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獨協大学外国語教育研究所が第5回シンポジウムを開催しました

獨協大学外国語教育研究所が第5回シンポジウムを開催しました

 2016年12月17日(土)、東棟101教室(E-101)において、獨協大学外国語教育研究所が第5回シンポジウム「かけ橋としての日本語教育 - Bridging the gap - 」を開催しました。当日は70名を超える来場者がありました。今回のシンポジウムには、教員や一般の参加者に加えて、学生の姿がこれまでよりも多く見られました。
 このシンポジウムでは、近年増加している外国人児童・生徒・学生と長期間海外で教育を受けた日本語を母語とする帰国生への日本語教育について、小・中・高・大および地域との連携と複言語を視野に入れて考えました。
 シンポジウムは、獨協大学国際教養学部言語文化学科の野原ゆかり准教授と、帝京大学帝京スタディーアブロードセンター日本語予備教育課程講師の宇津木奈美子氏による基調講演から始まりました。野原准教授は「大学における学生の多様化と日本語教育のありかた」というタイトルで大学生について、また宇津木氏は「日本語を母語としない子どもたちの現状」というタイトルで小学校から高校までの生徒について、母語教育とは異なる日本語教育について講演しました。
 基調講演に続いて実践報告が二つ行われました。はじめに、愛知県立知多郡東浦町立東浦中学校教諭で臨床心理士でもある蓑田英之氏から「多文化共生と日本語教育」というタイトルで、東浦中学校のグローバル教室(日本語適応指導教室)での日本語教育や生徒指導について日々の実践例を交えての発表がありました。続いて、啓明学園中学校・高等学校教諭の山下一枝氏から「子どもたちの言葉を支える」というタイトルで、創立以来多くの帰国生を受け入れてきた啓明学園ならではの国際学級での長年の日本語指導について実際の教材などを提示しながらの報告がなされました。
 休憩をはさんで、後半は質疑応答とディスカッションがなされました。休憩中に提出された質問紙に登壇者が答える形で進められ、また、フロアからも多くの質問がありました。学習者を大切に思う気持ちが「かけ橋」となって登壇者と参加者を結び付けた、一体感のあるシンポジウムとなりました。

    

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