Dokkyo LAW SCHOOL

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研究科長メッセージ

確かな基礎教育と豊かな臨床法教育をつうじて地域に根ざした法律家を育てる

獨協大学大学院法務研究科長 野村武司

獨協大学大学院法務研究科長

野村武司

 法科大学院制度は、スタートして10年目を迎えますが、すでに変革期にあります。法曹に対するニーズや法曹人口に対する現実とそれに対する考え方の変化、それに伴う新司法試験合格者数の抑制と法曹志望者の減少、さらに、法科大学院の教育の質の問題などが課題として指摘されています。こうした中、法科大学院としても、状況の変化に応じた改革をそれぞれ迫られていることはいうまでもありません。

 獨協大学法科大学院は、「地域密着型法曹養成」を掲げて参りましたが、新たに、「確かな基礎教育と第一線の法曹に学ぶ豊かな臨床法教育」をコンセプトに掲げ、改めてその方向性を確認しております。

 法曹養成を担う法科大学院として、まずは、法曹の一歩を踏み出すための教育を優先的な課題と認識をして、「基礎教育」の充実を図っていきたいと考えております。また、本学法科大学院を修了した後、なお志し高く努力を続けている学生も視野に入れたサポート体制の充実も大切な役割であると考えております。

 また、獨協大学法科大学院は、他の法科大学院と比べて臨床法教育に力を入れているのが特徴です。特に、子どもの問題に焦点を当てた「地域と子どもリーガルサービスセンター」はこれまでにない試みとして社会的にも評価されており、他の法科大学院にはない豊富な活動を展開しています。刑事クリニックとともに、これからもこの問題でのリーダーシップを発揮していきたいと考えております。

 法科大学院制度は、法曹養成を、司法試験後の「司法修習」にとどめず、司法試験前の「教育」に連動させたことに意義があるといわれています。この意義を十分に踏まえ、地域貢献において実績を上げてきた法科大学院として、本当の意味で、地域に根ざし、豊かな人権感覚と国際性を備えた法曹を世に輩出することに寄与していく所存です。

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