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石井保雄法学部教授が第31回冲永賞を授賞しました

石井保雄法学部教授が第31回冲永賞を授賞しました

 石井保雄法学部教授の論文『わが国労働法学の生誕 ―戦前・戦時期の末弘厳太郎―』及び『戦前・戦中期における後藤清の社会法学 ―時代の伴走者の記録―』が、第31回冲永賞を授賞しました。表彰式は3月7日、ホテルオークラで開催されました。

 石井教授は、それぞれの論文で、末弘厳太郎氏、後藤清氏の法学的見解とその変遷を描き出し、戦前・戦中期の日本の労働法学がいかなるものであったかを明らかにしました。両論文によれば、末弘氏は、黎明期における労働法の理論を開拓した、いわば「日本の労働法学の創始者」です。また同じく後藤氏は、日本の労働法学界の将来を担うホープと期待された人物であり、『労働協約理論史』(1935 年)を皮切り多数の業績を挙げ、日本の労働法学の歴史に大きな足跡を残しました。

 ふたつの論文は、末弘氏・後藤氏の労働法学の歴史的軌跡を、その深部に立ち入って明らかにした貴重な業績であり、最近の労働法研究では、ほとんど他に例をみない独自性をもっていることなどが高く評価されました。

 なお、『わが国労働法学の生誕』は、獨協大学法学会刊『獨協法学』第96号、『戦前・戦中期における後藤清の社会法学』は、同第99号に収録されています。

【冲永賞について】
公益財団法人労働問題リサーチセンターにより、労働問題に関する図書・論文のうち、社会的に有意義、かつ優れたものが「冲永賞」として表彰されます。
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