Dokkyo LAW SCHOOL

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司法試験合格者の声

Y・Hさん
2005年 慶應義塾大学法学部卒業
2008年 獨協大学法科大学院修了
2008年 新司法試験合格

過疎地での独立というチャレンジ。

北海道浦河町は、札幌から車で3時間ほどの場所にある人口約14000人の町です。主産業は農業、畜農で、特にサラブレッドを育てている大規模農家があることで知られます。
2011年、私は弁護士会のひまわり基金の支援を受け、この町に法律事務所を開設しました。

弁護士になって2年目、社会人経験も2年目です。東京生まれの東京育ちの私にとって、過疎地での毎日は新鮮そのもの。2年間札幌で弁護士としての経験を積みましたが、独立をした今、経営の難しさと面白さを再確認する日々です。
たとえば、収支計算をはじめ、事務所の立地、看板の有無、お客様が来やすい事務所作りといったすべてに経営者としての判断が求められます。もちろん、弁護士としての仕事や勉強も欠かせません。毎日試行錯誤しつつとても充実しています。

日本の過疎地の多くは弁護士がいない、いわゆる「ゼロ地帯」です。しかし、人も企業もありますから、弁護士を必要とする事案は多数存在しています。先日も、地元の企業が商品開発をしたものの、類似商品がすでにあり、どう対応すべきかといった相談が寄せられました。相続や離婚、親権問題、刑事裁判の依頼もあります。しかし過疎地では、地域住民との関係構築がとても大切で、弁護士がいるというだけでは仕事がきません。

地域に暮らす人たちはまわりの目も気にします。こうした土地に来ると、獨協大学法科大学院が主張する地域密着型法曹の必要性を肌で感じます。獨協で経験した、地域密着をテーマにした講義や、少人数制の教育が思い出されますね。日本の地域には、弁護士に対する潜在的なニーズがあります。私は過疎地の悩みに応えられる弁護士になるために努力し続けます。

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