第16回 未来に繋がれ!獨協魂!

 皆さんは「就職」についてどのように考えていますか?
就職活動を終えた大学生は「実際働いたらどのようなものだろうか」と大学卒業のその後を考え、不安を抱えていると思います。
また、就職活動中の学生は、志望する業界を絞っている人もいれば、迷っている人もいるでしょう。
そこで今回の学生記者magazineでは、大学生に将来の自分について考えるきっかけづくりがしたい!と考え、大学時代は国際協力を行うサークルの代表を務め、ウェブ業界のベンチャー企業で働かれている森田聖也さん(2016年言卒)にお話を伺ってきました。
卒業生の方とお話しする機会は滅多にないので、非常に有意義な時間を過ごせました。

森田 聖也さん
株式会社GENOVA(ジェノヴァ)

Q. まず、貴社がどのような活動を行っているのか、また森田さんの所属しているWEB制作部の業務内容に関して教えてください。

 弊社は歯科や整形外科、整骨院など病院のホームページを制作することを主とした業務を行っています。
また、私が所属しているWEB制作部では、相手側の会社の要望に沿ったホームページを作っています。病院を例に挙げると、小児科だったら子供が親しみやすいデザインにしたり、夜に診療が行われるところだったら色彩をモノトーンにしてみたり。時間や立地なども判断材料として制作を行っていますね。その後、デザインが決まった後はライターさんに文章をお願いし、最終チェック(クオリティーチェック)が行われた後にホームページとして掲載されます。受注から納品まで、2か月ほどかかります。

Q. 獨協大学は文系の大学ですが、情報系の学部が無いにも関わらず、どうしてウェブ業界に就職しようと考えたのですか?

 最初、ウェブ業界に興味は全く無かったのですが、友達に誘われたことをきっかけにクリエイターを養成する教室に入りました。そこで学んでいくうちに、ウェブは様々な業界に繋がっていることが分かり「ウェブを使った仕事がしたい!」と思うようになりました。就職活動の際は、この業界以外考えられなかったですね。

―なるほど。他の業界は考えず、ウェブで何かできないかと思い、IT業界を中心に就職を考えたということですね。

Q. 少し話題は変わりますが、貴社はベンチャー企業です。森田さん自身が感じた「ベンチャー企業の魅力」を教えてください。

 年齢に関係なく話し合うことができるところがベンチャー企業の良さだと思います。また、弊社に例えるとWEB制作にあたって病院の診療時間、診療内容などの営業背景を読み取る。といったお客様のニーズを柔軟に察知することですね。また、意見を言った際にすぐに会社全体に伝わるような「スピード」を大切にしているところもベンチャー企業の魅力の一つだと私は考えています。

Q. 次に、森田さんの学生時代についてお話を伺います。森田さんは大学ではどのような活動を行っていましたか?

 まず、私はHi-Five Projectという組織で代表を務めていました。Hi-Five Projectは、大学の食堂などに導入するヘルシーなメニューを考え、売り上げの一部をアフリカの子供たちに寄付するという活動です。以前、不定期で獨協大学の食堂にそのメニューを取り入れてもらっていました。健康面やコストを考慮していました。これをきっかけとして「食」について興味が深まりましたね。そのため、卒論も食と深く関係する「味覚」についての話題を取り上げました。また、この活動は獨協大学だけではなく全国で行われています。それぞれの大学で活動している学生が集まる集会には必ず参加するようにしていました。グループディスカッションや大きい会議では司会を務めたためか、大勢の人の前で話す機会でも緊張することがなくなりました。
また、バレーボールやフットサルのサークルに所属し、アルバイトは大学一年生の時に塾講師、その後は池袋のスペイン料理専門店で働いていました。色々なことをやっていたため、視野も広がりましたね。

Q. 大学生が企業に就職するには「就職活動」は避けても通れない道です。森田さんの就職活動に関して、覚えている範囲で教えてください。

 先ほども言いましたが、学生時代所属していた団体で人の前で話した経験を多く行っていたこともあり、集団面接の際は緊張せずに本番に臨むことができました。
また、就職活動は多くの場合、会社にエントリーをしてから順々に選考を行いますが、私の場合は「エントリー」ということはしませんでした。友達の紹介や、社会人の知り合いを通じて会社の選考に参加していましたね。学生時代のうちに、たくさんの人脈を作った経験が生きたのかもしれません。

Q. 就職活動を行う学生は、自分が本当にこの会社に向いているかどうか考え、企業選びを行います。森田さんは会社を選ぶ際に何か「基準」としているものはありましたか。

 私が企業を選ぶ基準は三つありました。
一つはデザイナーが多くいる会社。それによって、自分の実力も高められると考えたからです。二つ目は実績のある会社。WEB業界でいうとどれくらいの数のサイトを作ってきたかということになりますね。三つ目は意思決定の早い会社。意思決定の早い会社は成長するのも早いのではないかと考えたためです。以上のような基準を自分の中で決めていたため、会社選びが円滑に進んだと思います。

Q. では、最後に森田さんがこれから取り組んでいきたいことを教えてください。

 学生時代に行っていた、Hi-Five Projectの影響で食べ物に興味を持ったことをきっかけとして、将来は農業とウェブを組み合わせたビジネスを行っていきたいと考えています。
生産者に関する情報など、実際に食料を見ただけでは分からない詳細な情報を、ウェブを通して消費者の方々に伝えていくようなビジネスを行っていきたいです。 。

感想

 「このような進路選択の方法もあるのだ」と新鮮な発見をしました。学部に捕らわれず、好きなことを仕事にしたいという考え方が非常に面白いと感じました。
ウェブ業界に入ったきっかけが友達に誘われたクリエイター養成教室だという森田さん。 「興味を持ったことは、何事もやってみる」といった考えが、将来自分が本当に好きなことを見つける近道となるのかもしれません。

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