所長メッセージ

外国語教育研究所所長
岡田圭子

 2015年4月から外国語教育研究所所長を務めることになりました岡田圭子と申します。どうぞよろしくお願いいたします。「語学の獨協」にあって、外国語教育研究所は長く本学の外国語教育に貢献してきました。古くから獨協にいらっしゃる先生方にお聞きすると、獨協には創立当初から視聴覚語学教育センター (LLセンター) という組織があり、LL (Language Laboratory) を初めとする外国語教育のサポートを担当していたそうです。この組織が1982年に外国語教育研究所という名称に変わり、引き続き本学の外国語教育支援を行っていました。私は2003年に獨協大学に着任しましたが、外国語教育研究所(その頃は語研・語教研と呼ばれていました)には英独仏のみならずスペイン語などの外国語に通じたスタッフが多くおり、LL教室での教員サポート、録音スタジオを使っての教材作成、語学系図書や資料の収集および分析、現役の英語教員のための研修会、紀要の発行、外国語講座の開講など、多岐にわたる活動を行っていました。2003年は全学共通カリキュラムがスタートした年でもあり、私は当時5棟にあった外国語教育研究所に頻繁におじゃまして、授業の相談、リスニング科目での統一試験作成などでお世話になりました。職員の方々は本学学生の語学力を上げるにはどうしたらよいか、文献を集め、研究し、アイディアを出し合って、日々熱心に活動していました。

 2011年4月、学内の組織が改編され、外国語教育支援は「教育研究支援センター」の中に入りました。担当職員はこのセンターの教育支援課の所属となり、現在も活発な授業支援を行っています。そして外国語教育研究所は名称は変わらないものの内容を一新し、研究機関としての再スタートを切りました。天野貞祐記念館4階に置かれた新しい外国語教育研究所は、柿沼義孝初代所長の発案で、AMANO外国語研究所(AMANO研)という愛称で呼ばれるようになりました。私は柿沼所長の下で4年間、主任研究員を務めさせて頂きました。所長以下、研究員、特任助手のみなさんとのチームワークのおかげで、それぞれの研究を進めると同時に、学生・教員・地域の方々など、どなたにも参加して頂ける講演会やシンポジウムを実施することができました。この4年間に、外国語教育・応用言語学に関する非常に興味深い講演会をいくつか実施することができたこと、そして埼玉県内外で外国語を教える高等学校の先生方とのネットワーク構築を始めることができたのは大きな収穫でした。私は高等学校教員を13年あまり務め、大学教員としては16年目を迎えたところです。高大の教育現場を経験した者として、「高大連携」は喫緊の課題であり、もうひとつの課題である「複言語主義」と合わせて研究と実践を深めていきたいと強く思っています。

 研究員の先生方と力を合わせ、「語学の獨協」らしい外国語教育研究の発展のために努力いたします。なにとぞよろしくお願い申し上げます。

2015年4月 外国語教育研究所 岡田 圭子

プロフィール

岡田圭子

おかだけいこ

1958年 北海道生まれ
1981年 北海道大学文学部文学科言語学専攻課程卒業
1981〜1994年 北海道札幌平岸高等学校教員(英語)
1996年 オハイオ大学大学院言語学部修士課程修了 (Applied Linguistics/TESL)
1999年 カリフォルニア大学ロサンゼルス校 (UCLA) 応用言語学部博士課程単位取得 (Applied Linguistics)
1999〜2003年 北海道東海大学教育開発研究センター基礎教育系助教授
2003年 獨協大学外国語学部英語学科准教授、経済学部経済学科准教授を経て、現在、獨協大学経済学部経済学科教授
その他の教歴 UCLAアンダーソン・ビジネススクール(MBA課程)非常勤講師(日本語)
北海道大学言語文化部非常勤講師(英語)
和光大学非常勤講師(英語科教育法)
研究の分野 英語教育全般(カリキュラム開発、再導入教育、教材開発、教員養成、高大連携など)、第二言語習得
現在の仕事 全学共通カリキュラム英語科目担当、リーディング科目のコーディネーター
著書 ・『基礎から学ぶ英語科教育法』松柏社 2015年4月(共著)
・『アスリートたちの英語トレーニング術』岩波ジュニア新書
2011年(共著)
大学英語教科書 ・『Moving ahead in the 21st Century: 12 Forward-looking Companies 躍進する企業−時代を見抜くビジネスの先鋒』松柏社 2009年(共著)
・『リーディングから始める英語プレゼンテーション入門』アルク 2010年(共著)

高等学校検定教科書
(英語)
・『Compass コミュニケーション英語I, II, III』大修館書店 2013, 2014, 2015年(編集代表)
論文 ・『大規模英語プログラム運営におけるデータ活用と課題』「京都大学高等教育研究」20号、73-80頁、2015年
・“Adaptation of the CEFR to Remedial English Education in Japan.” Language Learning in Higher Education. Mouton de Gruyter 2013年(共著)
その他 ・文部科学省平成21〜23年度大学教育・学生支援推進事業【テーマA】大学教育推進プログラム採択事業 獨協大学「学士力育成に資するEGAP英語教育の充実」取組責任者
・NHKラジオ講座テキスト『リトル・チャロ2 チャロの質問コーナー』回答執筆 2010〜2012年
・埼玉県高等学校英語スピーチコンテスト審査委員長 2009・2010年

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