の販売実績を学生に示し「取扱商品の販売は対前年で大きく伸長した一方、競合する商品には圧倒的な差をつけられている」と、参考となるデータを示しながら現在の課題を説明しました。その上で、学生に「現状分析と課題抽出を行い、具体的な施策を立案し、経営会議にてプレゼンテーションを実施せよ」という課題を与えました。
 学生はチームで課題に取り組み、2週間後の10月25日に鈴木氏への一次提案、さらに3週間後の11月15日に最終提案を行いました。鈴木氏はプレゼンテーションを実施した学生に「目標(売上を2倍にする)達成に向けた施策について、その施策の有効性を深掘ることは必要だが、そもそも狙うべきターゲットに対して、どの施策が最も有効な打ち手なのかを定量的な分析を絡めて論じるべき」とコメントしました。

 この授業では、外部の社会人講師から学生に対して、仕事の現場で取り組まれている企画提案等の「リアルな課題」が与えられます。学生の発表には中身の欠落が予想されますが、その後も繰り返す失敗の中で「根本的な思考力」「専門性の必要性」に気づくことにより、学生が企業で生き抜く力を養うことが期待されます。
 授業を担当した野澤聡言語文化学科准教授は「授業後に学生たちが自分たちから居残りを申し出て熱心にミーティングしたり、時間外に自主的に集まって打ち合わせをしたり、学外調査に赴いたりして試行錯誤する姿勢に驚かされた。この授業ですぐに役に立つスキルが身に付くことはないかもしれないが、この授業を通じて自分の内にある『主体性』に気付いた学生は、大学で学ぶ姿勢が変わるに違いない」と、授業に手ごたえを感じていました。

    

獨協大学メインメニュー