Dokkyo LAW SCHOOL

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司法試験合格者の声

I・Kさん
2007年 獨協大学法科大学院修了
2007年 司法試験合格

弁護士としての 価値を見い出したい。

私にとって弁護士とは、遠回りをして、探し歩いて行き着い た職業です。私は、大学を卒業してから、IT 企業で 2 年間、 民放テレビ局の報道局で 3 年間働き、将来について模索す る日々が続いていました。しかし、報道に携わる中で、一人 ひとりが抱えている問題を直接解決したいという思いを抱くよ うになり、弁護士という職業に強い興味を持ったのです。 獨協大学法科大学院を選んだのは、弁護士という職業の根 幹にあるべき人権擁護を大切に考える法科大学院に行きた いと考えた結果でした。実際入ってみて、市民派の教授や 准教授の先生方が多かったですし、北千住パブリック法律 事務所をはじめ提携先も豊富でした。社会的弱者のために 働いている弁護士の先生に出会い、現場を見ることで多く のことを学ぶことができました。

現在、弁護士になって3 年目になりましたが、様々な事件を 経験し、弁護士という職業の奥の深さを実感しています。弁 護士になり立てのころは、D V 被害者や多重債務者、被疑 者・被告人など、弱い立場にある人たちのために弁護活動 をすることが多かったです。しかし最近では、企業の代理人 となることも多く、単純な弱者対強者という枠組みにはおさ まらない事件も扱うようになっています。たとえば、ある企業 が契約に基づきお金を請求され、契約上は明らかに支払義 務があるけれども、様々な事情から支払いたくないというケー スでは、法律的に許される範囲で、どのような理論構成を構 築するかが求められます。このような争い方も、企業の利益 を守るうえでとても重要だと思っています。法律家としての客 観的な視点を維持しながら、常に依頼者のベネフィットを考 える必要があるのです。今は、こうした判断について学ぶ毎 日です。

人によって弁護士を目指すまでの道のりや、弁護士になって からの経験は様々ですが、確かに言えるのは、弁護士にな ることは手段にすぎないということです。弁護士になってから、 その人なりの価値を見いだすことが重要です。私も試行錯誤 しながら、付加価値のある分野を切り拓くための方法を模索 しています。成長に終わりはありません。だからこそ、やり がいのある仕事だと実感しています。

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